アトリエ・キューブ

小張隆男&小張佐恵子が展開するアートな世界へご招待。展覧会のお知らせや作品についてUPしていきます。

第49回MITO 彫刻展

2023-06-30 10:12:04 | 日記
「第49回MITO 彫刻展」 水戸市泉町3丁目のアートセンタータキタにて開催中です。
茨城新聞が記事を掲載してくださいました。 明後日2日までの開催ですがぜひお出かけください。 最終日は16時までで
す。







AKI-OKA愛藍展 開催

2020-09-18 08:28:02 | 日記
このたび、具象彫刻家小張隆男と服飾デザイナー小此木祥、ニットデザイナー伊藤直孝他が「ものづくりの街2K540アキ・オカ アルチザン」で初のグループ展を開催いたします。
皆様ご存知の通り、会場2K540アキオカは秋葉原と御徒町間のJR高架下で、地域活性化を目的に作られた、アトリエショップが並ぶモノづくりの街で、円柱がダイナミックな幻想的空間です。


小張は昭和会展や神戸具象彫刻大商店での受賞歴を重ね、「横綱千代の富士像」や宝篋山山頂「忍性像」などの肖像彫刻で評価を得ていますが、鷹や梟、猫などの、動物への愛情あふれる作品を並べる予定です。
小此木氏は、藍布の魅力を最大限に引き出して生かすデザインで知られるデザイナーとして活躍。第25回ICOM国際博物館会議京都大会に出店するなど、国内外での幅広い活動がうかがえる作品を展示します。
伊藤氏は東京大学大学院理学系を卒業後、編み物の世界に転身した異色の経歴を持つ方です。東日本大震災の被災者支援でのニットカフェ開催で少数派の男性が感じた居心地の悪さを解消すべく「男子ニット部」を主宰し、牽引しています。佐倉編み物研究所所長。
ニット男子部部員からは小川陽介・佐藤和浩・佐藤純一・杉田昌隆・津曲健仁・安井悟・渡辺晋哉の各氏。
絵プラス文字による独自の表現を目指して活動する絵十文字屋(えどもじや)まみすけ。(茨城県牛久市在住)。
彫刻から染織や銀工芸などに活動を展開する小張佐恵子も出展します。


日頃からの交流を基礎として企画し、
新たな人々とのふれあいを求めて、楽しい展示になるように準備しております。
お友達とお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。

期間は10月16日(金)〜20日(火)11時〜19時(最終日は16時まで)
会場の「アキ・オカ アルチザン」はTX秋葉原駅から徒歩7分。
台東区上野5-9。2K540は東京駅からの距離が2k540mであることから付けられた名称で、読み方は「ニーケーゴーヨンマル」。



入場無料。
問合せは 小張090−9108−0464まで。
https://peraichi.com/landing_pages/view/aiaiami5

小張 隆男   https://blog.goo.ne.jp/ateliercube
伊藤 直孝   https://ameblo.jp/sakuraknittinglab
まみすけ https://www.facebook.com/edomojiya.mamisuke


胸像完成で建立工事

2020-05-25 13:35:38 | 日記

かねてから制作に取り組んでいたS氏の像が完成し、大安の昨日5月24日に無事設置した。
明治時代の方なので、古い絵が一枚残されているだけだったが、お孫さんである依頼者は出来栄えに大変満足しておられた。
このような仕事は、AIには決して出来ない仕事と思う。


墓地の一番奥に設置することになったので、かなり大きなクレーン車に来てもらっての工事になったが、滞りなく設置できて、ほっとした。



MITO彫刻展

2019-06-23 09:59:32 | 日記
6月21日からMITO彫刻展が始まりました。
毎日新聞と茨城新聞が大きく記事を書いてくれました。
30日までですのでぜひご高覧ください。
水戸市泉町3丁目アートセンタータキタです。tel029−221−2772



茨城新聞
MITO彫刻展 30日までアートセンタータキタ
(水戸市泉町)
水戸や土浦、石岡など県内で活載する彫刻家7人によるグループ展。人体の全身像や頭像、木の枝を生かし擬人化して表現したものなど23点の作品が並ぶ。
1970年代から続いており、今回が47回目になるという。
小張隆男さんの「記憶の肖像 Y氏」は、男性の頭像で、写実的表現の中に年輪を重ねた人物の味わいを醸し出している。
草創期からの唯一のメンバーという六崎敏光さんの「ひらく」は、抽象的表現で、花が開くときの心のときめきを表した。
小宅淑子さんの作品は「Love&Peace」と題した母子像で、平和の尊さを訴えている。
 異彩を放つのは,北沢努さんの木の枝を使った「森に棲む」シリーズ。フロア中央に置かれた一番大きな作品は、白く着色して立たせた枝の下の部分に、雪男の足先のように加工を施し、野太い自然の命の姿を可視化したようだ。


生命の煌めきをかたちに 小張隆男デッサン彫刻展

2018-08-31 07:29:03 | 日記
小張隆男が開催する作品展。9月4日から9日まで。




今回の展示の中心となるのは、シリーズ第1段の「記憶の肖像」『田中正造』『ジャコメッティ』。

昨年、つくば市小田の宝篋山山頂に、生誕800年を迎える忍性菩薩の立像を制作して、それから過去に素晴らしい事跡を残した人々に想いをはせることになったのかと思っていた。
一昨日、新聞社の記者さんがインタビューに来て下さって、話を横で聞いていたら、夫の口から思いがけない言葉が出た。
子どもの頃、自分の母親から田中正造の話を聞かされていて、それがずーっと心に残っていたというのだ。



農家の娘として育ち、農家に嫁いで、人一倍働いてリュウマチを煩いながらも、家族のために生き抜いた義母。
実家は桜川沿いの低地で、ともすれば、水害の危険性があった土地。魚を採って暮らしをたてる人も傍にいた。鉱毒によって汚染された魚を食べて命を落とした人も少なからず出た足尾の人々を救うために、命をかけた『田中正造』は、義母にとって大切な人だったのだろう。何度も息子にそのことを伝えた若かりし頃の母親。

その想いを受け継ぎながらの仕事を、多くの皆さんに観ていただきたい。


生命の煌めきをかたちに
小張隆男デッサン彫刻展
9/4 (火)~9(日)  10時~18時 最終日は3時まで
土浦市民ギャラリー