アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

公募美術団体展に属すべきか、属さないべきか。

2017-04-21 06:06:56 | 画材、技法、芸術論
 もしあなたが100号前後の大作を発表したいと考えているなら、ぜひ公募美術団体に属するべきである。個展では100号の大作を発表しようにも会場の壁面の関係で展示できないことが多いのが現実である。

 さて、別段公募美術団体に属そうが属さまいが、作品を制作するという芸術活動には何ら支障はないのだが、自分の作品をどう発表するのかという問題が残る。個展を行えばいいのだが、実際に個展を開催するには多額の費用がかかるため、そうそうできることではない。公募美術団体展へ属せば、年会費数万円で100号以上の大作の発表の場が毎年確保される。これは何物にも代えがたい権利だ。

 よくネットで公募美術団体展の悪口を見かけるが、そういう人に限って公募美術団体に属したことがない。属したこともないのに、どうしてその良し悪しが判断できるというのだろうか。それは読んでいない本の批評をするのと全く同じである。

 どの公募美術団体がいいのかは非常に難しいが、一度試しに属してみたらいい。その上で自分で判断すればいい。嫌なら辞めればいいだけである。公募美術団体展の批判をする人は、私には公募美術団体から逃げているとしか思えない。何もわからずに、ただ悪口を言っているだけにしか見えない。

 もしそんなに公募美術団体展が駄目だと言うなら、こんなに多くの団体が存続している現実をどう捉えるのか。皆、それぞれに利点があるから、魅力があるから属しているのである。

 皆が年会費を出し合い、公共の美術館で年に1回、作品を発表し合っているのが公募美術団体である。決して悪いものではない。興味のある方はぜひ一般公募で参加してほしい。得るところ大である。
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