じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

さっぽろオータムフェスト2017…でフードファイト。

2017-09-23 | 美味しいイベント

秋の青空が拡がったとある日。

まさにこのイベントの為のような秋空の下、今年で10回目の開催となった「さっぽろオータムフェスト」へ。

何かすっかり有名になり…

お休みをもらえた平日に行ったにも関わらず、すごい人出で。

道外や海外からのお客さんも多いようで、その数は雪まつり超えだとか。

開催期間の長さもあるでしょうけど、土日や祝日に行くと身動き取れないくらいの人の多さ。

そう。

ススキノのとある居酒屋の(笑)マスターと行ったのは日曜でして。

何か買うにしても、常にブース前の行列に並ばなければならないと言う状況でした。

そんな団体戦(?)後、今度は個人戦。

札幌の大通公園の東西に亘る会場は、それぞれ特色を持ってまして。

オススメは八丁目。

道内の各市町村がブースを出していて、それぞれの特産品や、地元ならではの名物料理を出しています。

開催中、何度か出店する市町村も入れ替わるのですが、ここに来れば北海道の様々な「味」を1箇所で一気に楽しめます。

まずは道南の八雲町の牛。

大きな牛串からは肉汁が滴りまくり。

これを持ってビールを買いに行ったら、売ってたお兄さんが「あー、それ八雲のっすよね〜。あー、もうそれにビールとか間違いないっすよね♪♪」と、お兄さんがハイテンションに(笑)。

続いて道東側の中標津町。

「想いの茸」と言う椎茸を炙り焼きにして、笠の内側(?)にチーズを載せて焼き上げたもの。こーなると、これはもう肉ですね。

士別市のラム串と、室蘭市のソーセージ。

士別市と言えばやはりラム。室蘭は何か「室蘭やきとり」のイメージしか無かったのですが、室蘭のソーセージは初めて。

そう言えば。

今年の八丁目会場には、あの「いちごけずり」以来の、いやそれ以上と言っても過言ではない行列がありました。

その先にあったのは…

新篠津村の「生いちごパラダイス」。

もう、こうなってしまうとネーミングの勝利…

と、思いきや、現物を見ると確かに生のいちごのパラダイスだなと。

流石に他のお客さんのを撮るわけにもいかず、写真は無いんですが、新鮮なイチゴをふんだんに使ったパフェでして、日曜日に行った際は行列がとぐろを巻くかの如く。

今回も何度か新篠津村のブース前を通りましたが、「行列休止中」の札が常に。

あまりに並んで通行の邪魔になるからと、並ぶ事すら出来ない状態。

もし、これから行かれる方がいましたら、この生いちごパラダイスにチャレンジしてみてください。

さて。

続いて10丁目。

ここはとことん「肉」にこだわったメニューが並びます。

寿司すら肉で。

「おびら牛うに載っけ寿司」。牛とウニだからかお値段は中々のものでしたが(笑)、最近、牛と海産物を合わせる料理がブームなんですかね。牛と牡蠣、ってのもありました。

そして、10丁目名物とも言える…

ローストビーフ丼。インスタ映えしそうな見た目ですが(笑)、これはもう、はい(笑)。想像通りのお味です。希少部位の「しんしん」を使ってるとか。

とてもしっとりとした、官能的なローストビーフに卵が絡み合い、その旨味を身に纏ったご飯がこれまた素敵。

10丁目は、アウトドア用品のブランドの「LOGOS」と提携してるようで、会場にはLOGOSのテーブルや椅子、テントが設営されてました。そこで料理が食べられるんですね。

こんな青空を眺めつつ肉料理を喰らえば、まるで公園でデイキャンプしてるような気分になれます。会場は全体的に木目を活かしたような設備も多くて、他の会場に比べると何かのんびりした雰囲気。

続きまして11丁目。

ここは札幌市内のフレンチやイタリアンのレストランが、入れ替わりで料理を提供する「シェフズキッチン」がメイン。

スペイン、トルコ、フランス、イタリア、ロシア、ネパール…などなど、世界各国の料理を出すブースもあり、確かにこんな噴水の側で食べてると、外国気分にも何となくなれます(笑)。

各店が千円程でワンプレートの料理を出してまして、このクオリティならお得なのではないかと。

この日はビストロの「デジャ」のお料理。これにスパークリングワインを合わせたりして、急に小粋な気分に(笑)。


ホロ酔いかつ満腹。大通公園にはしっかり手入れされた芝生もある訳で…

そのまま寝転ぶのはやむを得ない展開。しばしの休息。

そして七丁目。

ここは公園全体が大きなバーのような感じで、お酒の種類が豊富。



酒呑みの楽園(笑)。


ウイスキー三種の飲み比べも500円でできます。

更には、屋台のようなお店が並んでるエリアも。博多の屋台街の雰囲気で、しっかりラーメンもあります。気が利いてると言うか…本当にこの会場は、酒呑みのためにあるようなもんですね(笑)。


しかも、札幌の人気店「いせのじょう」のラーメン。あっさりした生姜ラーメンは、締めにこの上ない。

「ほっかいどう果実カクテルバー」では、爽やかなカクテルも飲めます。

「若駒の風」という、白ワインベースのカクテル。すっきり飲めて、これは女性にも喜ばれますね。

…そんな素敵なカクテルを、ハーフパンツの中年が飲んでましたけどね。
(^_^;)

それはともかく。

さらには…

二木フルーツカクテル。

二木は後志と言う地方にある、果物が名産の町ですね。その名を冠してるだけあって、フルーツ満載。

締めは…札幌の新名物、「シメパフェ」。

しかも、あの「ドゥーブルフロマージュ」で有名な「ルタオ」のパフェですよ。甘くキレよく締まりました。

今月末まで続くオータムフェスト。

実はラストの週は、八丁目に僕が毎年期待してる市町村が揃うんですね。

赤平のガンガン鍋

芦別のガタタンラーメン

音威子府の蕎麦

上士幌の十勝ナイタイ和牛ステーキ

釧路の阿寒ポークステーキ

標茶の星空の黒牛

浜中の花咲蟹鉄砲汁

…などなど。

さらには今年初出店となる、旭川の「新子焼き」の名店「ぎんねこ」が五丁目に。

まさに、クライマックスはこれからです。
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