練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

完了検査、受けました。

2017年01月19日 16時00分25秒 | 注文住宅・完成・お引き渡し

『FPの家 H邸』

本日、確認検査会社による完了検査に立ち会ってきました。

検査時間の15分ほど前に現地に到着しましたが、外回りの確認は終了済みとの事でした。

道路境界線や敷地境界線、建物と境界線の離隔距離、道路斜線や北側斜線との抵触の有無等々。

「少し早く着いたので、外回りの確認は終わっています。」

「特に問題ありませんね。」

ですって。

玄関ドアを開けて、早速室内の確認をしていただきます。

 

速足で、部屋を見て回ります。

火災報知器・給気口・排気口の配置と仕様、防火サッシの認定シール、間取り変更の有無。

エアコンは1階の2台を21℃に設定して稼働していますが

「暖かいですね。」

「陽当たりも良いからね。」

ですって。

「断熱性能に拘っているんですよ。」

「・・・。」

「特に問題ありません。」

「ここにサインをお願いします。」

「検査済証は、明日発行できますので、連絡してから取りに来てください。」

いつになく、短時間の検査立ち会いでした。

急ぐ用事でもあったんでしょうか?


その足で、解体現場を見てきました。

『FPの家 T邸』

既存建物はきれいに無くなっていました。

あとは、基礎の撤去を残すだけのようですね。

無筋の布基礎です。

防湿コンクリートもありません。

すぐにでも、壊れちゃいそうですね。

辺りには、土の臭いが漂っていました。

いよいよ解体工事も終わりそうです。

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我が家の場合・・・

2017年01月19日 08時00分00秒 | たわいもない話

昨日アップ出来なかった『我が家のサーモ画像』を今からお見せしたいと思います。

完成は2011年3月。

東日本大震災の影響で、電気メーターを取り付けてもらえず入居がGWになってしまいました。

築6年となります。

当時は今よりも知識が無く、今から思えば

「あーしたかった。」

「こーしたかった。」

という事ばかり・・・。

窓に関する事、日射遮蔽に関する事、採風・換気システム等々・・・。

いずれ、時期をみてリフォーム対応を考えます。

さて、サーモ画像です。

撮影したのは1月18日、明け方の3時位でしょうか。

なんとなく目が覚めてしまい、ふと思い立ってサーモカメラを覗いてみました。

私が一人で寝ている2階洋室(8.0帖)の様子です。

ちなみにエアコンの設定は21℃です。

窓を開けて測った外気温は0.9℃、湿度67.6%でした。

この時の室温は23.8℃、湿度36.4%です。

エアコン設定よりも室温が高くなっています。

エアコンの吹き出し温度は20.7℃、ほぼ設定通りですね。

テレビを置いてある為、室温が若干上がっているのかもしれません。(スイッチoff状態ですが・・・)

テレビ温度は22.3℃でした。

こちらはパソコンのモニターです。

22.5℃になっていました。(こちらもスイッチoff状態)

私の体温も室温を上げる原因になっているのでしょう。

まずは窓の様子です。

樹脂窓+アルゴンガス入りLow-E複層ガラスを採用しています。

残念ながら樹脂スペーサーにはなっていません。

ガラス中央部の温度は19.3℃、若干室温よりも低くなっています。

ガラス周縁部及び下枠部分の温度は14.0℃。やはりここが弱点ですね。

ちなみに窓の右側にある低温部は給気口です。

第3種換気システムを採用している為、自然給気口を各居室に設置しています。

窓及び給気口の近くに手をかざしてみても、それほど寒さは感じませんし『コールドドラフト』も感じられません。

床温は21.8℃、足跡が若干高温になっていますね。

厚さ21mmの松の無垢フロアーを採用しているせいか、この時期も裸足で過ごせます。

壁・天井とも、温度は21.5℃になっています。

我が家は1・2階それぞれに各2台づつエアコンを設置しています。

それぞれの設定を、冬21℃・夏28℃にして必要なシーズンに連続暖房をしています。

昼間は間仕切りドアを開けていますが、夜寝る際にはドアを閉めています。

つまり居室はエアコン暖房中ですが、廊下やトイレ等は無暖房状態となります。

こちらが階段室の様子です。

天井・壁・床とも21.0℃位になっていますが、窓だけは低温になっています。

トイレも暖房便座の影響もあって、充分暖かいですね。

それなりの断熱性能を確保したつもりですが、田舎の一軒家です。

窓からの借景を楽しみたくて、大きな窓を結構設けています。

樹脂スペーサー&トリプルサッシにすれば良かった・・・。

まだまだあります。

ガラスは遮熱タイプを採用しましたが、その他の日射遮蔽はしていません。

そのせいか、日中はとんでもない事になっています。

晴天時の室温は、28℃位まで高くなってしまうんです。

当然エアコンのスイッチはoffです。

それどころか・・・

窓を開けたがらない妻は、我慢できなくなると冷房を入れてしまいます。

冬に冷房なんて・・・。

こうした現象を『オーバーヒート』と言います。

高断熱住宅には、よくある事です。

窓を開ければ済む問題ではありますが、防犯性やプライバシー確保を考えないといけません。

日射遮蔽策も必要です。

冬はいいけど、夏は問題ですよね。

数年前までは共働きで昼間家にいる事も無かった為、こんな事が起きているとは気づきませんでした。

電気代も安く、ありがたく思っていたくらいです。


庇やオーニングをつける

植木を植える

グリーンカーテンを設置する

等々、夏に備えないといけませんね。

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樹脂スペ-サ-

2017年01月18日 08時00分00秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ
 
おはようございます。
今朝は、我が家の樹脂サッシのサーモ画像をアップしようと思いました。
でも、サーモカメラの接続がうまくできず・・・。
諦めることになりました。
別の機会にでも、再挑戦したいと思います。
 
という事で、別の話題です。
 
一昨日のブログで樹脂窓について書かせていただきました。
 
その中で『樹脂スペーサー』の優位性について軽く触れましたが、樹脂スペーサー自体については何も触れませんでした。
 
ぐぐってみれば、色々な方が詳しく説明されていますので、その中のひとつをご紹介します。
 
 
 
『日本の窓は住まい手の利益よりも窓メーカーの都合に合わせて作られてきた』
 
という記事です。

有限会社松尾設計室 代表取締役 松尾和也氏 が書いています。

この方の記事は大変に勉強になります。機会があれば、いつも読ませて戴いています。

今回は、元稿の一部だけを転載・一部修正させていただきました。

興味のある方は、下記ページにある元稿をご覧ください。

http://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00095/

 

それでは、樹脂スペーサーに関わる部分をご覧いただきます。

複層ガラスを構成する部材「スペーサー」について

ガラスを2枚重ねる場合、間に空気層を設けます。

空気はガラスよりも熱を伝えにくく、空気があることで窓全体の断熱性能が向上します。

その空気層を設けるため、ガラスの周囲に挟み込む部材がスペーサーです。

日本製の複層ガラスのスペーサーは、ほぼ100%がアルミでできていて、これは物理的に考えるとあり得ない話だと思います。

そもそも断熱性能を上げるためにスペーサーを使っているはずなのに、その部材が熱を通しやすい材料で作っているなんて・・・。

いま欧米では、樹脂とステンレスを複合して作った樹脂スペーサー(ウォームエッジともいう)と呼ばれる部材が徐々に拡大しています。

樹脂スペーサーの使用は窓全体の性能向上につながりますし、それ以上に結露を防ぐという面で大きな意味を持ちます。

どんな窓でも最も結露する可能性が高いのは、下枠とガラスが接する近辺です。

理想的な冬の室内環境は、室温が20℃で相対湿度が50%程度とされていますが、この状況で外気温が低いと、『アルミと樹脂の複合サッシ』は結露が発生するかもしれません。

結露が発生するかどうかは、枠が樹脂や木なのか、それ以外なのかでほぼ決まります。

枠とガラスの断熱性能を比較した場合、一般的には枠の方が低いので、 結露が生じるかどうかは枠の性能によるところが大きいんです。

ちなみに上記の室内環境で外気温が0℃であれば、結露が始まる温度(露点)は9.3℃となります。

アルミ枠の多くは結露してしまいます。

では、樹脂の枠でありさえすれば絶対に結露しないのでしょうか?

そんなことはありません

普及レベルで最高性能の樹脂枠+16mm(アルゴンガス注入)の空気層を持つLow-Eペアガラスというサッシについて、色々と条件を変えて比較してみました。

アルゴンガスの有無や樹脂スペーサーの有無の合計4パターンで下枠の温度を比較したものが、下のグラフです。

※アルゴンガスは窒素と酸素で構成される空気に比べて熱伝導率が低いため、断熱性能を高めた複層ガラスの空気層に使われることがあります。



このグラフを見れば分かるように、アルゴンか否かによる下枠表面温度の差はせいぜい0.2~0.3℃程度しかありません。

でもスペーサーが樹脂なのかアルミなのかによっては、およそ2℃も違います。

しかもこの2℃の間には、結露が発生するかどうかの境目である9.3℃というラインが含まれています。

つまり樹脂スペーサーであれば、空気層がアルゴンでなくても結露しないという事です。

 

左がアルミスペーサー、右が樹脂スペーサーを使用した複層ガラスです。

ガラス周縁部に結露が多いのは、スペーサー及びフレームの断熱性能が大きく影響していたんですね。

また一般的な複層ガラスの空気層には乾燥空気が封入されていますが、これをアルゴンガスに替える事でガラス中央部の断熱性能は向上しますが周縁部では効果が無いという話は初耳でした。

やっぱり、勉強になります。引き続きよろしくお願いします。

でも樹脂スペーサーって、防火窓には使えないんでよね・・・。残念!

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東武東上線 東武練馬駅下車5分

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こんな本、見つけました!

2017年01月17日 08時00分00秒 | 休日・プライベート
今日・明日と、弊社は定休日です。

今年2回目の『こんな本、見つけました!』をお届けします。

といっても、見つけたわけではありません。

FB友達が、この本をテキストに『燃費半分で暮らせる家』の解説をしたんです。

「この本、読んでみたいなぁー。」

が、きっかけでNPO法人『新木造住宅技術研究協議会(新住協)』にも入会する事になりましたし、この本も注文しました。

あっ、まだ肝心の本の紹介がまだでしたね。


燃費半分で暮らす家
鎌田紀彦 監修
市ヶ谷出版社 刊

ご存知、室蘭大学名誉教授を始めとする7人の執筆陣が贈る、『正しい高断熱・高気密住宅』のつくり方です。

対象は建築する側だけでなく、そうした家を求める生活者にまで及びます。

先日も新住協東京支部の今年初めての研修会に参加してきましたが、噂通りのハードな内容に苦笑いでした。

会員による事例報告会の後、鎌田先生によるアドバイスがあるんですが、これが凄いんです。

理論ばかりでなく施工性も踏まえた家づくりを求めている鎌田先生は、会員が行う家づくりにビシビシ突っ込みを入れていきます。

会員が考えた工夫も、無駄な施工や無意味な施工と思えるものは、一刀両断です。

高性能住宅をとにかく安くつくりたい。

そして、普通に建てられるようにしたい。
 
デザインも含めて、我慢や妥協をせず健康で、燃費半分の家を建てるためには、施工性の追求と良質廉価な製品の選択が絶対条件なんだそうです。

もちろん、耐震性や防火性だって大切にしなければなりません。

こうした姿勢が、この本にも満載なんでしょうね。

昨日から読み始めました。

可愛いイラストが多いですね。

数多ある高性能住宅のお手本になった家づくりが書かれている一冊です。

表紙には、こんな事が書かれています。

設計者・工務店の皆さんへ

あなたの理解間違っていませんか?

一から出直すつもりで勉強したいと思います。

何が書かれているのか。

実に楽しみです・・・。

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寒い窓と暖かい窓

2017年01月16日 15時14分19秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

先日、OB客宅に定期巡回サービスの際にご指摘頂いた窓の建付調整でお邪魔してきました。

定期巡回の際に頂く不具合のほとんどは、サッシ及び木製建具の建付調整です。

私がその場で対応する事も多いのですが、たまにサッシ業者の応援を依頼するケースがあります。

今回がそれでした。

写真は、調整中の様子をサーモカメラで撮ったものです。

測点を指定していなかった為、窓ガラスの温度が判りません。

でも別の写真を確認すると、21℃位になっていました。

エアコンの温度設定は21℃です。

でも天井・壁・床の温度は24℃になっていました。

周辺環境からいって日射取得が出来ている訳でもありません。

人も少ないし、家電が稼働している訳でもありません・・・。

なんでだろう?

ガラス中央部の表面温度は設定温度とほぼ同じ、問題ありませんね。

でも、枠及びガラス周縁部の温度が低いのが気になります。

およそ18~19℃位でしょうか。

ちなみに窓を開けた時の写真がこちらになります。

窓の外は6℃位でしょうか。

まあまあ、寒いですよね。

こちらのお宅では、デザイン上のご要望で、樹脂とアルミの複合窓を採用しています。

もちろん防火窓の為、トリプルガラスではなくLow-E複層ガラス(アルゴンガス入り)です。

ガラス性能は問題ありませんが、アルミスペーサー部分とフレーム部分が断熱上の弱点です。

以降、YKKapのカタログの画像にて説明させていただきます。

まずは、アルミ+単板ガラスとアルミと樹脂の複合窓(ガラスはLow-Eガスなしの複層タイプだと思われます。)を比較したサーモ画像です。

左側が一般的な『寒いサッシ』です。

右側が、最近の建売で使われている『暖かいサッシ』です。

確かに、青い色が少なくなっていますが、ガラス周縁部とフレームに残っていますね。

OB宅で採用したサッシは、Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)を採用しているのでガラス中央部の温度はもう少し上がっているはずです。

でも、フレームやガラス周縁部の温度は大差ないでしょうね。

続いて弊社がお勧めしている樹脂窓となります。

左が樹脂窓+Low-E複層ガラス(AG入り)、右が樹脂窓+Low-Eトリプルガラス(AG入り)を比較したサーモ画像です。

OB宅の窓ガラスは左側と同じになる筈ですよ。

樹脂フレームは、アルミと樹脂の複合フレームと比較すると暖かいようですね。

青い部分が少なくなり、赤い部分が出ています。

そして、なんといっても右側の窓です。

ガラスが相当暖かくなっている事がわかります。

またアルミスペーサーではなく樹脂スペーサーを採用している為、ガラス周縁部の温度もそれほど低くなっていません。

でも残念ながら、防火窓の対応がないんですよね・・・。

こんな写真を見せれば、もう少し樹脂窓の採用が増えるかもしれませんね。


ここで、アルミ+単板ガラス以外の窓の構造を見てみましょう。

   

 

 

上から順に

アルミと樹脂複合+複層ガラス(非防火)/(防火)

樹脂+複合ガラス(非防火)/(防火)

樹脂+トリプルガラス(非防火)/防火対応無し

となっています。

アルミと樹脂の複合+複層ガラスの防火タイプのみ、構造図が小さくてすいません。見つけることが出来ませんでした。

またそれぞれの熱還流率(数値が小さい程暖かいサッシです。)は

2.14W/m2・K(防火対応の場合は2.33W/m2・K)

1.67(樹脂スペーサーの場合は1.48)W/m2・K(防火対応の場合は1.95W/m2・K)

0.91W/m2・K(AGをKGに変え、フレーム中空部にウレタンを注入したタイプであれば0.78W/m2・K)

となっていて、あまりの性能差にびっくりします。

これを見ると、防火窓の性能がいかに低いかわかりますね。

また、樹脂スペーサーの効果が高いのに驚かされます。

せめて、防火窓にも樹脂スペーサーが使えればいいのに・・・。

値段はトリプルサッシよりも高いのに、性能はアルミと樹脂の複合(非防火)よりも低いなんて・・・。

東京で

さらに市街地で

しかも狭小地で『暖かい家』をつくるのって、思った以上に費用が嵩むんですよね。


昔の寒い窓と今の暖かい窓の性能を比較したグラフがあります。

ご覧ください。

これを見ても樹脂窓の性能の良さがわかります。

欧米では普及が進んでいる樹脂窓ですが、日本での普及率はわずか15%程度。

 その要因は断熱性能への意識や断熱基準の違いによるところが大きいそうです。

お隣の韓国や中国にも、大きく差をつけられていたとはガッカリですよね。

樹脂窓の採用は中々増えませんが、複層ガラスの普及率は年々上がってているようですね。

2006年以降は、ほぼ全ての新築で複層ガラスが採用されています。

特殊な金属膜をコーティングしたLow-E複層ガラスも70%以上の戸建住宅で採用されているようですよ。

樹脂窓の普及率も上がるといいですね。 

もう少し、フレームがスマートになると良いんですけどね。

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カビって、思ったよりも怖いんですね。

2017年01月16日 08時00分00秒 | 健康住宅

先日のブログの中に、カビの発するVOCという言葉が出てきます。

ご存知とは思いますが、『VOC』とは揮発性有機化合物の事。

常温で揮発し、人体に何らかの影響を及ぼす化学物質です。

カビが成長期に発するガスを『MVOC』と言うそうです。

微生物由来揮発性有機化合物、なんか凄い名前ですよね。

具体的には、どんな影響を与えるというのでしょうか?


『シックハウスの新たな問題』と題された記事を見つけました。

下記のページをご紹介します。

愛知県衛生研究所バナー

都合により、一部割愛させていただきました。

興味をお持ちの方は以下をご覧ください。↓

http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/mvoc.html


室内に生育する細菌やカビ(真菌)などの微生物は、生きていくための増殖と代謝の過程において室内の有機物質を分解し、その副産物としてアルコール類やケトン類、カビ臭のもととなるジェオスミン等の化合物を生成します。

このように細菌やカビなどの微生物が介在して生成する揮発性有機化合物を総称して微生物由来揮発性有機化合物(Microbial Volatile Organic Compounds; MVOC)といいます。MVOCには表に示すような物質が知られています。

表.微生物由来揮発性有機化合物;MVOC
1.アルコール類(10) 2.ケトン類(8) 3.その他(5)
3-メチル-1-ブタノール
3-メチル-2-ブタノール
2-ペンタノール
3-オクタノール
オクト-1-エン-3-オール
オクト-2-エン-1-オール
1-ブタノール
2-メチル-1-プロパノール
カルベオール
テルピネオール
3-メチルフラン
ヘキサン-2-オン
ヘプタン-2-オン
オクタン-3-オン
フェンコン
ノナン-2-オン
2-ペンチルフラン
4-メチルヘプタン-3-オン
ジェオスミン
2-メチルイソボルネオール(2-MIB)
二硫化ジメチル
エチルイソブチレート
ツジョプセン

一日のうちの大部分を過ごす住まいの中でシックハウス問題が発生しました。

その原因として建築材料等から発生する揮発性有機化合物(VOC)が注目され、VOCの低減化に向けた技術開発や対策が進められたのが1990年代後半です

その効果は室内空気中のホルムアルデヒド濃度の顕著な減少として現れています。

でも、人体への影響を懸念して使用量を抑えたVOCの中には、ホルムアルデヒドのように防腐・防カビ効果のある物質が含まれていたため、その低減化によって細菌やカビの増加という新たな問題が生じています。

さらに、それらが生成するMVOCによってもシックハウス症候群が発症することが分かってきました。

咳をする少女

室内に生育する細菌やカビなどの微生物、なかでもカビは一般住宅の室内空気1m3中に数個から数千個が胞子の状態で浮遊しています。

これらは喘息やアレルギーの原因となることも周知の通りです。

また、カビなどの微生物が代謝の副産物として放散するMVOCにはジェオスミンのように特有の臭い(カビくさく土のような臭い)を持つ物質が多く、気中濃度の上昇につれて強い臭いを感じるとともに皮膚や目、のどが刺激されます。

皮膚や目、のどへの刺激はシックハウス症候群における典型的な症状であり、これまでの研究においても微生物汚染が発生した建物内で多く検出されるMVOC(2-メチル-1-プロパノール、二硫化ジメチル等)とシックハウス症候群との関係が報告されています。


難しい言葉がたくさん出ていて、わかりにくいですね。

でも、カビの出す物質が体に悪影響を及ぼすのは間違いないようです。

カビの繁殖する条件を今更挙げる必要はないでしょう。

室内に発生するカビは、生活者の工夫と努力で無くす事は可能です。

では、躯体の中に発生するそれを防ぐ事はできるのでしょうか?

残念ながら生活者に出来る事って少ないんですよね。

とにかく防湿・気密性能を高め、水蒸気を含んだ空気を壁や床・天井の中に侵入させない事が大切です。

生活者に出来る事と言えば、水蒸気の発生自体を少なくする事と、発生した水蒸気を外に排出する事くらいでしょうか。

その辺りの事は以前に書いたブログをご覧ください。

カビが繁殖する環境は、シロアリにとっても快適な環境です。

カビを餌とするダニを呼び寄せる事になるでしょう。

ダニの死骸や糞もアトピーの原因となります。

家・ご家族の健康にとっての悪循環が始まります。

負のスパイラルを断ち切るために、まずは結露を防ぎましょう。

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目がテンになってしまいました。

2017年01月15日 11時05分33秒 | 住宅を取り巻く環境

朝から現場を回っていて、目がテンになるような施工を目にしました。

ポカーンと開いた口が塞がらない体験です。

ひとつ目は完成現場近所にて基礎工事中の建売現場です。

敷地と駐車スペースに高低差がある現場です。

深基礎になっているんですが、鉄筋の配置を間違えたのか縦筋が露出しています。

かぶり厚さ0mm状態、かなりマズイ施工ですよね。

ジャンカも見受けられます。

アンカーでも打ち付けて、コンクリートの増し打ちをするつもりなんでしょうか?

隠す事もしていません。何か意図があるのかも知れませんね・・・。

不可解な現場です。

続いて、解体中の現場です。

既に小屋組は無くなっていました。

築30年のこのお宅。建売住宅だったそうですが、天井断熱はありませんでした。

ビニールクロスを貼って仕上げられた厚さ5.5mmのラワンベニアを外すと、小屋組が見えるだけ。これでは寒いはずですよね。

壁には厚さ50mmのグラスウール(10K)が入っています。

かなり雑な施工で、断熱材はたわんでいます。

梁と断熱材の間には5cmほどの隙間が空いていました。

もちろん、黄色かった断熱材は黒く変色しています。

隙間だらけの施工です。

壁の中では上昇気流が常に起きていて、埃などが断熱材内部に詰まったんでしょう。

ご存知ですか?

繊維系断熱材は、その施工の仕方により大きく性能が異なります。

上図は壁の断熱施工による性能差を示したものです。

本来の施工であれば100%の性能を発揮できるんですが、先程の写真のようにたわんでいる状態では84%しか発揮できません。

隙間があれば、67%になってしまいます。

もっともあれだけ大きく隙間があれば、もっとひどい数値が出るでしようが・・・。

ちなみに、天井の場合だとこうなります。

天井の方が、施工による性能差が大きいようですね。

でも目がテンになったのは、こんな事ではありません。

次の写真をご覧ください。

 

断熱材を剥がした写真です。

白く見えているのは、防火サイディング(窯業系)の裏側です。

ちなみにカビていました。

結露していたんでしょうね。

もちろん、通気胴縁の施工はありません。

当時は、躯体に直接サイディングを留める施工も多かったんですよね。

でも変じゃありませんか?

なんでサイディングの裏側が見えるの?

そうなんです。

通常貼られている『防水シート』の施工が省略されているんです。

当時は、現在使われている『透湿防水シート』ではなく『アスファルトフェルト』という黒い紙を貼るのが当たり前でした。

この紙を貼る事で、サイディングやモルタルを透過した雨水の躯体への侵入を防いでいたんです。

防水紙の施工を省略した建物なんて、初めて見ました。びっくり・・・。

よく漏水しなかったものです。凄い!?

こんな手抜き施工でも、30年持ちこたえる事ができるんですね。


このお宅の場合、天井の断熱がありませんでした。

恐らく床の断熱もないと思います。

冬の間中、イラストの家以上に冷気が床から侵入し、天井から抜けていたと推察されます。

夏は、太陽の熱が天井をそのまま透過し、容赦なく照りつけたでしょう。

でもこうしたスカスカの構造が、結露による躯体の腐朽を防いでいたことにもなります。

躯体内に侵入した水蒸気は、壁内に発生した上昇気流により天井から小屋裏を通り、排出されていたのでしょう。

でも、その分省エネではなく、快適さと縁遠い建物であった事でしょう。

健康被害の恐れもあったと思います。

上のグラフによれば、無断熱の家やS55年基準の家が全体の76%を占めるそうです。

住宅ストック約5000万戸の76%と言えば、3800万戸です。

これだけの家が写真のような状況にあるわけですから、断熱・耐震改修の必要性は高いですよね。

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ヒートショックに関する記事をご紹介します。

2017年01月15日 08時00分00秒 | 健康住宅

今朝は特に寒いですね。

今から、解体現場の確認と室内環境測定中の現場まで測定バッジを回収に行ってきます。

午前・午後とリフォーム希望の方と打ち合わせが入っていますので、気を引き締めて、しっかりとした対応をしたいと思います。


ところで私のアドレスには、定期的にこんな記事が送られてきます。

今回は『ヒートショック』ネタのようですね。


以下、そのまま転載させていただきます。


東京ガス都市生活研究所メールマガジン
2017年 1月号
□□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NEW都市生活レポート

子┃育┃て┃マ┃マ┃の┃食┃事┃情┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
          2┃0┃1┃6┃
          ━┛━┛━┛━┛

発行者:東京ガス株式会社 都市生活研究所
http://click.tokyo-gas.co.jp/c.p?02cvxReFF


みなさんは「ヒートショック」という言葉を知っていますか?

 「ヒートショック」とは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、身体に負担がかかることです。その結果、心筋梗塞、脳卒中、失神などの健康被害をもたらすことがあります。ヒートショックによる死亡者は特に冬場の入浴中、高齢者に多く発生しており、寒い脱衣室で服を脱いだり浴室で熱いお湯に入ると、血圧の変動が大きくなることが要因の一つとして考えられます。


 今回はヒートショックに関する意識や実態を調べた都市生活レポート「入浴とヒートショック」から結果の一部をご紹介します。


 はじめに、ヒートショックという言葉の認知度を聞いたところ、全体では半数以上の人がヒートショックを知らないことが分かりました。性・年代別にみると、男女とも20代の認知が最も低く、40代女性の認知が最も高くなっています(図1)。


図1 「ヒートショック」という言葉の認知度


 次にヒートショックについて説明したうえで、「自分がヒートショックにより意識を失ったりする危険を感じるか」を聞きました。その結果、危険を感じるのは全体の2割弱、最も高い70代男女でも3割弱にとどまっており、リスクが高まる高齢者であってもヒートショックを自分の身に起こることとして考えている人は少数であることが分かりました(図2)。


図2 今後、自分がヒートショックにより意識を失ったりする危険を感じるか


 図3は、「自分の親がヒートショックにより意識を失ったりする危険を感じるか」を聞いた結果です。(こちらの図3は、都市生活レポート「入浴とヒートショック」には掲載しておりません。)40~50代女性で高く、6割弱にのぼりました。40~50代の親は70~80代と推測されますが、高齢の親にはヒートショックの危険を感じている人が過半数であることが分かりました。


図3 今後、親がヒートショックにより意識を失ったりする危険を感じるか


 ヒートショックを自分の身に起こることだと考える人は、リスクの高い高齢者であっても少数でしたが、高齢の親を持つ40~50代女性は、親に対してヒートショックの危険を感じていました。

 冬場の入浴中のヒートショックを防止するためには、「浴室・脱衣室を暖房などで暖かくすること」「お風呂のお湯はぬるめにすること」が大切です。ヒートショックのリスクが高まる高齢者への注意喚起だけでなく、40~50代女性から親世代に、浴室や脱衣室への暖房の設置などを勧めることが効果的だと考えられます。

 

青柳 恵子さんという方が書いているようですね。

いかがでしたか?
ご興味のある方は、是非登録する事をお勧めします。
色々とためになると思います。

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空気の質・・・

2017年01月14日 13時15分19秒 | 健康住宅

私たちが1日の間に体内に取り入れる様々な物質の中で、空気の占める割合はどの位だと思いますか?

室内空気が占める割合は、なんと57%。

以下

公共施設の空気・・・12%

産業排気・・・9%

飲料・・・8%

食物・・・7%

外気・・・5%

その他・・・2%

となっています。

体内に取り入れられる空気の重量は約18㎏。

4畳半の部屋いっぱいの体積になるようですね。

もしもその空気の中に有害物質や汚染物質が混じっているとしたら・・・。

考えただけでゾッとしませんか?

食べ物のように

「美味しくないから要らない。」

「身体に悪そうだしね。」

なんて事も出来ませんよね。

室内空気の中に含まれる汚染物質って、どんなものなんでしょうか。

汚染物質とその発生源および体への影響をまとめたものです。

思っていたよりも、汚染物質って多いのではないでしょうか。

しかも、体への影響も中々深刻です。

これらの中には、生活者自身が気をつける事で減らせるものがいくつかあります。

二酸化炭素や一酸化炭素は燃焼機器やたばこを減らすことで少なく出来ます。

硫黄酸化物・窒素酸化物も同様です。

臭気や水蒸気を減らすのは中々難しそうです。

まして真菌・細菌・ダニを無くそうと思うと大変です。

まず建物の断熱・気密性能を高めなければなりません。

その上で生活者自身が工夫しなければなりません。

粉塵も同様です。

まず気密性能を高め、隙間から侵入する埃を無くします。

その上でまめに清掃をするしかありません。

ホルムアルデヒドを始めとする、VOC(揮発性有機化合物)はどうでしょうか。

家具やカーテン・カーペットなど、購入するものに含まれていないかどうかを確かめてください。

衣類に使われていることもありますよ。

仮にこうした物から放散するVOCが無かったとしても、建物自体からそれらが放散していたら困りますよね。

そこで『FPの家』では、それらの放散濃度をご入居前に測定する事にしています。

測定方法は簡単です。

測定バッジを部屋の中に設置し、24時間放置しておくだけです。

翌日測定バッジを回収し、これを分析機関に送付します。

測定できるVOCは以下の通りです。

ホルムアルデヒド

トルエン

キシレン

エチルベンゼン

スチレン

オプションでパラジクロロベンゼンを測定する事も可能です。

厚生労働省が発表した室温が25℃の時の指針値(健康な人がその化学物質による健康被害を受けないであろう値)は以下の通りです。

ホルムアルデヒド・・・0.08ppm

トルエン・・・0.07ppm 

キシレン・・・0.20ppm 

エチルベンゼン・・・0.88ppm

スチレン・・・0.05ppm

パラジクロロベンゼン・・・0.04ppm

1ppmとは空気1m3あたり1cm3の濃度です。百分率で言えば0.0001%になります。

さあ、『FPの家 H邸』の濃度はどうなっているでしょうか?

こちらが測定バッジです。

赤いのがホルムアルデヒド用

緑色がトルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン用

となります。

パラジクロロベンゼンの濃度は測定しません。

測定したい部屋の中央、床面から1.2~1.5mの高さに設置します。

弊社ではLDに設置する事が多いですね。

戸締りをきちんとして、全ての間仕切扉・収納扉を開放しておきます。

誰かが入らないように工事用キーを引き下げ、立入禁止札を玄関ドアに貼ります。

このまま放置し、明日回収します。

結果は1~2週間後に判明します。

いままでの経験上、0.1ppm未満~0.2ppmくらいになっていると思います。

接着剤の使用を控え、自然素材を多用しているので、VOCはそれほど出ません。

それでも、念のため測定はしています。


人間は、生きるために空気を汚してしまいます。

こうした室内空気に含まれた汚染物質・有害物質が危険なレベルに達する前に排出するのが、換気の役割です。

窓を開けたり、換気扇を回したり。

方法は色々あるでしょう。

目安は2時間に一回です。

家中の空気を全て入れ替える必要があります。

雨が降ろうが、槍が降ろうが・・・

換気は必ず行いましょう。

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住まい方による結露防止策(その3)

2017年01月14日 08時00分00秒 | 健康住宅

結露防止の4原則について、シリーズでお伝えしています。

 

1.過度な湿度を防止しましょう。

2.換気を促進しましょう。

3.空気の流れを良くしましょう。 

4.部屋間の温度差をなくしましょう。

 

前回・前々回は、1つ目~3つ目のお話を書きました。

今回は4つ目のお話を書きたいと思います。

一般的なご家庭では、人がいる時間だけその部屋を暖房する『居室間歇暖房』が行われています。

暖房された部屋は暖かいのですが、廊下やトイレなどの無暖房室は寒いままとなります。

「電気代がもったいない。」

「扉を閉めないと寒くて仕方ない。」

なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

暖房する部屋を閉め切っていると、暖房しない部屋との温度差が大きくなります。

扉の隙間などから流れた暖かい空気は、暖房しない部屋で冷やされ結露を起こします。

石油ストーブにヤカンを載せて焚いていたりすれば、尚更です。

空気は暖かんなるほど蓄えられる水蒸気量が多くなり、冷たくなるほど少なくなります。

ストーブから放散される大量の水蒸気とヤカンから立ち上る水蒸気により、高い湿度を保った空気が壁や床で冷やされれば結露するのは当たり前です。

結露を起こさない為には、各部屋を開放し部屋間の温度差を無くす必要があります。

家中の温度を均一にして、寒い部屋をつくらないようにしましょう。

断熱・気密性の高い建物であれば、電気代の心配もいりません。

少しの暖房費で快適に暮らすことが可能となります。

結露はカビを呼びます。

 カビは呼吸を通じて体に害を及ぼします。

カビを食べるダニの繁殖に繋がることだってありますよ。

ダニの糞や死骸はアレルギーやアトピーの原因にもなります。

シロアリを呼び込む事にもなりかねません。

住まいとそこに住まうご家族の健康のために、結露を防止しましょう!

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東武東上線 東武練馬駅下車5分

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