酔眼独語 

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老残をさらす田原総一郎センセイ

2017-07-31 08:49:39 | 政治
 「メディア芸者」田原総一郎がまた何やらうごめいているらしい。いっぱしの国士を気取るこの御仁、最高権力者に招かれての〝ご進講〟に大はしゃぎだ。

 ≪ジャーナリストの田原総一朗さんが28日、首相官邸で安倍晋三首相と約1時間面会した。田原さんは面会後、記者団に「首相に『政治生命をかけた冒険をしないか。安倍さんが今やるべきことだ』と言った」と説明。「冒険」の具体的な内容については明かさなかったが、「そのうちに分かると思う。そんなに遠くもたないじゃない、安倍内閣は」などと語った。
 
 この日の面会は、田原氏が首相周辺に対し、「冒険」の具体的内容について話をしたところ、それを聞いた首相から田原氏に「会いたい」と求め、設定されたという≫=朝日新聞7月29日朝刊。


 田原は最近の自身のブログでは次のように述べている

 ≪東京都議選は、自民党の大敗に終わった。東京都の選挙ではあるが、話は東京都だけに留まるものではない。これはやはり国民すべてが、安倍晋三首相に、愛想を尽かしたということだろう。

 2013年の特定秘密保護法の成立、15年の安全保障関連法の成立でも内閣支持率は下がった。ただ、それは一時的なもので、支持率はすぐに回復している。
このときはまだ、多くの国民は安倍首相の思いを理解できていたからなのだろう。だが、「共謀罪」の強行採決、「森友学園」と「加計学園」の問題が続けて起きてしまった。これには、さすがに多くの人が安倍首相を理解できなくなった。

 「森友学園」問題は、それでも財務省がふんばったせいか、決定的なものは出てこないまま終わった。

 そして、「共謀罪」法案については、安倍首相の意図が透けてみえた。高い内閣支持率に乗じて、「この際、やってしまおう」という意図だ。いわば「自信過剰」の結果だ。
さらに、「加計学園」問題だ。ここに至って、国民の大多数が、友だちへの「えこひいき」だと感じてしまった。さすがに安倍政権に「ノー」と思ってしまったのだろう。前川喜平前事務次官による、「行政がねじ曲げられた」という証言が、それを裏付けたと言ってもいい。多くの国民がかなりの不信感を抱き、支持率の低下につながったのだ。

 従来の自民党であれば、ここまで来たら「安倍やめろ」の声があがっただろう。かつて何人もの首相が、そうやって辞めていった。これまで自民党は、このようにして数々の危機をしのいできた。これを党内の「自浄作用」と言うらしい。

 しかし、いまそんな声は一切あがらない。これからあがる気配もない。なぜか。僕は、自民党が硬直化しているからだと思っている。劣化していると言ってもいい。そのうえ安倍首相の周りは、イエスマンばかりになってしまっているようだ≫=7月15日・田原総一郎公式サイト。

 公式サイトで述べていることが本音だとすると、田原は安倍に「すっぱり辞めるという冒険はどうだ」と提言しなければならないはずなのだが、おそらくそんなことは言ってはいまい。

 今の安倍内閣に「冒険」を持ちかけること自体異常である。法規や慣例を犯した「冒険」の数々は安倍政権の専売特許の感がある。これ以上の「冒険」とは…。政治生命が尽きようとしている安倍に「政治生命をかけた冒険」を囁くあたりに、焼きが回った田原の今がうかがえる。

 最高権力者に招かれてぐだぐだになってしまう政治評論家は田原にk議らない。保守本流の後見人ともいわれる森田実もその一人だ。うな重をほうばりながら、安倍のご機嫌をうかがったらしい。安倍の健康不安説については「首相に会ってもいない記者が流している」。ご自身も安倍に会うのは2年ぶりとか、よく言うものだ。

 共同通信系地方紙の講演会でこれらを得々としてしゃべったのち「安倍さんは解散を断行すべきだ」と締めくくった。安倍に解散の大義など一分もない。このお方も老害というべきか。

  
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