泣く大人
2016-03-11 | 日記
ふとした瞬間に、それまでうだうだ悩んでいたことがすっと解決してしまうことがあって、自分の中の問題だったんだなあと気が付きます。
今日はそんな瞬間が何回かあって、穏やかな気分でおります。
みなさんいかがお過ごしですか?
最近、泣くことが多くて、といっても、号泣、とかいうのではなくて、涙がにじむ、という程度のことだけど、月並みながら、年を取ると涙腺が緩くなるのかなあと思いながら、ふと思い出したのがこの本でして…。
江國香織さんの「泣く大人」
押入れから引っ張り出してきて読んでいます。
帯に書いてある言葉。
「泣くこと、それは心から安心できる場所を持つこと。」
だとすると、私はまだ大人ではないのかもしれませぬ。
私は、人前ではめったに泣かないけれど、泣きそうになっても涙は落とさない方法とか、目の中にたまった涙を乾かす術とかを身に着けてしまったので、泣きそうになった後の方がしらっとした顔ができてしまう。
安心して泣ける、というのは、安心できる場所を持つ、というのは、安心できる相手がいるかどうかということなんだと思う。
私は、ずっと大人にはなれないのかなあ。
小説ではなくてエッセイ集なので、再読ですが、少しずつ読んでいます。
今日はそんな瞬間が何回かあって、穏やかな気分でおります。
みなさんいかがお過ごしですか?
最近、泣くことが多くて、といっても、号泣、とかいうのではなくて、涙がにじむ、という程度のことだけど、月並みながら、年を取ると涙腺が緩くなるのかなあと思いながら、ふと思い出したのがこの本でして…。
江國香織さんの「泣く大人」
押入れから引っ張り出してきて読んでいます。
帯に書いてある言葉。
「泣くこと、それは心から安心できる場所を持つこと。」
だとすると、私はまだ大人ではないのかもしれませぬ。
私は、人前ではめったに泣かないけれど、泣きそうになっても涙は落とさない方法とか、目の中にたまった涙を乾かす術とかを身に着けてしまったので、泣きそうになった後の方がしらっとした顔ができてしまう。
安心して泣ける、というのは、安心できる場所を持つ、というのは、安心できる相手がいるかどうかということなんだと思う。
私は、ずっと大人にはなれないのかなあ。
泣く大人 [ 江國香織 ] |
小説ではなくてエッセイ集なので、再読ですが、少しずつ読んでいます。