モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

台上への意識

2017-02-11 21:52:24 | 大人 デッサン

左 殿山 / 右 立野 ー 鉛筆デッサン

岩田です。まだまだ寒いですが皆さん元気にやってますか!?

本日は土曜日にいらっしゃっている男性お二人のデッサンをご紹介致します。お二人ともミオスに通ってデッサンを数枚しか描いていらっしゃらないのですが如何ですかこの描きっぷり。実に堂々としたデッサンを描いています。何といってもパっと見た時に明るい色から暗い色までの調子がとても綺麗。黒い瓶はかなりこってり色が載っています。そうすることで瓶の中に多彩な色のバリエーションを作り出すことに成功しているのです。

更に特筆すべきは、モチーフそれ自体の描きっぷりも去ることながら台上への意識です。モチーフが台に接している接地面と台上に落ちる影、静物を描く上でそこを如何に見て描くかがポイントだと言えます。ついつい静物を描くとモチーフの方ばかりに気を取られてしまうものですが台に落ちる「影」もモチーフの一つと考えて頂きたいのです。

お二人のデッサンを見てみるとまさに台上の影もモチーフの一つとして描いているのが分かります。ガラスや果物、それぞれのモチーフによって投影される影も様々です。そうした微妙な違いを意識することでそのデッサンから受けるリアリティーにも差がでてくるのですね。

並べられたモチーフには否が応でも手が入っていくものです。蔑ろにしてしまいがちな「影」すらも愛を持って観察してみてくださいね。

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