浜名湖の金魚



季節の移り変わりに心弾ませ
高齢夫婦の日々を綴ります。

 

葬儀で春日部市へ

2017年06月07日 19時04分09秒 | 日記

昨日、春日部市に住む従妹の葬儀があり出かけました。

家族葬で執り行うということですが、是非にと押しかけました。

 金沢行きの『はくたか』にちょっとだけ乗る

血縁では従妹になりますが、親族の中では妹分になっています。私の家族は

戦中に沼津で奉職していた父が精神を病み、本家を頼ってここに戻りました。

戦後、離婚した父と二人で本家で10年ぐらい世話になった時、大人のいざこざに

挟まれていじけっ子になった私に、いつもやさしい声を掛けてくれたのが7歳上の

従妹でした。『姉ちゃあ~』はたまに帰省した時には我が家にも寄ってくれました。

12年前の父の葬儀の時には普通でしたが、それからしばらくして『アルツハイマー』を

患っていると聞きました。

4年前の本家の葬儀の時にはもう人の顔の見分けはできませんでした。ただ昔のままの

本家の建屋を見上げ「ああ、家だあ・・あそこで遊んだ、なつかしい~」と言ってました。

旦那さんが「徘徊に困りGPSを付けていた」と言ってましたが、

「ウチに帰る」と言って家を出て行った従妹はこの家を探していたのでしょうか?

娘さんが住む東京のお寺さんに納骨されるんでしょうが、私は手を合わせながら

道林寺(家の寺)の親の入っているお墓に遊びにおいでよと声を掛けました。

 やさしい笑顔はむかしのままです

 

 

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1 コメント

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Unknown (とり子)
2017-06-11 20:14:30
一番つらかった時に声をかけてくれた従妹さんは、恩人ですね。きっと周りにはいろいろな大人がいて、金魚さんは人を見抜く力がついたと思います。子供は、結構大人を正しく評価しているものです。お写真は、外国旅行のものかな、聡明な感じの方ですね。ご葬儀に行けて本当に良かったです。

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