運転代行・秋田あすなろ代行  

星空掲示板
運行案内・代行法・暮らしに便利なお役立ち情報・旅ブログ・行事やイベント・秋田の魅力を発信・グルメな情報等々

能代市・旧料亭金勇・雪見ランチ      ~酒・食・遊⑨~          

2014-02-06 16:12:24 | インポート

秋田観光や行事、イベントを体験発信している酒・食・遊第9弾は、能代市柳町にある旧料亭金勇の雪見ランチを紹介致します。

039
金勇(かねゆう)は初代金谷勇助氏によって明治23年に創業された料亭です

現在の建物は、2代目金谷勇助氏によって、昭和12年に建て替えられたもので、能代市内に現在する昭和初期の貴重な和風築物です。

平成10年に国登録有形文化財に登録されました。料亭は平成20年8月に閉店し、平成21年に能代市に寄贈されました。

003
1階中広間・満月の間

天井は、1本の秋田杉から5枚採材された長さ9.1mの中杢天井板で、今では入手不可能と言われている逸品です。全て人力で森林鉄道敷まで下し、トロッコに積み、筏で米代川を下り能代まで運びました。全て木挽きで1枚の木挽きに3日~4日を要しました

0121階廊下

007田毎の間

この部屋だけ出入り口が2か所ある造りになっています。主に、政治家の会合や常連客が利用し、重要な商談などに使用されました

026_2
2階・大広間

110畳の大広間、圧巻は「秋田杉全面杢四畳半仕切り各天井」天然秋田杉が豊富な当時でも、これだけの杉丸太を集めるのは並大抵のことではなかったと思います

建て替えられた昭和12年は、まさに第二次世界大戦が始まろうとしている混乱の時代、東洋一の「木都」と呼ばれるようになった能代がいかに材木で潤い、栄華を誇っていたかが分かる木都能代を象徴する歴史的建造物です。

当時なら一般庶民が利用出来ない料亭金勇に歴史を重ねてみる貴重な時間でした。

今回は地元のガイドさんをお願いし(料亭金勇の歴史や建築方法等々)歴史を深く知ることが出来ました

「川風」の間をお借りして雪見ランチを堪能してきました

032川風の間
廊下側に小窓を配し、欄間の「割氷紋様」が目を引きます。金勇に仕事に来る途中の職人さんが、水溜りに薄く張った氷が割れる様を欄間模様にしました。3代目当主がこの割氷紋様を好み、銚子と杯の模様に使いました

037当時使われていた食器を展示

ランチをお願いしたのは、金勇の向い料亭魚松さんの雪見ランチ、素材の旨さがぎっしり詰まった料理に大満足でした

035_23000円

雪見ランチは3月30日(日)まで

ご利用の前日までに、直接お申込み下さい

*メニュー*

料亭魚松のお弁当 3000円

プラザ都のお弁当 2700円

やま久のお弁当  2300円

松山仕出し店   2000円

樹林のお弁当   1500円

お問合せ・能代市旧料亭金勇  0185-55-3355


最新の画像もっと見る

コメントを投稿