俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

モロッコにいった話7(フナ・スリ・ヘナ…そんなアホナ・モロッコ3日目後半)

2013-10-25 00:05:28 | モロッコ旅行2013
前回までのあらすじ

前回、世界遺産に登録されている「エッサウィラ」という港町で観光をした一行。行きと同様、同じ道をただただ引き返しマラケシュまで帰ってきたのでした。

9月19日 現地時間 19:00

帰り道、ハサンが「明日から山を越えて砂漠にいくから買い物していくぞ」というので色々と寄り道。ハサンが友人から頼まれたものを買ったり、相も変わらず「酒だ」「酒だ」とのたまうMさんがビール6缶とワイン1本を買ってました。ハサンが「お前は飲まないのか?」というので「いや、僕はいいです」といったら「なんでだよ!?」というので「昔は毎日飲んでいたけど、仕事初めて飲む時間が無くなったのと仕事辞めてからは健康のためにやめた」と言ったら「お前は敬謙なムスリムだなぁ(笑」と言われました。

いや、僕の健康のためというのは別として外国でお酒飲むのってリスキーじゃないですか?
知らない土地で知らない酒をよく知らない人たちと飲むのはもう僕からすると命知らずの境地じゃないかって思うんですけど(汗。日本だったらどんなに飲もうと知った酒でどれぐらいいけるかっていうのと、知った道だからよほどでない限りは帰ることできるじゃないですか。異国の地で自分の身を守れるのは自分だけという考えがあるので、なかなか飲む気にはならない…。
(※ドイツでは散々飲んでいるわけですけど、あれはビールのためにドイツにいったから)

さて、ホテルに戻りハサンは「今晩、野暮用があるのでレストランに言っておくから自分たちで食べに行ってくれ」という突然の提案にびっくりしたものの、初日行ったレストランに自分たちだけで出かけることになりました。



20:30頃

夕食も食べ終え、前日ストライキで休みだったフナ広場の屋台を覗いてみることにしました。



すごいにぎやか。ザ・屋台。



まぁだいたいどの屋台も食べているものは一緒ですな。ケバブだったりタジンだったりエスカルゴだったり。
ただ客引きがもれなくめんどくさい…どうでもいい日本語で話しかけてくるだけでなくしつこい。これでもかこれでもかと小島よしおのネタをやってきたりするのでいい加減にしてほしい気持ちになる(現地人に対しても小島よしおに対しても)。



そういう客引きに「勘弁してくれ」とのけぞっているうちに、ひとさまのケツを触ってくる輩がいる。自分の意思とは関係なく自分の体に触られるのが非常に苦手(他人にマッサージされるとか肩もみされるとか全くダメ)な僕はもちろんのことお尻にも敏感である。「アッ―!」(違。

いやまぁ、普通にスリなんですけど、僕がうざい客引きにからまれている間にすろうとしていたんですが無理っすよ。僕、お尻敏感だし(違。だいたいデブの尻から物を取り出すって物理的に窮屈なんですよ。しかも、僕のケツポケットに入っている財布はもう財布じゃない(ご存知の方はご存じの緑色のぼろぼろの財布)ので、持ち主の自分ですら取り出しにくくて困る代物を持っていけるわけないじゃないですか。

そんでまぁケツ触られてるなぁと思って僕も手を後ろに回して誰かの手を握ったんですよ。「アッー!」(違。そしたら急に手がシュッと抜けて僕のわきをジャンパーを腕に巻いている中学生くらいの男子が走って消えていきました。でも走っていった子をずっと見ていたら阿呆みたいにこっち見返してくるからてっきり「アッー!」な展開なのかと思ったんですが、やっぱりスリ以外ありえないですね。

さてそんなくだらない話はさておき、広場ではいろんな大道芸が行われてます。写真を撮るともれなくチップをよこせとねだられます。ねだられてる写真1枚ありありますね。だいたいは音楽の演奏とかなんですけど、コブラ遣いとかもいます。





それと、なんかよくわからないけど小学生の男の子2人(6年生くらい4年生くらい)にボクシンググローブつけさせて、ただ殴り合いをするという芸もありました。それは芸なのか、パフォーマンスなのか、ショーなのか、そもそもエンターテイメント性があるのかという疑問が湧くのですが大の大人が20人くらいが見ているんですよ。取り仕切っている大人の男が一人いて「どうですか、お客さーーーん!」的なことを言っているんです…。試合と呼べるかどうかはさておき、内容もひどい。二人の体格差が圧倒的で6年生くらいの子が一方的なアウトボクシングを展開するのに対して、小さいほうが泣きながら特攻パンチをするという…すげぇよ、モロッコ!

ついでヘナ。僕は「ヘナ」を知りませんでした。なんかヘナ(ヘンナ)という植物を原料にした染料をつかって体にペイントを書くみたいですな。これ、僕は北インドの文化だと思っていたんですけど、アフリカでやるんですね。勉強になります。



いくらだったかなぁ、Mさんがいくらか聞く前にこのばっちゃんに強制的に書かれていたからあれなんですけど、なぜか僕がこのヘナ代を払ってんですけど、しっかり覚えていないんですが100ディルハムだった気がします…ちなみにレストランのサラダとメインディッシュとデザートで60~70ディルハムくらいですから、法外な値段だった記憶があります。

モロッコ マラケシュ・フナ広場でのヘナ


下書きもなくバンバン書いていくわけです。なんか小学校の給食の時間で出てきたミルメークみたいなチューブから黒いボンドみたいなやつが出てきてそれで書いているんですが、洗ってもそう簡単に落ちません。表面のボンドみたいなやつは落ちますが、模様がシミみたいに3日は確実に残ると思われます。



最後にフナ広場名物のオレンジジュースを飲んで帰りました。

<モロッコ旅行はHikali Safariで>

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