アメトリンの日々

ちょっとした空想話です。^^

精霊の気配を感じるところ

2017年06月15日 11時48分36秒 | 日記

 快晴でございます。

ところで、最近山の中をドライブすることがあったのですが、集落が点在していて、その周りには小さなかわいらしい小山と、畑と田んぼがあって、里山の風景が広がって、新緑の緑が美しく風に大きく揺れておりました。

田舎の、田園風景や山の中などは人の気配が減って、代わりに、動物や、精霊や、大きな神社がある場所などではここからは、神さまの領域なのだと感じるような、神気が感じられる場所がありますが、このようなところが、私はかなり好きなのです。

田舎に住んでいる人は、なにか目に見えない、人の手の及ばないような領域や存在があるのをなんとなく感じていることが多いようですが、目に見えなくても、そこには確かに何かの存在があって、こちらをじっと見守っているような感じがするのです。

山の中の集落を通ったのは昼間でしたが、こんもりと茂った美しい山を見て、この辺りに真夜中の午前1時か2時くらいに来て、満月の月明かりに照らされた風景などを観たら、まるで美しい絵の中に入り込んだような感覚になるのだろうなあと思いました。

この辺りは精霊の気配が多そうでしたが、まるでとなりのトトロのような、善良な精霊が多く住んでいて、真夜中には一緒に満月を眺めるような感じになるのだろうなと思いました。

場所によっては寂しい感じがする山道もあるのですが、そこは賑やかな、精霊の国の近くにあるような、楽し気な感じかするところでした。

そんなことを考えていると、同乗していた人がポツリと、ここらへんを車で走っていて、まっくろくろすけのようなものを見たことがあるんだと言っていました。

あれは、一体なんだったのだろうと、不思議そうに話していました。

偶然にも、同じようなことを考えていたのだなと、面白く思いました。

人間の目には見えませんが、精霊は人間の姿をたまに見かけて、こちらをそっと観察したり、しているのだろうなと思いました。