猫好き野郎のNC旋盤加工日記

日々の仕事の事やらなんやらを、気が向いたら書いて行こうかと。主にNC旋盤の加工日記です。

JIMTOFで見たもの①

2018年11月06日 20時27分05秒 | 仕事




写真は公式HPより(すんません)



なんとなく通り掛かりに覗いてみたら、思わずナニこれ!と笑ってしましました(´ー`)

ミヤノの新旋盤「BNE51MSB」

こんな動きを見たのは初めてで、
タレット旋盤では通常だと角度固定のアングルホルダで、斜め穴の加工をするのが普通ですが、

この機械では、駆動系を二重で噛ませることでB軸として制御しちゃってるんですかね。。

ホルダーが360度回るってすごくないですか!?実に面白い。。
でも、剛性やトルクはどうなんだろう…そこまで聞けばよかった。


とりあえず値段を聞いたら、
機械はまあダブルタレットだしそれくらいするよねーって思った印象でしたが、

B軸用ホルダーはちょっとひくぐらいの値段で…例えるなら、稲葉物置の屋根が諭吉さんで埋め尽くしても足りない感じですかね(笑)


まあ、うちのような試作業では導入コストには見合わないかな…と言う印象でした。段取りも手間が掛かりそうですしね。



斜め加工

2018年10月24日 20時23分56秒 | 仕事



NTXを担当するようになってから、
タレット旋盤の頃よりも本格的にミーリング加工に取り組んでいます。


ただうちの基本は分業するようにしてるので、

複合旋盤では後行程のマシニング行程がスムーズにかつ、
精度の厳しいところの仕上げに集中出来る様に手順をふむと言う感じでやってます。
完全に分けるというのは、ホントに簡単なやつくらいか半端にやっても特に効率があがらないような場合です。


ほんで、今僕はNTXを担当するようになってからはオールラウンドな立ち位置にいます。



で、今取り掛かってる品物はとにかく斜め加工をしまくらないとイケないもので。。。

円周方向に割り出して加工の繰り返しならいいんですけど、
斜めになってくると平面をその都度作らなきゃいけないのでめちゃ面倒(@_@)


C軸の角度&B軸角度の組み合わせの分だけ。。
ただ、斜めにして隅取りとかよくやるんですよね…


あんまり平面増えると、あれ?どこまでやったっけ?とかなっちゃいます(苦笑)



旋盤加工のPGはもうある程度大丈夫なんですが、ミーリングのPGがまだまだまだ…なのです。
ホントになんでこんな遅いんだろうとか思って、結構日々へこみます。。

導入当初よりは、大分レベルアップはしたとは思うんですけどね…


とりあえず、機械の性能に追いつけるように、
日々トライですね…(@_@)



画面が切れてきた

2018年09月11日 05時53分56秒 | 仕事



プログラム表示画面の右端が、
なんか映らなくなってきた…
と言うか、なぜかこの画面の時だけ端の方が切れる。

いつぞやに気が付いてから、
ドンドン進行してきて…


サービスに電話したら、
とりあえずマップスの問題だからそっちの担当に聞かないとわからんと。

で、マップスの部隊?が北海道にあるらしく先日の地震の影響ですぐには対応が難しいとの事。



まあ、それはホント仕方ないことなので待つのは全然良いんだけど
M社さんはそのまま返事ナシってのがよくある話なので、

都合が着くまで待つので、
何かしらの連絡は忘れずに欲しいなと思う今日のこの頃。

精度維持の案

2018年08月15日 09時22分14秒 | 仕事
NTXには機内計測装置をオプションで付けてます。

XYZ軸の位置とかズレとか、
C軸を使って角度とかも測れたりします。
ついでに測定部の直径なんかも出してくれるのでなかなか便利です。
ちなみに、付属で付いて来た測定マクロはATC側の補正のみです。




最近±5μの穴がある品物が160個となかなかの数で受注しました。
深さが0.3mmしかないので内径バイトで加工するのですが、ミーリング工程を含めるとなかなか時間がかかるのでなるべく熱変位による不良は少なくしたい。

センターズレを補正出来る、
ATC側で加工すりゃ安定感はあるのですがいかんせん遅い。
ので、時短のためにはタレットの下刃物台で旋加工はすべてやりたい。

が、加工後じゃないと熱変位の補正が出来ないし公差外だった場合むだになってしまう…
とは言え、加工途中でいちいち止めて測定して補正をするのも面倒。



と言う訳で、下刃物台が加工した直径をATCで測り下刃物台に直径のずれ量をフィードバックかけると言うマクロを作ってみました。







これを加工の途中に、
計測マクロと一緒に実行するようにPGします。


システム変数の最初に、
#1000とか#2000を付けると他の系統にアクセス出来ると言うことがわかったので、そいつを利用してみました。

それ以外はただ計算してるだけなのですが(´ー`)


公差のレンジが広い品物の時は、
無理に毎回補正かけなくてもいいかなと思って、#155#156に上限と加減を設定しようと思って組み込んだのですが、

よく考えたら、どうせ毎回測るんだから常に中央値にするようにすりゃ良いじゃんと、言うことに気が付いて狙い値と上限下限値は同じと言うことに(笑)


これでバッチリだろうと思いきや、
流していくうちに謎のズレが発生してきて。


機械温度や室温でプローブの径やらなんやらが変化してしまう関係なのか、
、、

よくわからんので、
実測値でのズレを強制的に(#159)補正をかけるようにしたところ、

こりゃもうバッチリ(笑)
ほんで、またズレるようだったら#159にまたその分の値を入れ直せばオーケー!




新しい技が増えました(^^)v



気になるもの その2

2018年08月02日 06時43分21秒 | 仕事



山田マシンツールさんが代理店をやってる、『Toodle spindle』。

この手のアイテムはちょいちょい見かけるけど、ここのはサイズが結構小さい。


今回気になったのはL字型のアルグルタイプがあって、尚且つ割と小さい。
NTXとか複合機にとりつけて、
内面加工とか出来そうだなって思って。



で、デモ機をお願いするなら打ち合わせが必須とかあったので問い合わせをしたら
忙しすぎて来れないと断られた(´ー`)

で電話で軽く話を聞いたんだけど、

中身の工具を取り付けるベアリングのとこ?は消耗品だから、
デモ機やるにしてもそこは買ってねと言うので、まあそこは了承して見積もりお願いしたのにその後全く連絡が来ない。。

そもそもこの電話も、最初に電話をした時は『担当が不在だから再度連絡させます』てな感じで連絡を待っても、全然来ないからこっちからまた連絡したんですよね…


以前、切削ローレットを買ったときは割と対応がよかったのに今回はちょっと…

それだけ景気がいいのかなんなのか…




取りあえず、気長に待つとします(´ー`)