Sisi にお友達ができた

Ｓｉｓｉは大変に人懐こい猫ですが（Ｓｉｓｉを飼って初めて、猫も名前を呼べば飼い主のところへ駆け寄って来ると言う事を知りました）、他の猫と仲良くするのはちょっと苦手みたいです。

前にも書いたように、一時期ＳｉｓｉはＨａｎａのママのところへ里子にだされていたのですが、どうやらそこでママの飼い猫はっちゃんに散々痛い目にあわされたのがトラウマになってるようなのです。はっちゃんはシャム猫でシャム特有のかなりアグレッシブな性格なので、のんびり・臆病者のＳｉｓｉは完全にいじめられっこ。
それ以来「他の猫＝いじめっこ」という数式がＳｉｓｉの頭の中にはできあがっているようなのです。 普段はＳｉｓｉは完全なアパート猫（室内飼いオンリー）なのでそれでも構わないのですが。

Ｓｉｓｉにとってその恐ろしい事件が起こったのはつい１０日前。お友達が２週間程海外旅行をするので、その間彼らの猫を預かって欲しいと電話をしてきました。出発たった２日前で何となく引き受けざるを得ない状態だったので止むなくＯＫしました。

そしてＧａｓｔｏｎ君が家へ遊びに来たのです。

Ｇａｓｔｏｎ君、生後８ヶ月オス

最初、Ｓｉｓｉが幼いＧａｓｔｏｎ君をいじめたりしないか心配だったのですが。。

が、

箱をあけてみれば、反対にＳｉｓｉはいつもＧａｓｔｏｎ君に
おいかけられてひーひーしてるのです。
いや、お預かりした猫ちゃんをうちの猫が傷つける心配もなくなっていいのでしょうけど、 あんなちっこい猫にまでおいかけられるなんて、うちのＳｉｓｉはなんて臆病者かと思うと、ちょっと情けないような。
これが人間の子だったら、

「売られた喧嘩なら買ってこーい」
とあえて背を押してやるのだけど　（でも猫だし）

まあＧａｓｔｏｎ君はいじめてるわけではなく、まだ悪戯盛りで遊んでもらいたいだけみたいなんだけど。Ｓｉｓｉはもう８歳、人間にしたら中年のおやじで、もう遊ぶのもちょっとかったるくなってる。

かったるがってるおやじ猫、Ｓｉｓｉ

で、気持ちよく昼寝をしているところに若造が飛び掛ってきて超迷惑してるだけなのかなー。まあＧａｓｔｏｎはお客様だしとおもって、（Ｓｉｓｉを追っかけているのを見ても）あまりキツク叱らないでいたら、ダーリンに私が怒られました。はい。

「Ｓｉｓｉは僕達を親だとおもっているんだから、君が守ってあげないでどうするの。
Ｓｉｓｉが人間不信になったらＨａｎａのせいだよ。」との事です。
ふーん。そこまで考えてなかったなー。でも猫だしー。

子供もいないのに子育て論を激しく交わしているダーリンとＨａｎａなのです。

で、Ｇａｓｔｏｎ到着から１０日後、今日窓際をみてみると。

なーんだ、二匹で仲良く外眺めてるじゃないの。やっとお友達になったのね。

でも明後日にはＧａｓｔｏｎお家に帰っちゃうんだけどね。

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