練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

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土台敷いています。

2017年12月01日 17時30分18秒 | 注文住宅/木工事

 

朝から雨が降ったり止んだり・・・。

中途半端な天気ですね。

でもようやく、雨が止みました。(良かった・・・。)

『FPの家 K邸』

本日、土台敷きを行っています。

基礎の周りには、既に足場が掛けられています。

そして基礎の廻りにはPPシートが敷かれ、散らかったゴミもすぐに掃けるようになりました。

外部排水配管や基礎内配管も進められています。

写真は塩ビ配管を、基礎に予め設けられたスリーブの中に通したところを撮ったもの。

コンクリートと配管の周りに隙間がある事に気がついたでしょうか?

この隙間は、シロアリにとっての絶好の侵入口になるそうです。

今まで弊社では発泡ウレタンを充填していましたが、ここには耐シロアリ効果の高いシーリング剤を充填するのが良いそうです。

また写真のような立上りコンクリートと耐圧盤コンクリートの打ち継ぎ部分や、巾止め金具廻りもシロアリの侵入口になります。

この部分も配管廻りと同様にシール処理の必要な部位となります。

今回は『木材劣化対策/全構造処理』の一環として、こうした部位にもホウ酸が添加されたシーリング剤による充填を行うので、後日その様子をアップしたいと思います。

写真は基礎天端に書かれた土台墨となります。

この線に合わせて土台を載せていきます。

基礎と土台の間には、基礎パッキンを敷かなければなりません。

写真の黒い物が基礎パッキンです。

今回の土台は、国産檜(芯持材)です。

樹種別に蟻害に対する耐用特性を示した表を挙げてみました。

ヒノキの耐犠牲は『中』となっています。

ヒバの方がシロアリには強いようですね。

でも、注意してよく見てください。

『熱帯産材を除くすべての辺材の耐犠牲は小になっています。

つまりせっかくヒバの土台を採用しても、心持材(辺材ではない材)でなければアカマツやベイツガと同程度の耐犠牲しかないとゆう事です。

辺材かどうかは、断面を見ればすぐに分かります。年輪の芯があれば芯持材、なければ辺材です。

機会があれば、覗いてみてください。

話を戻しましょう。

土台は国産檜の芯持材です。

でも、所々に赤っぽい土台が使われています。

こんな土台です。

ベイマツの防腐土台なんです。

ベイマツの耐犠牲は小、残念ながらシロアリに強い樹種ではありません。

では、何故使っているのか・・・。

弊社では全棟、構造計算(許容応力度計算)による安全の確認を行っています。

計算の結果、1階部分の柱の中に大きな圧縮力を受けるものが何本かありました。

ヒノキの土台では、柱の下が荷重でめり込んでしまいます。

そこで、めり込み強度の強いベイマツの土台を部分的に採用した訳です。

上に土台の劣化の軽減に関する評価基準を挙げてみました。

K3相当以上の向上処理材+水切り

D1樹種のうち特定樹種+水切り

その他同等のもの+水切り

のいずれかの対策をとらなければ、劣化対策等級3(最高等級)を取得することができません。

ちなみに等級3は『住宅が限界状態に至るまでの期間が3世代以上となるための必要な対策(75~90年の耐用年数)』

等級2は『住宅が限界状態に至るまでの期間が2世代以上となるための必要な対策(50~60年の耐用年数)

等級1は『建築基準法に定める対策(25~30年の耐用年数)』となっています。

D1樹種のうち特定樹種と言われているのは、ヒノキ・ヒバ・スギ・ベイスギ・ベイヒバなどです。

またK3相当の土台に該当するのが、今回採用している防腐土台になります。

木材を腐れやシロアリの被害から守るために、防腐・防蟻処理をするのが一般的です。

でも建築現場でこうした処理を行っても、十分な効果が期待できない場合もあります。

そんな時には、工場において十分な品質管理の元、効果的に防腐・防蟻薬剤を木材中に深く浸透させた『防腐・防蟻処理木材』を採用することになります。

防腐土台に近づいて撮ってみました。

土台表面をよく見ると、長さ方向に細くて小さい筋がたくさん見えます。

これを『インサイジング加工』と言います。

インサイジング加工(材の表面に細かい切り込みを適当な間隔で入れること)とは、薬剤を木材の表面から均一に浸透させる為に行う加工です。

こうした加工を行った木材を乾燥し、密閉タンクの中に入れて薬剤を圧入して防腐土台は作られます。

ヒノキ・防腐土台を問わず、土台の裏面にはBAE(ホウ酸換算濃度)24%以上の高濃度ホウ酸水溶液を塗布します。

後日専門業者による木材劣化対策工事を行いますが、基礎の上に載ってしまう部分は塗りにくいのでこのタイミングで念入りに塗るようにしています。

現場のアンカーボルトに合わせて穴を明け

土台を基礎(基礎パッキン)の上に載せ

土台上端と平らに納まる座金付のナットを締めます。

土台敷き、完了です。

午後は『鋼製束』を取付けた大引きを土台に留め付け、耐圧盤と鋼製束を専用接着剤で固定します。

いよいよ、明日から建て方を始めます。

雨が降らない事を願います。

 

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