アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

M80号制作記その3

2015-05-18 20:59:07 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 入った、入った。午前中より白いカンバスに向かい、今日の午後いっぱい、夕食まで描き続け、ようやく全ての要素を画面に入れられました。これにて鉛筆下描き終了。輪郭線の内側の細かい部分は、再度やり直す必要があると思うので、今度はテレピンと茶系絵具でやります。
 うわーっ、ようやく始まった。2、3日、いやできれば一週間、このまま見ないようにして改めて見てみて、どこかおかしいところや気に入らないところがないか、確認したいのだけれど、それだけの時間がない。もう連続して明日やるしかない。
 とにかく急いで8月末までに完成させたい。

M80号制作記その2

2015-05-18 03:10:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 ところが実際にエスキースしたら気にらず、何もできずにいました。しかしその失敗を基に一週間、あれこれ考え、ようやく納得のいく構図を得られました。まだ細部を詰めなければなりませんが、今週末には何とかカンバスに下描きできそうです。
 そもそも縦構図だったのを、それではつまらないと横構図にしたのが困難の始まりでした。無事画題を横構図に収めることができました。
 去年同様、2点出品を求められるので(別に1点でも構わないのですが)、できるだけ2点出品したいのです。1点はすでに完成していますが、F20号と小さいので、このM80号と共に出品したいのです。
 さて間に合うかどうか。ようやく実際の制作に入れそうです。

将棋の駒

2015-05-15 11:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 私は将棋を指すのですが、たまたま高価な駒で指す機会がありました。生まれて初めてでした、30万だか40万だかする駒で将棋指すのは。
 将棋の駒には、彫り駒、埋め駒、盛り上げ駒の3種類があるのですが、それは埋め駒でした。
 もともと将棋の駒は最初は墨で書かれているだけでした。でも使っているうちに摩耗し、字が読めなくなってしまいます。そこで次に墨の代わりに漆を使った。漆は頑丈で長持ちしますが、いずれは摩耗します。そこで誰かが思いついた。文字を彫りその内側を漆で塗れば摩耗しないと(彫り駒)。画期的でこれで何も問題なかったのですが、あるとき誰かが思いついた。彫った内側すべてを漆で埋めてしまえと(埋め駒)。するとまるでそこに文字が書いてあるように見えますが、いくら使っても擦り減らない(一種の騙し絵ですな)。しかし貴重な漆を大量に使うので高級品です。ところがさらに高級品が登場しました。今度は埋めるどころか、盛り上げてしまえと(盛り上げ駒)。字が立体的になった次第です。
 私の体験した埋め駒の特徴は、将棋盤に吸いつくような感覚が味わえることです。駒を持ち将棋盤に打ちつけると、別に普通に指すだけでいいのですが、本当に吸いつく感じです。一言でいえば快感です。
 それ以来、どうしても埋め駒が欲しいのですが、高くて買えません。20万あれば買えるのですが、そんなお金があれば、当然画材代へ回したいわけで。
 そういうわけで、いつも指をくわえて「丸八碁盤店」のホームページを見ています。もうすでに穴の開くほど見ています。面白い書体もたくさんあるので興味のある人は見てみてください。

ユトリロとヴァラドン展

2015-05-13 11:00:00 | 展覧会、美術館、公募展、貸画廊、貸ギャラリー
 新宿の「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」で「ユトリロとヴァラドン―母と子の物語」展が開催されています(4月18日~6月28日)。
 初日に行ってきました。テレビ番組「美の巨人たち」でヴァラドンを知り、一目惚れし、ぜひこの目で見たいと思っていたのです。でも実際にそんな機会があるとは思ってなかったので、せめて画集をと思い探していたのですが、画集がない。残念に思ってました。もちろん実物を見るのが目的ですが、それと同じくらいに、とにかく図録を、是が非でも入手したくて初日に行ってきました。
 実際に見てみて、やっぱりヴァラドンは良かった。しかし予想していた通りヴァラドンの代表作(裸婦)は来ていませんでした。でもやっぱり色彩感覚が抜群に良いです。満足しました。
 ヴァラドンの絵はそうそう見られないので、行ってみる価値はあると思います、ってそんなこと言ったら上野のグエルチーノ展も同じですが。

M80号制作記その1

2015-05-11 10:29:08 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 きのうの日曜の朝、仕事へ行く道すがら、ようやく構図の詳細が決まる。ほっとしました。あれこれと頭の中で考えていてひらめいた。助かった。
 でもやっぱりちゃんとエスキースしてからカンバスに向かおうと思った。エスキースって言葉でいうとおおげさだけど、私の場合、新聞の折り込みチラシの裏でもいいし、画材店からもらったとても小さなクロッキー帳やスケッチブックでもいい、とにかく紙に鉛筆で実際にちょっと描いてみる程度。簡単な確認作業です。
 でもって、今日これからそれをやります。よってまだカンバスは真っ白のままです。大丈夫でしょうか。何とか8月下旬までに完成させねばなりません。がんばります。

お知らせ~第2週のカテゴリー

2015-05-10 03:10:00 | 随筆(日記、旅行)、お知らせ、こぼれ話
 毎週日曜にできるだけ翌週の定期投稿カテゴリーを告知することにしました。

 私が思っているよりも多くの人が訪問してくれて、びっくりしています。ありがとうございます。でも週3回、毎回美術の話をするわけではないので、ちょっと不安になりました。告知することで興味のないときは見る必要がありませんし、私自身、このブログは週1回、いや隔週ぐらいでまとめて読んでもらえればと思っています(毎回楽しみにしてもらえればありがたいですが、とてもとてもそんな内容は無理ですので)。
 では最後に告知をば。

 初週の定期投稿のカテゴリーは「絵画制作記」「美術書全般、美術番組」「グルメ」でしたが、
 来週は「絵画制作記」「展覧会、美術館」「趣味」の予定です。



「カテゴリー」と「ジャンル」

2015-05-10 03:00:00 | 随筆(日記、旅行)、お知らせ、こぼれ話
 「ジャンル」が「レビュー/感想→絵画」になっていましたが「私が作家、芸術家、芸人→コラム」に直しました(この方が正確ですので)。記事は全て同じジャンルにしました。「ジャンル」が、「カテゴリー」と同じく、記事ごとに付けられることに気づかず、このブログ自体の分類だと勘違いしてました(しかも変更できないと勝手に思い込んでいました)。おかしなものです。
 「カテゴリー」の数と付けた名前が気に入らず、あれこれ随分いじってましたが、ようやく決まってほっとしました。これでこのブログ全体の形式が決まりました。
 週3回(月、水、金)の定期投稿以外にも、不定期で入れられそうなので、できるだけ新規投稿したいと思います。

横山大観愛飲の酒「酔心」

2015-05-08 11:00:00 | グルメ、健康
「淡麗辛口」ではなく「淡麗甘口」といった感じです(「淡麗甘口」なんて言い方があるのかどうか知りませんが)。
 結構好きです。近くではないんですが、たまたまスーパーで売っていたので(しかもワンカップ!)、飲んでみました。

*この「グルメ」のカテゴリーは絵画とは関係のない話を中心に書こうと思ってます(もちろん、絵画がらみの話が毎回書ければ一番いいのですが、そうもいかないので)。

 たまたま初回は絵画がらみの話が書けました。

M80号、先見えず

2015-05-07 01:00:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 昨日は、油彩小品、M3、M4、P6を描きました。いつも複数枚を同時進行で描いています。技法のテストをするのはいつも小品です。一応完成したようですが、よくわからないので来週確認します。昔は「これで完成だ」とすぐに決められたのですが、最近はいつ筆を置くかで悩むようになりました。進歩したのかな。

 M80号の方はまだ何も進んでいません。カンバスは真っ白のままです。