ベイエリア独身日本式サラリーマン生活

駐在で米国ベイエリアへやってきた独身日本式サラリーマンによる独身日本式サラリーマンのための日々の記録

Taylor Shellfish ファーム

2017-03-20 21:09:37 | 食事
 Taylor Shellfishファームは、ワシントン州シアトルにあるオイスター・バーだ。 水野晴夫の金曜ロードショーや、高島忠夫のゴールデン洋画劇場、さらには淀川長治の日曜洋画劇場で育った30代日本式独身サラリーマンは、オイスター・バーといえば名画ポリスアカデミーやポリスアカデミー2で衝撃を受けた‟ブルー・オイスター・バー”のような店を想像するかも知れない。そのようなお店はカストロ通りに足を運べば少なからずあるだろうが、筆者が思い描くオイスター・バーはなかなか見つからない。筆者が調べたベイ・エリアのオイスターバーは、一人で気軽に酒と牡蠣を楽しむ雰囲気というよりは単なるシーフード・レストランであるものが多く、一人で入店するには不安がある。しかしこのTaylor Shellfishファームは違った。 ベイエリアを飛び出し、シアトルまで行けば、気軽に牡蠣が楽しめることをここで諸氏に紹介しよう。



このお店の特長は以下の通りだ。ぜひ参考にしてもらいたい。


①牡蠣
牡蠣は古代ローマ時代から西洋人が生食していた非常に珍しい食材であり、日本人が生食を始めたのはその欧米文化の影響だという内容が、識者によりウィキペディアに投稿されていた。また、伊丹十三監督作品の『タンポポ』では、役所広司演じるヤクザ男が生ガキの殻で唇を切り、その血の滴が生牡蠣に落ちて広がる様子を見た海女の少女が、突如‟性”に目覚めるという衝撃的なシーンが撮られているとおり、ヒトの想像力を掻き立てる造形をしている。最近では、イラン人建築家の故ザハ氏の新国立競技場デザイン案を見た森元首相が、「生ガキがどろっとたれたみたい」と評したことも記憶に新しい。


②アクセス
筆者はシアトル市に詳しくないので、Taylor Shellfishのホームページを参照して欲しいが、I5線で東西に分断されたダウンタウン内の東側境界周辺にある。若者たちが集うエリアのようだ。


③Taylor Shellfishファーム
ホームページによればTaylor Shellfishファームはこの地で貝類の養殖を行っている会社であり、その会社がバーを開いているということであった。魚介の鮮度は抜群のはずだ。



④メニュー、楽しみ方
このお店はまさに筆者の想像する港町のオイスター・バーであり、感動した。飾らない、でも小洒落た内装の店のメニューは、生牡蠣の他には数種の海鮮おつまみだけでしかなく、ここで腹いっぱい食べるためのお店ではなく、あくまで酒と肴を愉しむバーになっている。7種類の生ガキは1個から注文でき、一人客でも様々な牡蠣を楽しめる。どの牡蠣もノドゴシやアトアジが微妙に異なっており、とにかく新鮮で旨い。牡蠣以外にもミル貝の刺身やエビカクテルなども美味美味で、酒がぐんぐんと進む。店員は皿から牡蠣がなくなるたびに笑顔で「おかわりオイスターは? 」と駆けつけてくれ、まるで椀子そばを食べているように牡蠣を食べられる。筆者は、「あ、もしかしてここは、極楽かな」と思った。



 お洒落シアトル市民はここで生牡蠣を前菜にワインを少しだけ飲んで、夜の町へと繰り出す。一方筆者はここで生牡蠣をしこたま食べてワインをがぶがぶ・・・すっかり酩酊してしまった。颯爽とオイスター・バーを出ていく若人グループの後に、『遅れまじ』と肥満体に鞭打って出かけようと試みたが、足もとがおぼつかなくなったのでホテルへ戻っておとなしく寝ました。ベイエリア日本式独身サラリーマン諸氏も、シアトルに倉庫の片付け等の業務で出張の際には、このTaylor Shellfishファームで酩酊してみてはどうでしょうか。
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