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2月26日: 金星と3倍の紫外線の太陽

2018年02月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2012年に変わった種類の日食が起きた。通常太陽を食するのは地球の月である。この年、極めて珍しく、惑星金星が代わった。金星が次第に太陽と並んだとき、月による日食のように金星の面は薄い三日月になった。最終的に並びが完全になり、金星の面はゼロになった。金星の暗い部分が我々の親星を横切った。この状態は、技術的には殊の外大きな火のリングを持つ金星の金環食と分類されるだろう。ここに描かれているのは、掩蔽の間に、地球軌道を周っているソーラーダイナミクス天文台によって、右方向にコロナホールと一致する暗い領域を持つ太陽が、明るい紫外線の三つの色で撮られた。金星がその軌道に留まり続けたので、何時間か後に僅かな三日月形の面が再び現れた。太陽を横断する次の金星の通過は2117年に起きるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: 金星は太陽面のやや左上の小さな暗い点です。大判で確認してください。

 


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