全面閉鎖後と、この1週間 ②

会社の事務所が先週、移転になりました。
10キロも離れた場所なので
平日はスズメたちと遊べなくなりました。
先週日曜日の3日が最後だったので
中5日空いて昨日9日に公園に行ってきました。
これまでは年末年始やゴールデンウィークでさえ
間が3日空いたのが最高だったので
スズメたちが私のことを忘れてしまっているのではと
不安を抱えながらの訪問でした。

バスと電車を乗り継ぎ1時間半。
1回目の12時の回は
初めは少し反応が悪かったですが
すぐに以前と変わらない感じになりました。
2回目（16時）、3回目（17時35分）も同様です。
最後は遊具の多い東側の公園のグループで
すぐ近くに塒のある
ピーナツをねだる成鳥とパートナーが
帰ったのを見届けて終了。

今日10日は疲れが少したまっていたので
行くのはやめようと思っていましたが
今週末の土曜日は行けないので重い腰を上げて
何とか日の入り前に到着。
この時間だとスズメたちは私が来ることは予想してなく
集まるのに時間がかかりました。
北エリア南西端、西側を先に済ませて
最後は今日も遊具の多い東側の公園のグループ。
ピーナツをねだる成鳥は
先月くらいから私を見つけると小刻みに鳴きます。
一番近くまで来たのでコメを撒いた後
先にピーナツを上げ
それから他のスズメたちにも撒きました。
日の入り時刻になると皆、寝に帰っていきます。
最後まで残ったのは
今日もピーナツをねだる成鳥とパートナー。
やがて木の上の方の枝に移動し、しばらく留まった後に
1羽ずつ塒に入って行きました。
17時57分に終了。

9日のピーナツをねだる成鳥

全面閉鎖後と、この1週間 ①

いつもの公園・南エリアが立ち入り禁止になって
半年以上が経っていますが
この間もそれまでのように平日は毎日と
土・日は通常はいずれか、場合によっては両方の
週6日（7日）スズメたちと遊ぶのは
変わりませんでした。

公園閉鎖後はスズメたちの様子が
徐々に分かってきました。
遊具の多い東側の公園とその周辺のグループ
石塀があった場所の西側の横一帯に広がるグループ
そして北エリアの南西端のグループ
大きく分けて3グループに大別できます。
平日の場合は1日に3回
各グループにエサを上げに行きます。

東側のグループの中心メンバーは
ピーナツをねだる成鳥で
今でもたまにですが、手から食べます。
この成鳥は過去の写真を整理してみたところ
2年半以上の付き合いになるようです。
このグループには
さらに東側の鳥たちや南側の鳥たち
北エリアの南東端にいる鳥たちも加わります。

遊具の多い東側の公園とその周辺のグループ
（ピーナツをねだる成鳥とパートナー）

西側のグループは
石塀のすぐ裏の建物周辺にいる鳥たち
その南隣の建物に集まる鳥たち
さらに南エリア南端の木の上にいる鳥たちも
飛んできて加わります。
場合によっては北エリア南西端のグループや
東側のグループが来ることもあります。
南エリアは南北に長く100メートル以上あり
逆に東端から西端までは30メートル足らずです。
東側グループのピーナツをねだる成鳥が
ここで足元に来て手から食べたこともあります。

西側のグループのスズメたち

北エリア南西端のグループは
すぐ上の木の上か西側の建物にいる鳥たちです。
西側のグループにエサを上げていると
こちらのグループの半分くらいは
飛んできて一緒に食べているようなので
ここだけはエサを上げに行くのは
日の入り直前の1回だけにしています。

北エリア南西端のグループのスズメたち

遊具の多い東側の公園は
近くにマンションがあり住民がうるさいようなので
エサやりの場所は北側半分だけですが
西側のグループは周辺に住居が少ないので
何ヵ所かに分けて撒いています。
北エリア南西端はもともと範囲が狭いので
集中して上げることができます。
かつては北エリアのもっと北の部分にも
スズメたちの群がいましたが
最近ではあまり見かけなくなりました。
（つづく）

南エリア全面閉鎖の前に遊んできました

このところ週末は
いつもの公園には土・日のどちらか1日行くということが
通例となっています。
両方行くことも両方サボることもありましたが
それらは合わせて2割ほどです。
今週は久しぶりに土・日とも行ってきました。

4年ほど前から北エリアにはあまり寄らずに
南エリアが中心になっています。
北エリアはベンチなどで憩う人が多いほか
近所の住民たちの駅からの通り道にもなっているので
なかなかゆっくりとスズメたちと
遊ぶのは難しいのです。
南エリアも通路を行き交う人はありますが
公園の南側の住民は
駅のもうひとつの出口を使う人たちも多く
分散されるぶん人が少ないようです。
エサを撒いている石塀の所は
通路から10メートル離れているのも好都合なのです。

なぜ今週は土・日の両方通ったのかというと
その南エリアがリニューアルのため明日から半年以上
全面閉鎖になってしまうのです。
石塀は南エリアの北端近くにあるため
集まってくるスズメたちは
北エリアから、南エリアの南端から、
道路を渡って東側にある遊具の多い公園から、
石塀の後ろに当たる西側のビルからなど様々です。
集まるには絶好の場所なのです。

今日は午後3時半－3時45分と6時－6時半に石塀の所で
スズメたちと最後のお遊び。
間には北エリアに行ったり南エリア全体を歩いたりしました。

明日からはどこでスズメたちと遊べばいいのか
しばらくは観察しながら模索しないといけなくなります。
そんなこととは知らず
スズメたちは明日も空中から石塀の所に来てしまうと思うと
なんとも不憫でなりません。

ピーナツをねだる成鳥
2年ほど前からずっと通ってきているスズメ。
明るい時間帯は手からピーナツを食べていきます。

左側のピーナツ好き成鳥
このスズメも常連の1羽で、頭のてっぺんに特徴があります。

幼鳥
3日ほど前から、怖がらずに近くに来る幼鳥。
コメを撒くのを待っています。

水浴び
このところ水道水で水溜まりを作ってあげると
水浴びをしたり、水を飲んだりしています。

今年初めてのヒナ

今日の第1回目。12時に石塀の所に向かうと
いつもの公園・南エリアの入り口に
スズメが2羽、可愛い鳴き声とともに急いで飛んできました。
1羽は木の上に、もう1羽は足元の微妙な距離。
今年初めてのヒナを連れた親子スズメです。

そこではコメを少しだけ上げて石塀の所に移動。
集まったスズメたちにコメを撒いていると
親子スズメも移動してきていました。
しかし、この親スズメは私にあまり近づいて来れないようで
居たのは右側10メートルも離れた所。
しょうがないのでピーナツを何度も投げてあげました。
それを受け取った親スズメは
石塀の低くなった部分でヒナに口移しで食べさせていました。

今年初の親子スズメ







ピーナツをねだる成鳥も子育て中のようです。
1週間以上前から石塀に来てピーナツを銜えては
30メートルも離れた所で待つヒナに
何十往復もして届けては食べさせているようです。
今日は3回目の最後の回では
なかなか姿を見せませんでしたが
日没直前にようやく飛んできて
30秒間くらいピーナツを食べていました。
束の間の自分の時間だったようです。

ピーナツをねだる成鳥






小さな黒い子も毎日来ています。
毎回、滞在時間はそれほど長くはないですが
集中してピーナツとコメをたくさん食べていきます。
この子は子育てしている様子はありません。

小さな黒い子




左側石塀上の手から食べるスズメもすっかり常連です。
回数は少ないですが
このところ毎日顔を出しています。

左側石塀上の手から食べるスズメ

遊びに来る数は減った

春の訪れとともに
遊びに来るスズメたちの数はだいぶ減りました。

左足が折れ曲がったスズメは
右側石塀上でかなり強い部類になりましたが
4月11日を最後に来なくなりました。
たまに他のスズメとケンカをしたりしていたので
ケガでもしてどうかなってしまったか
それとも時期的に繁殖に関係があるのかもしれません。
後者だと良いのですが。

左足が折れ曲がったスズメ

代わってこのところ主役になっているのは
小さな黒い子です。
正面の足元近くにいることが多いですが
時々、右側石塀に上がってきます。
2ヵ月以上前から遊びに来ている子ですが
初めの頃はまだ私が怖かったせいか
あまり近くには来れないでいました。
ところが徐々に慣れてきたようで
今では正面30センチあたりでエサを待っています。
他のスズメにコメを撒いている時間が長いと
飛び上がって催促するまでになりました。

小さな黒い子

ピーナツをねだる成鳥は相変わらず
右側石塀上に来て手からピーナツを食べます。
この子は滞在時間が短く
集中して食べると
最後の一粒は銜えて飛んで行ってしまいます。

ピーナツをねだる成鳥

これまでは手から食べるスズメは
全て右側石塀に上がってきていましたが
左側にも現れました。
左側石塀上の手から食べるスズメは
素早く石塀に上がってくると
置いてあるコメをまたぐようにして
私のすぐ左横まで来て
ピーナツをくれるのをしばらく待っています。

左側石塀上の手から食べるスズメ

足元右側には少し丸い可愛い子が来ます。
2週間ほど前には
他のスズメがどこかに行った後にも
ただ1羽残って遊ぶようにして食べていました。
この足元の可愛い子は
幼鳥の時にも来ていたような気がします。
なんとなく見覚えがあります。

足元の可愛い子

 

春になってスズメたちも元気が出てきたようで
ケンカが絶えません。
石塀上では尾を立てて睨み合っているかと思うと
向こうでは取っ組み合い
別の所ではしつこく追っかけっこなどしています。

石塀上でのケンカ

ヒヨドリはその後も6、7羽来て
うち3羽ほどは手から食べるまでになりましたが
4月に入ってからは来ていません。
ハクセキレイも遊びに来なくなりました。
それだけ自然のエサが豊富になってきたということです。