笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

考えること

2009-01-22 22:56:15 | Weblog
 きょうの練習の中で、久しぶりにバウンドバックパスなどをした。ボールを持って3歩ほど進んでジャンプしてバウンドさせたボールをジャンプしてバックパスするなどの練習を3人一組で行った。今までは、時間を区切って、バックパスや180度ターンオーバー・パスやアンダー、次の人に返球した後にフェイントに入ることやアタックを打ってもらってレシーブをしたり、バラエティに富んだ練習である。それを時間で区切るのではなく、子ども達で自由にやらせてみた。すると、私が教えていない動きなどをしている子もいた。私が、そういうのもありだよとほめると、やったーと喜んでいた。それに刺激されて、どんどん子ども達のイメージは膨らんでいろいろな動きをしていた。そして、うまくいったときにはお互いハイタッチをしていた。こういうときに持っている技や道具を使ってほしいと思っている。
 私は、できるだけやらされる練習から自分達の発想で動けるような練習をしたいと思っている。そして、それを支えるのは指導者の声かけやほめること、認めることなのだと思う。

 きょうの練習で伝えたこと。それは、いろいろなことが適当になっているということ。例えば、モップがけでもどこにゴミがたまるか、何も考えないでただかけていたり、ボールやかごを片づける時にも機械的に片づけていることなどである。モップがけでは、後援会の人がここが一番たまるのよねえと体育館より引っ込んだところをモップがけをしてくれていた。また、ボールは寒気でボールの空気が抜けるので、暖かい部屋にしまわせてもらっている。しかし、それと一緒にかごまでも入れている。
 今の子ども達は、言われたこと、決まったことしかできない子どもになっていないだろうかとこの前から思っている。それが、プレーに表れていることが多いような気がする。いろいろな積み重ねがその人をかたち作り、その表現の一つとしてバレーのプレーもあると思う。
 子ども達を見ていて、いろいろなことができるようになってきている。できるけれどもレシーブをする、アタックを打つということだけで、セッターが気持ちよく上げられるようにとか相手コートの空いているところをねらうとかなどの一工夫というのか、考えたプレーをしてほしいと思う。そのためには私の指導がまだまだ徹底しないということでもある。言うのは簡単だが、そうさせるのが指導力なのだと思う。
 今度の土日が、6年生にとっては最後の大会である。6年生が納得の試合ができるよう明日の練習でしっかり準備をしたいと思う。日々努力。
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