ベイエリア独身日本式サラリーマン生活

駐在で米国ベイエリアへやってきた独身日本式サラリーマンによる独身日本式サラリーマンのための日々の記録

ロシアン・ファミリー

2017-02-12 07:20:40 | 食事
 ロシアン・ファミリーは、レッドウッド・シティにあるロシア料理のお店だ。最近もクリミア半島で領土拡大を目論んだり、柴犬を受け取らなかったり、サイバーテロで他国の大統領選を操作したりとホットな話題を提供し、冷戦終結から30年が経とうとしている今でも何となくカーテンの存在を感じる超大国だが、美味い飯に美味い酒が好きなのは人類共通だ。モスクワでは空前の寿司ブームで、ベルリンの壁崩壊の記憶を微かに持っている30代ロシア式独身サラリーマン達も日本食を愉しんでいるようだから、ゴルビーのパイプライン大作戦で遊んだ我々30代日本式独身サラリーマン諸氏もロシア料理に舌鼓を打とうというのが今回の企画だ。


このお店の特長は以下のとおりだ。参考にしてもらいたい。


①立地・外観・内装
レッド・ウッドシティのブロードウェイ通りにあるお店だ。軒を連ねる他のお店と比べるとあまり目立たず、通り過ぎそうになるので、赤い木の実が描かれたガラス窓を目印にするといい。店の前はパティオになっており、天気の良い日などは外で飲食するのも気分がいいだろうが、シャイで孤独な諸氏は、大衆食堂的なこじんまりした店内の方が落ち着くはずだ。家庭的な店内には小洒落た酒瓶やマトリョーショカなどが飾られている。


②黒パン
まず黒パンとバターが出される。酸味の効いた黒パンをかじるとすぐにビールが欲しくなる。


③ビール
お店にはヴォッカやコニャックといった酔いどれロシアを代表する酒が売られているが、筆者にはその種の酒の嗜みがないのでビールを選択する。ビールの銘柄も豊富で、ドイツやベルギーなどの西欧ビールに加え、ロシア製のバルチカビールというものもあり、バルチカ№3やバルチカ№7と番号制で売られている。可愛いジョッキに入れてもらえるのも嬉しい。黒パンとビールの組み合わせで、ばかのイワンになったつもりで食事を始める。


④食事
食事は銀色の金属の器に乗って出される。注文すると基本的に、「ロシアのトラディショナルスタイルにする?」と聞かれるので、「トラディショナルでお願いします」という。トラディショナルなビーフストロガノフは牛の内臓からしっかりとスープをとったロシア式モツ煮込みであったし、ボルチーニ茸とチーズのソテーやピーマン肉詰めトマトソース煮込み、ロシア式キャベツ入りパイなどどれも美味で、2杯目以降はワインでもいい。モンゴル系の騎馬民族の侵略により伝わったであろうロシア式餃子はもちもちだ。しかしどれも一品の量が多いので一人では2品が限界だ。それでもグーグル等でメニュー写真を見ると魚介系料理や牛タン料理などがまだまだ載っていて、食欲がムクムクと沸き起こり、またロシアン・ファミリーに加わりたくなる。


⑤店員
ホールにはあごひげを蓄えた老父と中年女性の2人がおり、風貌も態度も我々が想像するロシア人にぴったりで安心感があるし、フレンドリーでメニューについて丁寧に教えてくれる。老父は「私の妻が作っている」と胸を張るが、キッチンにはメキシコ系の小さい男がちょこまか動いているだけで、老母は見たことがない。中年女性が奥さんなのかも知れないが、確認できていない。


 “ロシアは旨かった。”
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