笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

いろいろなポジション

2008-12-05 23:13:10 | Weblog
きょうの練習には中学生に来てもらった。前半は、中学生も一緒に自然体バレーのいろいろな動きをした。1年生は、昨年自然体バレーになじんでいるので、ある程度動けるが、2年生は初めてのことばかりなので、初めは動くことすらできなかった。しかし、徐々になれてきて動いていたが、どうも直線的で動きがかたかった。後半は、ゲームを行った。やはり中学生だけあって、パワーとスピードにはかなわなかった。それでも、随所にきらっと光るプレーが見られた。
 中学校の部活は6時までなので、親が迎えに来ているということで一人を除いて帰ったが、残った子はレフトに入ってもらって、チーム練習につきあってもらった。この子もアタックで悩んでいるので、集中して打ったことで何かをつかんだように思う。
 この前の練習試合以降、ポジションを固定化しない方が今のチームにとってはいいのではないかと思っている。それと、全員セッター、全員アタッカー、全員レシーバー、全員ブロッカーという視点でいろいろなポジションを経験しながら、プレーの幅を広げていってほしいということもある。すると、今まであまりセッターの経験のない子があげたクイックのトスがぴったりあったり、サーブカットが苦手な子をセンターにさせると積極的にあげていたり、セッターをさせていた子がアタックでブロックをねらって打ったりする場面がみられた。逆に、レシーブが上手でセンスのある子がセッターをさせると切り替えができずに戸惑っていたりと意外というのか、その子の課題を見ることもできた。
 同じポジションで集中的に鍛えるということも大事だと思う。しかし、レシーバーの子がセッターは楽しいと言ったり、レシーブやトスでうまくできない子どもも違うポジションで生き生きしているのをみると子ども達のモチベーションはあがっていると思う。
 将来的には一人一人の個性が際だってほしいと思うが、今はいろいろな経験をしていく過程だと思って、じっくり子ども達を育てていきたいと思っている。
コメント
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