囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

ネット対局(ネット棋院)より:苦労した挙句

2010年01月08日 00時40分36秒 | 棋譜(その他一般)
ネット棋院での対局。私の先番で逆コミ6目の手合いだった。序盤からなかなか独特な打ち筋の上手で、かなり苦労させられた。
細かいながらも優勢か?という最終盤の局面で、白が明らかに持ち込みを打ってきた。儲かったと思ったもつかの間、折角の苦労の一局をフイにする一手を放ってしまったのであった。

【最終局面】
右下隅の白1アテこみに対して、はっきり目算できていたわけでなかったので、右辺の白へのイジメをみて、黒2とハネて頑張ってみた。
白は地合不利とみていたのか、あるいはコウになってもコウ材有利との判断からか、右辺は手を抜いて白13と打ってきた。
そこで黒14から16とコウを仕掛けたのだが、このとんでもない大きいコウに見合うコウ材がない。黒16では単に18に抜いた方が良かったかもしれない。それでも白は生きを図らずにコウにしてくるのだろうけれど。
黒からのコウ材が左辺の22というのも、黒24と取ってまたコウになるのでつまらなかった気がする。結局は右辺のコウ仕掛けが無理だったということだろう。
ただ、白37のコウだては黒38、40と取る手自体が4目くらい得になるので、コウを解消されても黒に残りそうな気がした。
そこで問題の左下隅である。
黒42から44と眼を作った時に、白45はどうみても持ち込みである。白45を打ったところで、ここの白に生きは無い、ハズであった。
白47と打ったのはあるいは投げ場を求めた手だったかもしれない。そこで黒はAと打てば良いものを、何を考えたか48に打ってしまった。白49に抜かれて生きるハズのない白が生きてしまった。
ここで黒は投了。320手完。アゲハマは黒が25個、白が35個だった。
後でさっとヨセを打ってみたが、黒48でAに打っていれば、逆コミに関係なく黒に残っていたと思う。残念な一局であった。

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