
野鳥専門誌「BIRDER」(文一総合出版)を定期購読しています。
http://www.birder.jp/
この雑誌が8月号(7/16発売)からデジタル版の販売を開始しました。
最近、iPadなどの出現で書籍のデジタル化が進んでいるようですが、これもその流れに沿ったものでしょう(ただ、現時点で「BIRDER」デジタル版はiPad未対応のようです)。
値段は1冊840円。現在年間定期購読している紙版の値段が、送料無料で10,800円=1冊あたり900円ですから60円安いということになります。
たったの60円・・・紙版の制作過程でデジタルデータは既に出来ていて、あとはINDEXから各ページにリンクを張るくらいの手間しかかからないと思うので、この値段は高過ぎじゃないかと思うのですが・・・。
出版社としてはこれで全体の読者数が増えるのではなく、デジタル版が増えた分紙版が減る、と見てるんでしょうね。しかし読者としてはすんなり納得と言う訳にはいきません。
実際にデジタル版を扱っているのは出版元ではなく、富士山マガジンサービスというオンライン書店。
http://www.fujisan.co.jp/
自分としては、下にも書いたようにどんどん溜まる一方で、しかし捨てることも出来ない定期購読雑誌をデジタル化したいという気持ちがあるので、このデジタル版には大いに興味を持っています。
しかし、デジタル版は自分のPC内に取り込めるのではなく、あくまでもオンラインにあるのをネット上で読む「権利を購入する」というものです。もちろん、一旦購入すればあとはいつまでも何度でも読めるわけですから、自分のPCも含めて保存スペースの節約になり、そもそもデジタル化しようとした目的にその点では沿っていると言えます。
しかし・・・本当にいつまでも読めるのでしょうか?本当に、必要な時にいつでも呼び出せるんでしょうか?・・・そこが重要だと思うんですよね。
何らかの理由で、例えばオンライン書店とか出版社が倒産してアクセス出来なくなったら、どうなるのか?そこまで行かなくても、サーバーのクラッシュとかでデータがすっ飛んだら・・・。万一そうなっても大丈夫なように誰かが保証してくれるのか?そういうことについて、上記サイトでは全く触れてないですね。
その辺りが明確でないと、少なくとも保存しておきたい雑誌等についてはなかなか踏み切れませんね。値段がもっと大幅に安ければちょっとまた考え方が変わって来るかも知れませんけどね。
ところで、本を裁断機でカットし、スキャナーで取り込んでPCやiPadなどで読める状態にすることを、最近は「自炊」と呼ぶのだそうです。
自炊wiki
http://wikiwiki.jp/bookjisui/
本・雑誌だけでなく、年賀状、名刺はじめ様々な資料をデジタル化できることを考えれば、当面はやっぱり自炊を目指すべきかもしれませんなぁ。
9/2 思いついたので追記
図書館がデジタル化された雑誌のバックナンバーを保存、公開してくれるといいなぁ。




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