カウチブログ。

Everything is gonna be alright!!

翻訳につひて、其の弐

2008-04-22 02:43:12 | ウェブログ
ホンヤクよ、我が汝を如何に愛してゐるか
どうしたら皆にわかつてもらへるだらうか

汝のまへには我、寝食も忘れ
ただゝゞ忘我の果てへ
それと同時に我が全神経は
おまへを全きものとするべく
ナイフの如く?
いゑ、いゑ
あんどろめだ程におほきな
千の触手を持てる何かしらの怪物といふものが
仮にあつたとするならば、
まさにおまへに向きあふときの我は斯様な存在である
其の瞬間は―





完全に、最近の通勤電車での愛読書である
「中原中也詩集」に影響されていますね。
(しかも古語使いがかなりテキトウ)


何が言いたいかというと、


私に翻訳の仕事をさせやがれ・・・もとい
翻訳の仕事をさせてください、と。


私は翻訳を愛しているのだ。

それは、かつて営業マンであった私がその仕事の「水っぽさ」にヘキエキし
何か絶対手に「職」をつけてやると決意し、

あなたを。「翻訳」を、選び取ったときから。


今だって、相当忙しい日々だけど
プライベートでも、友人から出国手続きの法的書簡の翻訳や
職場の同僚から絵画の解説文の翻訳を頼まれると

ほぼ反射的にYesと答えてしまう。

例えるならば、それは
とてつもなく魅力的な理想の男性を目の前にしたときのごとく。
そのとき誰と一緒にいようが、
(=そのとき他にどんな仕事をしていようが、どれだけ忙しかろうが)
抗えないのだ。


私にはとても無理である。


(一部編集済)