囲碁日記:明日への一打

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12月11日:模試付き添い

2016年12月11日 23時00分00秒 | 受験関連
娘の模試の付き添いに行ってきた。

4月から始まった模試も早いものでこれで最後。前回は眠たくて頭が働いていなかったのではないかと思ったので、いつもより早起きさせて余裕をもって会場入り。今回は、以前から受けていた学校に戻った。この学校に来るのはもう何度目だろうか。

例によって、娘が模試を受けている間、主催する大手塾の父母説明会と、学校の説明会があった。
父母説明会では、1月10日の埼玉、1月20日の千葉、2月1日の東京・神奈川と、直前に迫ってきた入試のスタートに対する心構えや、志望校選択などについて、大手塾の先生から説明があった。
学校の説明会では、学校生活の様子、授業内容、入試について説明があった。模試のたびに説明を聞いてきたが、今回は、英語への取り組みについて少し突っ込んだ内容の説明が行われた。
ともにいつもより増して中味が濃かったと思う。特に塾の父母説明会の話は、これまでで一番胸を打たれる内容だった。

【塾の父母説明会】
(1)志望校の決定
・第1志望校は、受験生自ら調べることが大事。なぜこの学校なのか。入学したい気持ちがあるか。合格するためには何が必要か、テスト結果を活かす。自分で求め、自分で考え、自ら勉強することが、第1志望合格の秘訣。
・現時点で合格可能性が低くても、前向きにチャレンジしようという姿勢が脳を活性化させ、学力を伸ばす素地を作る。
・学力が最も伸びるのは、時間制限の中、真剣に考えるテストの最中。受験の最中にも伸びる。
・成果が出ると信じ、最後まであきらめず努力を続けること。父母は「明るく前向きに」。
・合格可能性に足りていなくとも第1志望校は譲らないこと。足りないからこそ、頑張り、成績を上げる方向に働く。第1志望を変える(下げる)と、成績も下がる方向に働く。そのかわり、併願校をしっかり検討しておくこと。
・志望校は通いたい学校。大学進学実績や偏差値偏重の選択は避ける。校風や教育理念に共感できるかどうか。志望校は実際に訪問し雰囲気などを体感すべき。
・中学受験は将来の夢の実現に向けた中間目標。子供が夢を実現するために成長できる環境かどうかを主眼に学校を選択すべき。

(2)併願校の検討、直前期の心構え
この会場には東京の学校を受ける受験生が多いであろうことを踏まえてだと思うが、1月中の埼玉・千葉の受験で、通っても良い学校を見つけて合格しておくことをお勧めする、とのことだった。

・東京・神奈川の学校の中には、複数日受験することができる学校があるが、その学校が本命であったとしても、初日に失敗するとあきらめて受けない受験生が多い。
・回数を重ねるにつれ、合格した上位層から順々に抜けていく。合格人数も減るものの、同程度の学力の受験生の競争になってくる。あきらめることは、もったいないことかもしれない。あきらめないで受け続けることができる併願パターンを作ることが大事であり、早い時期に第1志望以外の学校の合格を確保すること。
・午後受験できる学校もあるが、午前午後のダブルヘッダーは体力を消耗する。それよりは、1月からの長い期間を利用し埼玉・千葉の学校を受験することをお勧めする。

(前回模試の志願データを基に、人数の多い順にまとめられた併願志望校の一覧)


ここで、この塾の先生の体験談として、ある女の子の受験の話が紹介された。
・随分前の話だが、模試の結果が常に偏差値70を上回る成績優秀な女の子の受験生がいた。
・その子の第一志望は御三家の桜蔭で、合格可能性は80%の判定だった。
・2月1日は桜蔭、2月2日、3日、4日を豊島岡女子、5日を頌栄という出願を行っていた。
・当時、2月1日の桜蔭の併願校としては、白百合が最も人気が高く、豊島岡女子は今のように難かしくなかったので、その先生は、桜蔭に失敗しても、豊島岡女子を3回も受ければ、どこか引っかかるだろうと思っていた。
・桜蔭の合格発表は2日の午後。豊島岡女子を受けた後、皆その足で桜蔭の発表を見に行く。しかし、合格判定80%だったその女の子は、不合格だった。
・豊島岡女子の合格発表はその日の夜。豊島岡女子の発表まで、女の子は泣き続けていた。そしてあろうことか、豊島岡女子までも不合格。
・1日に2つもバツとなったら、どうなだめることができるのか。その子はそのまま眠ることができるのか。すっかり自信を喪失し、睡眠不足の状態で3日の豊島岡女子の受験に臨んだが、またしても不合格。
・2月3日の夜に塾の各教科の先生が電話で励ましたものの、2月4日はとうとう家から出ることができず、棄権。
・残るは2月5日の頌栄のみ。他の学校は出願していない。2月4日、その先生は女の子に電話で「頌栄の校門で待っている」と伝えることしかできなかった。
・2月5日の朝、塾の先生方が頌栄の校門で待っていたが、いつまでたっても女の子は現れない。先生の中から「神様はどうしてこんな仕打ちをするのか」という声も出た。しかし、とうとうぎりぎりになって女の子はやって来た。その時、その先生は、「これでこの子はこの後の人生でどんな試練があっても乗り越えられる」と思った。
・何が起きるか分からないのが受験。チャレンジ受験なら、プレッシャーなく受けることができる。まず間違いなく合格すると思われる子が失敗したときのプレッシャーは計り知れない。
・もしこの女の子が、1月に受験して合格校があれば、2月3日に普段通りの実力を発揮できないことはなかったのではないか。2月4日に棄権することはなかったのではないか。
・埼玉や千葉に通える学校は本当にないのか、寮のある学校を考えられないか。1月に受験することを絶対お勧めする。
・不合格だったときに、子供に何を伝えるか。そしてその後に更に続く受験に向けてどのように励ますのか。保護者にとって重い宿題である。

この話を聞いていて、2月2日にふたつバツだったという辺りから、涙があふれて仕方がなかった。
更に、開成を受験した男の子の話も紹介された。

・その子のお母さんは、普段から男の子の勉強を厳しく見ていた。男の子も一生懸命勉強した。
・開成の合格発表の日、お母さんは男の子に一人で発表を見に行かせ、離れたところで待っていた。発表を見てきた男の子の顔を見て、不合格だったことが分かったのであろう、男の子が「ごめんなさい」と言いかけたときに、遮ってそれを言わせなかった。
・そのお母さんは、「あなたが今日までどれだけ頑張ってきたか、お母さんは良く分かっている。その努力が分からないような学校は、こちらから願い下げだ。」と言った。

男の子は、第二志望だった学校に入り、目指していた大学に合格したそうだ。この塾の先生は、この話を男の子が大学に進んだ後に、本人から聞いたそうである。
塾の先生は、「受験は縁があるかないか。入学した学校がその子にとって一番良い学校。進学した学校で、どれだけ頑張るかが大事。」と仰っていた。

(3)直前期の心構え
・体調管理とメンタルケアが大事。
・「誰よりも愛している」「可能性を信じている」ということを、お子さんに伝えてあげて欲しい。
・お子さんが幼児だった頃のことを思い出して欲しい。立ち上がったり、声をだしたりしただけで褒めてあげていたはず。
・受験まで、前向きに明るくするよう心掛けて欲しい。
・子供は自分のポジションをよく分かっている。不合格になるかもしれない恐怖と闘っている。やってもやっても分からない忸怩たる思いもある。頑張っていることを分かってあげて欲しい。

・今日のテスト結果が良くなくとも、受験本番まであきらめず、お子様を信じて必死に努力させること。どこかできているところはある。そのできたところを褒めること。褒めて伸ばす。否定的な言葉は使わないこと。
・テスト結果が良かった場合、本番前に達成したと思うと、無意識に気が緩み、結果が出せないことがある。トップ合格を目指せ、といういくらいはっぱをかけてよい。完結的な言葉は使わないこと。

・受験前日は気持ちが高ぶって眠れないもの。そんな時、横になるだけでも良い。疲れはとれる。
・受験当日は相当緊張する。朝食を食べられなくても、無理に食べさせない。緊張のあまり吐く子もいる。
・忘れ物があっても慌てない。大丈夫。筆記道具は貸してもらえる。受験票を忘れても学校側は控えを持っているので受験できる。
・インフルエンザのときは保健室で受けさせてもらえるし、受験が設定されていない別の日に受験を認めてくれる学校もある。ただし、公立は受けさせてもらえない。随分冷たいと思った。
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