新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「林道で出会った人たち」と「クマの糞」

2016-11-17 18:02:50 | アウトドア
本日はくまの糞のアップの画像があります。ご注意ください!!

今日は一日晴れの様子で、思い立って何時もの林道に出かけてみました。まったくの不作。会うCMの方々もダメダメと言うばかりです。
その為か会話ができるCMが多かったのです。途中でクマの糞も撮影できました。

①最初に出会った人。
林道に入ってすぐに手持ちの一眼レフのCMに出会いました。『いつも一人で歩いているのですが』となれなれしく話しかけてきます。
実は前回、やはり林道入り口で親しくなったCMがいました。話が合ったのが運の尽き、結局片道3キロの林道を折り返し4キロほど一緒に歩くことになりました。同程度の腕前でしたが、やはりマイペースで撮影したいと思うようになり、別れるきっかけを探って苦労したのです。
本日は少し歩いては勝手に撮影するといった感じで、うまく離れることができました。

②二人目
途中の林道で三脚を据えて撮影していたCMがいました。聞いてみると、「ヤマゲラ」を撮影し終わったようです。なかなか綺麗に撮影しておりました。後から来た散策の御夫婦ものぞかれていました、彼といろいろ情報を交換しましたが、その中で「クマの糞を見た」と言うものがありました。彼は朝早く来られて、林道終点から折り返してきたのです。この先の橋の上にクマの糞があるという情報でした。怖いですが行ってみることにしました。

③三人目
途中の橋の上で魚釣りの二人に会いました。片方の方が、実は鳥撮の世界ではかなり有名な方で、今日の朝型の林道での鳥の出現情報を教えてくれました。
○クマタカの若鳥が飛んでいて、それを狙ってかなりのCMが出ている。○峠でハギマシコの群れがいた。○朝方ベニマシコが見られた、などなどです。
しばらく話しておりますと、彼が年賀状を印刷したので貰ってくれますかと言いだし今年と去年の年賀状をくれました。「コチョウゲンボウ」の飛翔と「チョウヒ」の飛び立つところです。チョウヒは大変貴重なシーンだそうで、数人しか撮影に成功していない個体だそうです。

④4人目
橋をわたってしばらく歩きますと、手持ち一眼のCMに出会いました。同年輩のCMです。彼はだれかに話を聞いてほしかったのです。
それは、今朝車でこの林道に撮影に来たのですが、手前の大きな橋を渡ったところでスピード違反で捕まったそうなのです。私も6年くらい前に同じ場所でスピード違反をしたことがあります。同じ違反者同士で話が盛り上がってしまいました。
ただ彼は鳥撮歴は大変長いようで、地元周辺の情報は大変詳しかったです。いくつか参考になる話もありました。
私が出かけている周辺ポイントはほとんど知っていました。しばらく一緒に歩いてから自然と別れることになりました。

◎くまのふん
二つ目の端にたどり着きました。橋を渡り始めた時目の前に山盛りのグレイの糞の塊が落ちていました。
画像


この時間で12時前です。でも糞の一部はまだ濡れていました。今朝したばかりのような印象です。
人間の糞と同じくらいの太さで、量は三回分から四回分です。また柿の種がたくさん含まれていました。茶色に見えるのはその種です。
匂いはそれほどでもなかったです。

この地を管轄するビジターセンターは今春閉鎖されていたので、隣接するビジターセンターのくまの糞発見の情報は入れておきました。
係の女性はそれほど驚かず、この季節糞はよく見られますとのこと。元のビジターセンターがあったころは、細かいクマ情報が林道入り口のゲートの掲示されたのですが、隣接センターではそのような対応ができないようです。柿の種は、耕作地の柿が食べられたのではないかと言っていました。

⑤五人目
林道終点まで行ってから折り返し、先ほどの橋まで戻ると四人目のCMがいました。今日は全く不作と、お互いを納得させ抜け駆けをされてないと確認しながら林道を戻ったのでした。
彼は帰り道、スピード違反で捕まったところを通って帰えるとのことでした。

こんなに大勢のCMととっかえひっかえ話すことは珍しいです。

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