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無銭飲食 アベシンゾー

2013-07-26 | 政治
ある地方新聞によると、安倍首相一行は無銭飲食の常習犯らしい。コーヒーが美味しいと評判のAさんの店に、ある日、安倍首相をはじめとした一行が訪れ、大人数でコーヒーを飲んでいった。しかし、誰一人として代金を支払う人はいなかった。あとから払いに来るだろうと思っていたAさんだったが、いつまで経っても支払いがない。思い切って安倍首相の秘書に電話をかけて代金を要求したところ、秘書は迷惑そうに「じゃあ、支払いますので取りに来て下さい」と言った。あきれかえったが「そちらが払いに来るのが当たり前ではないですか」と、Aさんは断固として言い、ようやく払わせたという。黙っていたら永久に支払われなかっただろう。

 これはAさんの店だけではないのではないか。安倍首相は、おまえのものは俺のもの、俺のものは俺のもの、と思っているのだろう。庶民が俺様にコーヒーくらいサービスするのは当たり前と思っているのだろう。そんな首相に、国民の生活などまったく見えていない。ボンボン育ちの世間知らずには、オトモダチしか目に入らない。アメリカが東日本大震災の時に「オトモダチ作戦」と名付けたのは、まさに当たりだった。アベシンゾーのオトモダチなのだ、米軍は。

 そのアベシンゾーの自民党が参議院で単独過半数を得た。自民党は全有権者の17%の得票率で、衆参を通じて半分以上の議席を奪った。実に「(国民から)日本を取り戻した」のだ。相変わらずマスコミは国会のねじれ解消などとはしゃいでいる。ねじれ解消を選挙の争点にした自民党の口車に乗った。いや、自民党を露骨に支持した。そして、国民と国会に深刻なねじれをもたらした。国民は憲法9条を改正して国防軍を作りたいとは思っていない。国民は原発をゼロにしたい。それでも、真実が見えないアホな国民は、景気回復を願って自民党に投票した。こんなアホな国民とは付き合っていられない。

 衆参の過半数を獲得した安倍内閣が、選挙の次の日に決めたことは、武器輸出三原則の規制を緩めることだった。原発を輸出して、死の灰を日本に集め、核燃サイクルでプルトニウムを日本に集積することを狙った死の商人「アベシンゾー」の面目躍如といったところだ。日本を平和国家から死の商人におとしめ、憲法の精神を蹂躙するものだ。アメリカが開発しているF35戦闘爆撃機の40%が日本からの部品で成り立っている。さらにその戦闘機をイスラエルなどの紛争国に輸出しても良いことにしようというのである。菅官房長官は、イスラエルに日本の部品を使った武器が輸出されても、日本の平和国家としての位置は変わらないと言い放った。対米従属の安倍内閣の憲法認識なのだろう。中東の人、世界中の人たちはそんな自分本位な解釈は受け容れない。橋下大阪市長の発言以上に、世界における日本の尊敬度は、一気に落ち込むだろう。

 これからますます自民党の戦争政策は進む。憲法はもう息絶え絶えだ。息の根を止めるのは、アベシンゾーか、それともマスコミか、もしくはアホな日本人たちか。恐ろしい時代が始まる。

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