モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

伸びしろですね!

2016-12-07 21:02:18 | 学生

菅原です!いよいよ今年も最後の月になってしまいましたが、私はクリスマスにお正月、楽しいこといっぱいの年末に思いをはせながら毎日アルバイトに課題にとバタバタしとります!

今回は、木曜学生ハロウィンの様子と併せて、展覧会中に実施した『針路の描き方』ワークショップの後日談を、小原先生に続き書かせて頂きます。
最近学校の授業で、日本の教育は「自分とはいったい何者なのか?」と足を止めて自分について考える時間が少なくなっていると聞きました。
時間やきっかけがないならば作ればいいのですが、なかなか難しい。そのためのプログラムを一生懸命考え実施し、いかに効率的にきっかけが提供できるか、見知らぬ子供たちのために試行錯誤している学生団体が存在するということに私は驚きました。
アトリエの生徒のためにと私もその団体に加わり実施した企画でした。生徒とプライベートな話をよくするとはいえ、今、自分のことをどう考えて何になりたいかなど授業内ではあまり話しません。今まで知らなかった生徒の内側を見て、改めて生徒のことを一人ひとり考えられるいい機会を得られました。

私をなめてつっかかっていた生徒も、見知らぬ大学生(しかも異性)と他曜日生徒の中に放り込まれてしまっては、喋らないピクリとも笑わない。普段ですら生き辛そうなのに、このときはマルス石膏像のように固まっていました。
そんな状況では、彼女が頼れるのは唯一馴染みのある私のみ!いっつも私に生意気な態度を取っているのでさぞ屈辱だったでしょう。ニヤニヤしながら近寄りここぞとばかりにちょっかいをだして仲良くなってやりました。これぞ吊り橋効果?
そうしている内に彼女の人見知りを察して同グループの生徒が私に混じって話しかけてくれて、やっとマルス少女が笑顔を見せてくれるようになり、ほっとしました。
他グループでは自身のつらい経験をカミングアウトした上でなりたい職業をみんなの前で宣言した生徒もいて、それだけでも成長で胸がいっぱいになったのに、それを誰一人馬鹿にしたりせずじっくりと話に耳を傾け、互いに応援しあっていて、じーんときてしまいました。カミングアウトした生徒も誇らしげな顔になっていて、人に認めてもらって後押しされることって、本当に大切なことなんだと学びました。

そしてそして学生ハロウィーン!
中学生も高校生も下手くそながらネオンカラーのリップを塗ってワイワイ!
そこで新たな成長が!先ほどお話しました人見知りさん、以前なら絶対に誰が勧めてもこんな賑やかなことに参加しなかったのに、小原先生の説得もあり、イヤイヤイヤながらも参加できたのです!
彼女なりに一歩踏み出したんですね~ほんと伸びしろでしかないです。がんばった!

どうして引っ込み思案になってしまうのか?暗くなってしまうのか?それは圧倒的に誰かに認めてもらったと自覚した経験が足りないからです。もしくは、それが絵だけだったのかもしれません。
あなたがあなたでいていいんだと存在を性格を認めてもらうこと、そういう経験はたくさんの人と関わっていないと培われないんです。だから人見知りといって人と関わらないことこそ悪循環なんですよね。
ワークショップで学んだことはもうひとつあります。それはこのミオスの生徒たちは、他人の存在を否定してくるような心無い子がいないということです。これは、講師陣太鼓判を押せるはず!(なぜなら性根が腐ってると判断されたら、どこからともなく拳が飛んでくるから!)なのでこのアトリエでは、臆せず積極的に人と関わってほしいのです。
私も学生クラス全員が友達になる架け橋になれるよう一層努力していきます!

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