アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

濡れ雑巾

2016-10-11 06:05:56 | 画材、技法、芸術論
 昔テレビで(NHKの日曜美術館だったかもしれないが)、横尾忠則が集まった人の前で油絵を一枚描いて仕上げ、その後は、その描き上げた油絵をきっかけにトークショーへ入るというのを見たことがある。横尾忠則はトークショーへ入る前に、アシスタントが差し出した筒形のウエットティシュから何枚か取り、手についた油絵具や溶き油の汚れを丁寧に拭き取っていた。

 油絵を描いていると、どうしても手に油絵具や溶き油がついてしまいがちだ。そんなときのために、私は濡れ雑巾をひとつ用意しており、汚れたらそれで拭くことにしている。

 この濡れ雑巾、実は油絵制作では重要な道具だ。おそらく皆用意しているのではないか。ウエットティシュでも構わないが、それだとお金がかかりすぎてしまうので、非経済的だ。

 私はその日の制作を終えたら、使った濡れ雑巾は洗濯機へ入れてしまう。派手に油絵具がついているわけでなし、派手に汚すといっても、せいぜい溶き油をこぼしたちゃぶ台(私が油絵を描くときに画材を置くことにしている)を拭くぐらいなので、他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫だ。

 私は自分の衣類を入れているタンスに3枚の、この濡れ雑巾用のボロ布を入れていたが、うち1枚はボロボロになって捨ててしまったので、現在は2枚になっている。

 油絵制作に必須の濡れ雑巾。まさに縁の下の力持ちである。
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