混沌とした日々の記録。

いつまで続くか分からない日々の記録。読んだ本、観た映画、行った場所を忘れないように。

自分的新境地『トリツカレ男』いしいしんじ

2012-05-18 02:07:42 | 2012年の読書
お風呂の中で読破したこの本も、ひとやすみ書店の城下さんにオススメされたもの。

城下さんが感銘を受けた、スティーブ・ジョブズの、アメリカ・スタンフォード大学卒業式での祝賀スピーチで話した「点と点が繋がる話」を交えながら、熱心にオススメしてもらった本。

今はまだバラバラの点であっても、将来それが何らかの形で必ず繋がっていくと信じなくてはならない、という内容のスピーチ。

つまり、全ての経験に無駄はないということ。

この『トリツカレ男』は、城下さんが言うように、まさにそんなエピソード満載の話。

主人公のジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。
その名の通り、何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかりになってしまう!

オペラ

三段跳び

サングラス集め

潮干狩り

ハツカネズミ…などなど。

しかも、全てプロ級に極めちゃうからまたスゴい。

そんなジュゼッペは、ある日偶然にも寒い国からやってきた風船売りの少女・ペチカに恋をする。

しかしペチカの心には、固い固いシコリのようなものがあって、なかなか本当の笑顔を取り戻すことができない…

ジュゼッペは、そんなペチカの心をなんとか解きほぐそうと、自分の持っている技を総動員して奮闘する。

「トリツカレ男」が積み上げてきたプロ級の技を持って。

このストーリーは、一見「ピュアなラブストーリー」としてカテゴライズされそうだけど、個人的には、めちゃめちゃ熱い大人の恋の話だと思う。

舞台が、日本ではないし、時代設定もよく分からない。

今日、城下さんに「ファンタジー苦手で」って話をしたばかりだったけど、これは、舞台設定だけ見ると、完全ファンタジーやったね。
でも、なんだか抵抗なく、すんなり!入れた。

その世界観が、どこか童話っぽい雰囲気を醸し出しているんだけども、内容は、ピュアでありながら、繰り返すけども大人の恋の話。

だって、
ジュゼッペは、ペチカのためにどんなことだってやっちゃうんだもんね!

その男気に、まず感動した!

女の人は、ジュゼッペ風に想われたら、とても感激すると思うな〜

ジュゼッペの、どんなことからでもペチカを守ろう、人知れず助けようっていう気持ちが、とにかく熱い!

これがもし、普通に現実世界が舞台だと、ちょっとまたストーリーの魅力が半減するけど、
この特殊な世界観だからこそ、ジュゼッペのひたむきさが生きるんだと思われる。

またさー、
相棒のハツカネズミがナイスなキャラで、なんだかディズニーを彷彿とさせるようなコミカルな要素もあり。。

全体的に、平和で最後は甘いお話なんだけど、それだけじゃない!
本当に、ひとつの昔話を読んでいるような、ノスタルジックな気分になる、熱い恋の話。

余談ですが、
この話を読んでると、BUMP OF CHICKENの「リトルブレイバー」の歌詞を思い出さずにはいられませんでした!

♪愛する人のため、
できないことなんて、
一つでもあるかい?♪

のところ。まぁ、どうでもいいのですが…。

私、いしいしんじは初読み!
前に一度手にとったことはあるけど、結局読まずに返しちゃって…

今回、城下さんにオススメしてもらったおかげで、引き出しが増えました★

読者を選ぶ本じゃないと思う。
誰もが、サラリと読める本。

ただ、受け取り方は色々あるかな♪

私は、新鮮で面白かった!!!!
個人的新境地を開けたなー、って、城下さんに感謝だね\(^o^)/

「トリツカレ男」が、最終的にトリツカレてやまないものが一体何なのか、ぜひともお確かめ頂きたい♪

あとね
最後の章がニクかったかな★

巧いな〜って
ニヤってなっちゃうw
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僕は本を開いてそれをする『図書館の神様』瀬尾まいこ

2012-05-17 20:36:30 | 2012年の読書
今日、街にある『ひとやすみ書店』へ遊びに行きました。

前にカメラのWSで教えてもらった、予約制の古本屋さんです。

入り口が素敵でしょ?



中には、嬉しい嬉しい、こんなおもてなし心が☆



今日は、ここの店主である城下さんに『図書館の神様』瀬尾まいこをオススメして頂いて、「じゃあ、読んでみよう!」とゲットしてきました〜
ちなみに、いしいしんじの『トリツカレ男』も併せて購入。それで、なんと700円!
おトクです。

知っている人は知ってるでしょうが、
私は瀬尾まいこ敬遠してきました・・・

(あと、西加奈子とかね)

「絶対、生ぬるいに違いない!」と決め付けていたし、もっと言うと、私は「読書は旅だ」というより「ありえない人生を擬似体験したい」という想いの方が強いくて。
どうせならば「えぐい」「ひどい」「ぐろい」「きつい」「苦しい」「悲しい」・・・などなど、そんな黒い本に浸りたい!という欲求が強くって。

だからこそ、避けてきた瀬尾まいこ。

でもね、本好きの人に熱く薦められる本に間違いはないはず!と、本日デビューしてみることにしたのです。

しかし、まぁ2003年出版の本だから、読んでいる人はもうたくさんいることでしょう。
だから、あえてあらすじは語りません。

というか、あらすじを語っても「おもしろそう」とは感じてもらえないかもしれん。
なぜならば、
この物語の魅力は、行間にある。というか、
物語が放っている雰囲気が、他にない類のものだなぁと感じました。

主人公は、高校講師の清(22)
もともと、正直でまっすぐで間違ったことは許せない、部活であるバレーボールにおいては自分にも他人にも厳しい性格だった清。
それが、高校時代のある事件をもとに、正反対の人間になってしまう。

大人になった清は、不倫にのめりこみ、仕事に対しても本気になれない。
ある意味、諦めて、開き直っちゃった、って感じの人。

そんな彼女が、高校講師となって、ひょんなことから文芸部の顧問になるところから、物語はいよいよ始まってゆく。

なんでしょうね、この本を読み終えたとき

「前にも同じような読了感を感じた本があったな・・・」と思い、なんだっけなんだっけ・・・・と考えていて、やっと思い出したのが、宮下奈都の『スコーレNo4』!!

というのはね、
この本の中に出てくる登場人物のセリフや想いが、いちいち素敵なんだな。

あとから書こうと思って、読みながら「いいね!」と感じたところにペーパーナプキンを挟んでおいたので、今からその部分を紹介します。



まず、p43。
清の弟である拓実のセリフ。

「きっぱりさっぱるするのは楽じゃん、そうしていれば正しいって思えるし、実際間違いを起こさない。だけどさ、正しいことが全てじゃないし、姉ちゃんが正しいって思うことが、いつの世の中の正しさと一致するわけではないからね」

・・・うーん!弟、すごいなぁ。こんなこと弟(いないけど)に言われたら、縮こまっちゃいそう。でも、真理。

えーと、次がp73。清の心情描写。

「人は実はいつも語りたがっている。自分の中のものを表に出す作業はきっと気持ちがいいのだ」

のところ。私も、そう思います。

次、p87の、垣内くんのセリフ。

「面白くなろう、楽しくしよう。そう思ってるんだけど、そう思えば思うほど、僕はだんだんつまらない人になってしまう」・・・

そんなことないよ、あなたは素敵です。と垣内くんに伝えてあげたくなる一言。
でも、そうですね。自分のそういう無意識に近い強制的な「自分の理想」を意識しすぎると、どんどん狭まってしまうというか。

それを、高校3年生の垣内くんが言うんだから。すごい一文。垣内くんに言わせる瀬尾さんがニクい。これ、他の登場人物が言っても響かない!

次も、そんな垣内くんが書いた詩の一節。p99です。

「雨って、昔自分が流した涙かもしれない。心が弱くなった時に、その流しておいた涙が、僕たちを慰めるために、雨になって僕たちを濡らしているんだよ」

これは・・・・・気障すぎて思わずしびれてしまったwww

そして、最後!

p159の、垣内くんの“演説”

「きっと、城下さんはココでしびれたに違いない・・・」と思いながら読みました。
全部は書かないけど、垣内くんがね、最後に

「僕は本を開いてそれをする」

って、宣言するんです。

その宣言がかっこよすぎるのは勿論、

「それ」っていうのが、良い表現やなぁぁぁぁと、うっとりした。

なんか、言葉の魅力を感じさせる一文で、シンプルなのに、響くものがあった。

読む人には、ここを味わって欲しいかな。

特に「ここがめっちゃ感動する」ってわけじゃないんだけども、

少しずつ物語が動いていくうちに(つまり、清を中心とした登場人物の心情に変化が起こっていくうちに)、じわじわと色んな感動要素が積み重なっていって、最後の最後で、なんとも言えない興奮と感激を感じることができる、と言えばいいのかどうか・・・

しかし、物語はずっと静か。
しかし、すごーく熱い青春小説。

「文芸部」からも「図書館」からも「川端康成」からも「夏目漱石」からも、熱血要素満載の青春を想像することはできんし、むしろ“対極”にあるものだけど、だからこそ、コントラストが生きるんだろうね、と思う。

色々書いたけど、
垣内くんの言う「それ」こそが、この物語の全てだと思います。

「それ」が何なのか、ぜひぜひ読んでみて下さい!

瀬尾まいこ、これから読み漁ってみよ〜っと☆



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生き方小説『私の中の男の子』山崎ナオコーラ

2012-05-03 01:37:16 | 2012年の読書
ナオコーラ、新刊2月に出ていたようで、完全にチェック漏れだったこの本。

今回もナオコーラ節炸裂というか、作家名伏せて読まされたとしても、ナオコーラが書いた小説だと絶対分かる。

それぐらい、
ナオコーラ色が強め。



まず、主人公・雪村が、ナオコーラが書く「女の子」だな…という印象。
そして、文体のリズム(一文がわりと短い)や、会話のテンポがナオコーラっぽい。

だから、ハナから「ナオコーラ好きです!」って人は、すんなり入れる作風だと思われる。

逆に、初めて手に取った人は
「結局、なんかよくわからん…」となりそうな…。

この話、
「社会で働き、世界を生きるすべての女性に届けたい、生き方小説!」らしい、帯いわく。

主人公は、雪村♀
19歳で小説家デビューするまで、自分には「性がない」という前提で生きてきた…にも関わらず、デビューしたとたんに「女性作家」とカテゴライズされてしまうことに違和感を感じる。

物語は、こういうスタートです。

雪村は、自分の女性性の中に、どうしても「男」を感じてしまう。
それは「男になりたい」とか、そういう願望ではなくて、ただ、考え方や、理想を含め、イメージする生き方が「男っぽい」ってことなんかな、と。

うーんw
うまく説明できないな〜

と言うのも、
雪村は、話の中で、恋愛もしてるし、お洒落もしていて、しかもフリルの服とか着て。
それなりに「女性であること」を謳歌しているように見える一面もある。

ただ、最終的に雪村は「女性であること」に限界を感じ、ある行動に出ることになる。

読んでいて「ヒーッ…」って感じだったな〜…

ストーリーをこれ以上語ると、もはや意味不明なイメージを植え付けてしまいそうだから、やめようw

気になる人は、読んでみて!
お貸しします。

あ、
ただ、ストーリーよりは、登場人物のセリフだとか考え方のほうが楽しめると思う。

ナオコーラは、やっぱり文章、言葉に独特のセンスがある。

ちょっと意味分かんない感を醸し出しながら、でも、なんとなく言いたいことが伝わってくる感じ。

雪村が、はじめてひとりで行ったbarで「男の人の味がするお酒はありますか?」ってバーテンダーにオーダーするシーンが印象的だった。

他にも、思わず二度読みするセリフがたくさん。

話を整理するためにも、再読もありかな〜と、読み終わって思いました。
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BUMP OF CHICKEN 2012 TOUR 「GOLD GLIDER TOUR」 @大阪城ホール

2012-05-02 01:08:33 | 旅行
4/23〜神戸・大阪に行ってきたんですけど、目的はBUMPのライブ。
1月のライブハウスツアーから約3ヶ月ぶり!

アリーナは、3年前に福岡マリンメッセ以来。
しかし、ライブハウスのあとだから、アリーナは音も悪いやろうし、とある程度割り切ってはいたものの・・・

大阪城ホールに到着して・・・



目の前の光景に大興奮ー!



ライブきたー!って実感わく瞬間。。

今回は初のツアートラックが。
ファンが取り囲んでいて、写りこみ激しいけど、しつこいぐらいに撮影。









今回、グッズは見送り。
6月にもマリンメッセに行くので、そのときのお楽しみにすることに。
人、多かったし・・・

18:00開場だったけど、なかなか入れず、そわそわ。
私たちはMブロックだたので、最後方。
まぁ、チケット当たっただけでありがたいとけど、中に入ったら本当に後ろすぎてちょっとがっくし・・・

でもこれが、のちのち超HAPPY!な出来事に結びつくとはこのときはつゆ知らず・・・

そして19:00少しすぎて、ついに開演〜〜!

セットリストは、


1.三ツ星カルテット

2.宇宙飛行士への手紙

3.分別奮闘記

4.ゼロ

5.Stage of the ground

6.友達の唄

7.Smile

8.グッドラック

9.ハルジオン

10.車輪の唄

11.sailing day

12.星の鳥

13.メーデー

14.イノセント

15.supernova

16.beautiful glider

17.カルマ

18.天体観測
—————————————-

アンコール

19.リトルブレイバー

20.ダイヤモンド


もう、ずっと号泣しっぱなしで、
改めて生きていてよかったーって実感。

「遠いな・・・」と思っていたけど、ライブ始まると関係ないぐたい盛り上がったしー!
それに途中、サプライズで私たちの席付近で2曲唄ってくれたしー!!!
もう死んでもよかったーあのとき!
それぐらい、興奮♪

あっという間の3時間やったけど、本当にもう感無量、最高の夜^^

最後には恒例の全員集合写真を撮影。






このブログを読んでくれている人の中に数人BUMPファンがいますけど、皆福岡チケット取れたようで、本当よかったよかった☆

私は、代々木にも行こうかなーと思っているので、もし一緒に行きたい人いたら声かけてくださー(^^)♪

さー!6月のマリンメッセまで、楽しみにしておこー!!!
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有田陶器市に行ってきました!

2012-05-01 23:54:02 | 買い物
今日から5月です。
4月は、あっという間だったな〜
カメラ生活を満喫し、
旅行に行き、ライブにも行き・・・
遊んでばっかだったような気がしないでもないけど、ちゃんと仕事もしていた!(はず)

そんな毎日だったから、4月は全くブログ更新しておらす。
facebookで通じている友達には近況報告できてたけど、その他、遠くの友達には「何かあった?」と心配をかけてしまい、申し訳ないw
ただ、遊んでいただけ!!

なんで、今日から心を入れ替えます!

てか、そもそも読書ブログなのに、最近全然本読んでないから書けない!
積ん読本ばかりです。

なので、今日は、他ネタでいきます。新しい月になったことだし!

今日は、有田陶器市に連れてってもらいましたー
初!

「陶器が好きなの?」って聞かれたけど、ってよりは、今陶芸教室でマグカップを作っているので、色々参考にしようという思いのほうが強かった。

で、有田に到着後、すぐに「有田名物焼きカレー」を堪能。



店員さんに「ちょっと多いかもねー」と心配されたけど、全く問題なかったw

ででで!

有田駅周辺の窯元が一斉に道なりに焼き物をお披露目している光景は圧巻!
4キロの道を、キョロキョロしながら歩きまわり・・・

しばらくは気に入るものがなく、手ぶらで帰る可能性もあるんかな・・・と思っていた矢先、どことなくお洒落〜な焼き物がちらほら・・・



どうやら、若手陶芸作家の作品は、道の奥に集中している様子。
少し、値段が張るけれど、だんだんとテンションも上がり・・・!





(カメラの設定がセピアになっていて、せっかくの色が台無し!)

私も、一輪挿しと、お香立てと、お茶碗を買いました☆

一輪挿しとお香立ては
創作工房 橘窯」というお店で、すぐに気にいったので即決。

それが、これです!



そして、お茶碗は、これ!



残念ながら、窯元を記憶しておらず・・・・・。

有田では有名な窯元だったみたいで、他にも素敵な焼き物がたくさんありました。
私は、どうしても「たまごかけご飯」が美味しそうに見えるお茶碗が欲しくて、これに決めましたw

1800円が900円!やすーい!

私は、この3点の購入でしたが、お連れ様は・・・



すごーい量!帰りは雨の中、頑張って持ち帰っていました(^^)

四角い皿が、可愛かったです。
これは「北川美宣窯」という窯元で、他にも惹かれる焼き物が多数ありましたー!



そんな感じで、あっという間に帰る時間に。
後ろ髪引かれる思いで、長崎へ帰りました☆

私は購入数少なかったけど、自分が造る陶芸の参考になるものがたくさんあったので、ダブルで満足!

初めて行ったけど、とても楽しかったです♪
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シシ肉♪

2012-04-15 08:24:21 | 陶芸
昨日、陶芸の先生から、イノシシのお肉を頂きました\(^o^)/

猟友会の方がしとめたイノシシを、先生が解体し、さばき、機械でスライスしたそうです。

イノシシのお肉というと、顔をしかめる人もいるかもしれませんが、うちは父親が好きで、前にブロックで購入していたこともあり、抵抗は全くありませんでした。

しかも、
先生がこんなに綺麗にお肉屋さんみたいに用意してくれて感激でした★



ロースです。

もっとゴツゴツな感じでくるのかなーと思っていたので…

まさかこんなに赤身が綺麗だとは。

量が多かったら、Mさんちでイノシシ肉パーティーでもしようと勝手に思ってたんだけど、今回は大人数分ないから断念。
勝手に心の中で企画してただけけどw


シシ鍋か、すき焼きか…(^q^)
楽しみ★

肝心の陶芸は、前回の湯呑みを焼いているので、その間に新たにマグカップを作成中o(^o^)o



中まで綺麗にしてきた(^.^)



陶芸、楽しくてあっという間に時間が過ぎていく(^o^)
次回は湯呑みが焼き上がってくるので、それもまた楽しみ★
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人間の脆さと怖さを書いた群像小説『結婚』井上荒野

2012-04-15 02:28:26 | 2012年の読書
井上荒野『結婚』読了。

長編かと思いきや、次々に話の中心人物が変わっていく群像小説でした。

この『結婚』は、父・井上光晴が昔に書いた同名小説のオマージュらしい。
でも、あくまでもオマージュだから、内容は全然違うみたい。
父のほう、読んでないけど。

この話は、結婚は結婚でも「結婚詐欺」の話です。ずーんw

詐欺にあうのは、塾の事務員やクラブシンガー、OLなどなどの女たち。
それに対し、詐欺を働くのは、宝石鑑定士の古海健児と、相方の千石るり。

生活や人生に対する物足りなさを感じながら日々を暮らす女たち。
そんな彼女らを虜にし、瞬く間に多額の金銭をまきあげていく古海。

だまされた、と気づいたときにはもう、古海は女の前から消え去っている。

なんというか、
現実に満足できない人間の脆さと、そんな脆さを手玉にとって、つけこんで私欲のために、普通の人間を装い生きていく人間の怖さを垣間見ることができる内容。

10章を、色んな人間の視点から絡めとり、最後は点と点がすべてつながり、線になる仕掛け。
いやいや、なかなか面白かった。

どこか『潤一』に似てる気がしないでもない…。
前作が怖かったから、今回はまだサラサラ読めた気がする。

光晴さんの『結婚』も、ぜひ読んでみたい!\(^o^)/


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ドラクエ展に行きましたー!2

2012-04-13 22:48:08 | 日記
壁面パネルには、ゲームの名場面がずらり。



復活の呪文w



昔、兄がメモりまくっていた記憶があります。

2階は、鳥山明の原画展!
残念ながら撮影禁止。

Kさん超テンションあがってました!

「ガンガンいこうぜ」だね〜〜とか言いつつwww

※分からない人ごめんなさい。

3階は、竜王の間。



これだけじゃないよ!

ここでは「勇者コスプレ」が体験できるコーナーで、最初Oさん共にコスプレする気満々だったのが、すでになりきっている人たちを見て、萎えてしまったという…w

その上の階には、初代ドラクエから9のDSまでがずらりと並んだ体験コーナーが。。



ちょっとだけやりましたq(^-^q)

結構長いこといたもんだから、すっかり喉が乾いて、特設カフェへ。



これ、ただのジュースじゃない。
なんと、
「かえんのいき」赤
「こごえるふぶき」青
なんだなー!w

まずかった〜
これで500G。

そうそう、
カフェのおじさんが「お会計500ゴールドになります」って世界観演出してんのがウケたw

その後、ルイーダの酒場をモチーフにした別のカフェへ行き、

マドハンドカレーwやら



スライムラテ、ホイミティーなどをオーダーwww



KさんとOさんは、ロトの紋章が刻印されたロトサンドを食べてました。

なかなか美味しかったです、これは。

そんな感じで、雨もすっかり止み、ハウステンボスを超満喫した1日となりました\(^o^)/

12月発売のドラクエ10がすっっっごく欲しくなってしまった(;つД`)

きっとHちゃんもお疲れだったことでしょうw


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ドラクエ展に行きましたー!1

2012-04-13 18:25:22 | 日記
11日水曜日、あの暴風雨の中、Kさんと、11ヶ月のHちゃん、Kさんのお友だちのOさんと「ハウステンボス」に行きました!

目的は「ドラゴンクエスト展」!



「こんな機会は人生に一度だよ!」とKさんの熱い誘いを受け、やって来た次第です。

ハウステンボスは、チューリップも満開で、雨は降っていたけど、なかなかいい感じ(☆∀☆)



到着してすぐにハウステンボス美術館を目指し、ついに会場到着!



玄関には天空の剣と王者の剣が!!



入り口でテンションがあがる私たち。

中は広々としていて、



1階「勇者の間」では

モンスターがうようよ。



「K さん、ゴーレムと並んでー(^q^)写真撮ってあげるー!」とか、そんな話ばっかしてました。

※分からない人ごめんなさい。

「勇者の間」だけあって、フロアには初期ドラクエから、9の「星空の守り人」まで、解説パネルがずらり。



↑5のパネルの前では
「誰と結婚するか超悩んだよね」
「こどもの髪の色とか超気にしたよね
」とかそんな話ばっかしてました。
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徹夜覚悟『モンスターU子の嘘』越智月子

2012-04-07 23:00:08 | 2012年の読書
男も女も、なぜ、この女に騙されるのか。
昭和63年。ゲーム機賭博で数億円の荒稼ぎをしていた赤坂の喫茶店経営・石山詩子が、常習賭博の現行犯で逮捕された。 
 フリーライターの蒲田は拘置所で詩子と面会する。旧友で亡くなった刑事の寺本から「あの人のことを頼む」と懇願されていた。家庭を壊し、刑事という立場も顧みずして死の直前まで意識野にのぼらせ続けた女は、一方、寺本のことなどまったく意に介す様子を見せなかった。
 腑に落ちない蒲田は詩子の娘で小学生の音子に会い「自分の本当の父親を探してくれ」と依頼される。
 巻き込まれるように蒲田は各界の大物たちと会う羽目になり、詩子との不可思議な関係を目の当たりにしていく。
 年号が改まった平成元年。獄中にいた詩子は、ある計画を実行に移す――。



と、小学館のHPから引用(手抜き?)したあらすじですが、
いやー、面白かった!!!

私の好きな要素「悪女」+「獄中生活」が良い感じにミックスされていて、読み応えたっぷり。
ミーハーな好奇心がうずく小説。
作者は元ライターらしく(真梨幸子もだっけ?)なんか、納得できる作風だった。

詩子は嘘ばっかりついていて、どれが本当なのか、最後まで分からない。
だから、もやっとするんだけど、不思議と読了後はそのもやっと感がまたよかったりする。

真梨幸子の『深く深く、砂に埋めて』の有利子は「私そんな気ないのに周りの男が勝手に・・・」みたいなある意味もっとタチ悪い悪女やったけど、今回の詩子は、もう分かってて全部計算。
それが潔くてまた良い!

続編があって欲しいと思う話。
あってもおかしくない終わり方だったし。

ラジオで紹介しようと思って徹夜で朝の5時まで読んだのに、結局読み終わらず・・・
「あー、間に合わなかった」と残念な気持ちで金曜日ラジオ局に向かったら、なんと日にちを勘違いしていたことが判明・・・(^^;)
徹夜したのに・・・
いや、読めなかったけど結局。

なんか複雑な心境だったなー

越智月子さん、はじめて聞いた作家だけど、これまでに2作書いているみたい。
さっそく読んでみようと思いますー

新規開拓!
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