『たぶん日記』(青い空 満ちる時…。)

ジュニアサッカーを見守る人達へ・・・。
今を忘れず… 明日を信じて… 繋がる空に思いを込めて。。。

空に抱かれて・・・。

2007年01月04日 | Weblog
冷ややかな風が、新年のグランドをなでていく。。。

お正月の雰囲気だけを感じながら、息子達の手を引きグランドに向かう。

脇に大きなボールを抱えて、手を引かれるままに冷ややかな道を歩いたのは遠い昔のこと。

暖かく着込んでモコモコになって、グランドで向かえたお正月でもありました。

熱心と言うものではなく、楽しい日々をただ楽しみたかったから・・・。

その気持ちが結果的に良い方向へ、道を創ってくれていたのかも知れません。

押し付けるようにサッカーを教えた事もなく、知っている事を伝えてる時に、少しでも退屈そうな表情を感じると話を止めて、自由に遊ばせておりました。

リフティングも顔色を変えて一生懸命にする方で、疲れてヨタヨタになりながらもボールを拾って再び始めます。

「もう・・・帰るぞ~」っと、言っても止めません。。。

私は側に行って、「疲れたままでやってたら余計にヘタになるぞ!」と言うと。。。

「えっ! そうなん?」と、キョトンとして顔を見上げていました。

「深呼吸して、休憩して、身体の力を抜いてもう一度やってごらん。」

「1・2・3・4・5・6~!!!」やった~~~~~~~~~~!!!!!!!

4回・5回の壁を超えた知識となったようです。

気持ちの持って行き方にせよ、考え方にせよ、なにげない言葉で発見してくれるものですよね…。

大きなボールを脇に抱えていた、小学校1年生の正月のグランドでの出来事でした。


冷ややかな風がグランドを抜ける。。。

今年のグランドは静かにひっそりとしていました。

初蹴りを終えれば、又、賑やかなグランドが蘇るのでしょうね。

来年のグランドは、長男も受験を終えているはずなので、又、冷ややかな風と共に大きくなったサッカーを息子達とで、グランドに見せてあげられると思います。

また、慌ただしい日々が始まりますが、そんな思い出が自分の中にゆとりを持たせてもくれますからね…。

サッカーが生みだす絆に、「ありがとう」と改めて感じた、冷ややかな正月のグランドでの一時でした。

  そんな、思いや気持ちをそっと見守ってくれる空に抱かれて・・・。

        迎えた 新たな スタート。。。

            共に、走っていきましょうね。。。


                (*゜ー゜)* これからも。。。