半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

続く乾燥日

2017年05月24日 | 農的体験・生活
暑い日が続いています。

昨年、一昨年と5月は上旬からカンカン照りで畑がカラっカラの乾燥で、「雨が欲しい」というのが農家みんなの思いでした。

風が吹くと畑の土が飛び、植えた苗も水不足で厳しい状況状況でしたが、今年の5月上旬は雨も少し降り、「今年は違うな」という感じでした。


しかし、中旬からは雨が降らなくなり真夏日続き

数年前までは、五月雨があったり、真夏日もこれほど無かったのですが、この3年ぐらいで「新緑の5月」というよりは「真夏日の多い5月」という感じになってしまいました


ということで、今は畑がカラッカラです

毎年、干ばつに強いと言われているサツマイモの苗を植えていますが、昨年は一部枯れあがってしまいました。

今年はどうなることか?また、かぼちゃも植えたのですが、水不足で干上がりそうです。
直播した種は発芽がしにくく、「あ~、雨が欲しい」という感じです。

とはいっても、恐らく梅雨に入ると長雨で、今度は「晴れが欲しい」となるんでしょうね。

昔は夏は夕立があり、3日に1回は畑が湿ったといいます。
ところが、ここ10年は「今年は異常だな」というのが農家さんの口癖になっています。

毎年「今年はおかしい」と言い続けた農家さんも、最近は「今年はおかしい」とは言わず、「もう千葉も亜熱帯地域だからな」とか「日本も異常気象が定着したな」と言うようになってきました。

5月からカラカラで梅雨が長引き、また夏はカラカラで、8月お盆明けからは1ヶ月ぐらいの長雨。

晴れと雨が適度に来ず、畑にひび割れが入るほど乾いて、今度は根腐れが起きるぐらい雨がずっと降る。

地球温暖化が叫ばれ始めたのが20年ぐらい前ですが、10年前ぐらいから外国で異常気象が多発し、また1つの国でもある地域は山火事や砂漠化が進むほどの乾燥、別の地域では大雨や洪水の被害が起きる、というのがニュースで流れ始めました。

そして、日本もおなじように大雨洪水による被害、観測史上最大の雪、など局所的な異常気象が頻繁に起きるようになりました。

地球規模で大きな循環の中で気候は変動してきましたが、その安定をもたらしていた「海」の海底の海流まで温度が変わってきたため、ついにその上の海流、そして風の温度や流れが変わり、局所的多発的異常気象があちこちで起きる状態になってしまったそうです。

原発もそうですが、「こんな地球になんでなっちゃったの?」と言われたら、それは私達大人の生き方が原因なわけです。

子供たちに顔向けできる生活、生き方に少しでもシフトしていきたいものですね。
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