半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

もうすぐお盆

2017年08月10日 | 自分の時間
台風の影響もあってか水曜日はとても暑かったですね。

今年は7月頭に暑さのピークが来ましたが、7月後半の梅雨明けとともに朝晩が涼しい日もあって「秋のようだね」なんて会話をすることもありました。しかし、またこの暑さ。体調管理だけは十分にして過ごして参りましょうね・

 さて、そろそろお盆です。お盆になると、この辺の田舎では家族揃ってお墓に提灯を持ってご先祖様をお迎えにいきます。

 私も初めて見た時は「何をしているんだろう?」と思いましたが、昔ながらの風習なんですね。
提灯を灯しながらご先祖様を家に連れて帰り、お盆の間は家で一緒に過ごしてもらいます。家には盆棚を作り、畑でとれた野菜を中心にお供えします。特に新盆がある時は、お寺の住職を呼んだり、親戚や故人に縁が深かった人がお見舞いに来てくれます。

 この前、おかげさま農場のメンバーが「うちの地域は120戸あるけど、新盆は1つだけで今年は少ないな」と言っていました。
新盆が少ないという感覚は私には無いのでちょっと驚いたのですが、地域に根ざして生きてきて、親族も同じ地域に沢山いて、また昔からの仲間も沢山いて、70歳近くとなるとそういった感じになるんだな~と思いました。

 高柳さんが良くこんな話をしてくれます。
「誰だかわからないけど、1000年以上前にこの辺りをとんでもない苦労をして開墾して田畑を作ってくれたから、ここに人が定住出来たんだ。そういった田んぼや畑をご先祖様が代々守って継いできてくれたから、今、俺らの代で使わせてもらっている。家だって150年ぐらいは住むのが普通だから、6世代ぐらいは使うわけだ。だから土地も家も次世代に渡していくもので、俺らのものなんてちっとも思ったことがない。ただ歴史の通過点でちょっと使わせてもらっているだけなんだよ。だからご先祖様に対して感謝の気持ちも湧くし、次世代に少しでもちゃんとした状態で引き継いでいこうと思う。こういった感覚は今の若い人や都会の人にはわからないだろ?」

 私もこういったお話は「お話」として聞いてきましたが、長年、ご一緒させて頂いていると、少しずつ実感がわいてきます。

 ご先祖様のことを思い、遠いご先祖様から命が繋がってきて自分の命があるということを考えると、生かして頂いていることへの感謝の気持ちが湧いてくる。これはちょっと前の日本人の生き方の根本、人生を通す1本の柱だったんだと思います。

 元気で生きているだけで素晴らしい。元気で生きていることこそが幸せ。
 
 今のような忙しい社会だからこそ、そんなことに思いを馳せることが出来るお盆は大切な伝統行事ですよね。
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