R200SS OH

2024年02月16日 20時55分01秒 | 機材

これは、R200SSで10年ぐらい前に撮影した月と金星の接近です。
金星の周りにゴーストが出ています。明るい星にはこのようなゴーストが発生します。
このゴーストのせいでR200SSで撮影するのを避けていました。

購入して30年ほどなるので、昨年ビクセンへオーバーホールに出しました。
併せてこのゴーストを改善できないかも相談しました。
調べてもらった結果、主鏡を固定していたコーキング材みたいなもののために
主鏡が歪んでいることがわかりました。そのせいでゴーストが発生しているようです。
そこで現行の主鏡セルに交換してもらいました。

すると明るい星を撮ってもゴーストが発生しなくなりました。
ついでにEAFやフォーかサーなども付けられるように、接眼部のピニオン軸もSX用に交換しました。
OHのおかげでR200SS復活。稼働率もアップしてます。
自分が持っている一番古い望遠鏡が使えるようになったのは嬉しいです。
コレクターPHやエクステンダーも購入しました。
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梅雨が明けました

2021年07月18日 10時40分45秒 | 機材
しかし、晴れません。雷が毎日鳴ります。
4月に異動になってから多忙を極め、今月は体調まで崩しました。
4~7月で撮影に行ったのは2,3回。気分転換のために行ったので、どれも1時間ぐらいのお手軽撮影です。
ネオワイズ彗星が来たのが去年で良かったとつくづく思います。

多忙の間にこちらを購入しました。

SS-ONEのPolar3です。
機材にSXP2に代えて困っていたのは極軸合わせ。
ビクセンのPFL-Ⅱは北極星と近隣の星2つを使って極軸を合わせますが、
近隣の2つの星が見えづらい。薄明や月明かりがあると分かりません。
星座早見盤のように月日、時刻を合わせて北極星を導入するSXの極軸望遠鏡の方が、個人的にははるかに使いやすかったです。
メーカーに問い合せして、SXP2にSX極望がつけられることを確認しヤフオクで入手したのですが、
SXP2に付いているPFL-Ⅱがどうやっても外れない。傷だけつくので諦めました。

Polar3の中はこのようになっています。

小さいのでキツキツです。


GP用のアダプターも買ったので、GPDでも使えます。
晴れたら使い方の練習をして、水準器も取り付けます。
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今年もあと300分

2020年12月31日 19時00分00秒 | 機材
2020年は久しぶりに肉眼で楽に見えるネオワイズ彗星が現れ、
SWANもATLASも残念だっただけに天文界が明るくなりました。
肉眼で尾までしっかり見える彗星はヘールボップ彗星以来でした。
特に光害がほとんどない笠沙まで遠征した時は、薄雲を通して彗星が見え感動しました。


ネオワイズ彗星を追っかける時に問題だったのが2点。
自分が持っているレンズは、タムロンの60mmマクロしかり、シグマの105mmマクロしかり青ハロが出るのが多いということ。
結局シグマの105mmF1.4をアウトレットで入手しました。

ネオワイズ彗星が来る前に入手するか迷ったのですが、大彗星になるとは思わなかったので見送っていました。
結局ネオワイズ彗星が暗くなってから入手しました。
最近はFが明るいのを生かしてSTC製のAstroDuoを入れてガム星雲を狙っています。

もう一つは赤道儀の機動性。
今年一番使った赤道儀はGPDです。過去には豪州にも持って行きましたが、遠征には重すぎます。
2020年代は皆既日食を是非見たいと思っているので、海外遠征でも使えるようにAP赤道儀を最近購入しました

三脚をつけても片手でヒョイと持てるほど軽いです。
写真のようにNS企画で改造してもらい、タブレットから自動導入もできるようにしました。
元の部品を使えば純正に戻せるので、スターブックONEのコントローラーも使えます。モバイルバッテリーでも動かせるようになります。



あとはオークションで ポラリエ雲台ベースPCB-EQ3を入手しました。(右側の白いやつ)
今まで使っていた物より一回り大きいです。

大きくなったおかげでユニテックのポラリエ極望イルミネーターが使えるようになりました。
赤い雲台ベースの時は、雲台取り付けねじが邪魔でつけられませんでした。
地味な変更ですが、使い勝手はかなりよくなりました。
来年はAP赤道儀とポラリエを中心に、軽さを生かして撮影していきたいと思います。


南国鹿児島も雪が降っています。

今年も残り5時間あまりとなりました。
みなさま、よいお年をお迎えください。

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大自工業 3500LED

2020年10月03日 15時15分15秒 | 機材

こちらはもう5年以上も使っている大自工業のSG-3500LEDです。

さすがにバッテリーがへたってきて、充電完了ランプさえもつかなくなりました。
替えのバッテリーを探していましたが、500Whクラスはセールでも4万以上します。
300Whクラスでも2万円ほどします。
そこで、バッテリーを交換することにしました。

3500LED バッテリー交換と検索すると、多くの方が交換されていることが分かります。
一番参考になったのはHIROPONさんの「星のつぶやき」の2019年4月5日の記事です。


裏蓋のネジを4本外すだけで、容易にバッテリーにアクセスできました。

マイナス端子、プラス端子の順に、ショートさせないようにバッテリーを外します。

外しました。ついていたバッテリーは12V20Ahでしたので、12×20=240Whですかね。(苦手分野なので間違っていたらごめんなさい)


WP20-12、WP20-12I、WP20-12IEなどあります。WP20-12だと端子が外側にあるので、接続するときに加工が必要なようです。
HIROPONさんの情報通り、WP20-12IEを購入しました。

並べると端子位置はほぼ同じです。


ショートに気をつけながら、今度はプラス端子、マイナス端子の順に接続。

裏蓋をつけて現在充電中です。これで、また数年は使えます。
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1ヶ月前に欲しかった

2020年08月23日 01時00分00秒 | 機材
新しいレンズを買いました。

sigmaの105mmF1.4(左)です。右はsigmaの180mmマクロ。

前々から欲しくてアトラス彗星が来る・・・という時に購入を考えたのですが、
仕事用のノートPCを買ったもんで、17,8万という値段に手が出せませんでした。
先日、楽天を見ているとアウトレットに出ていることに気づき、価格は13万円。
ポイントもたまっていたので、11万で購入できました。
タイトルの様に1ヶ月前にあればネオワイズ彗星で大活躍だったことでしょう。

ファーストライトはもう済ませましたが、困ったことにオートガイドするシステムがありませんでした。
そこでこんな風に組んでみました。

カメラのホットシューを利用してガイドする。
まぁ105mmだし大丈夫だろうと思っていましたが、露光開始1時間半頃以降は星が流れて失敗でした。
それまでの駒を使った画像が次の通りです。
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