練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

電気工事中です。

2017年07月25日 17時44分42秒 | 注文住宅/電気・空調設備

今日の練馬・板橋は曇。

今にも雨が降りだしそうな空模様です。

気温31℃、湿度も73%を超えています。

絶対湿度20.8g/㎏DA、不快指数も83.4となっています。

外で体を動かしていると、汗が落ちてきます。

エアコンの効いた室内が恋しい季節ですね。

『FPの家 T邸』

クロスがほぼ完了し、外ではアルミ笠木の取付中。

2階はお隣さんの視線を避けるために横だけ腰壁を高くしています。

3階は一般的な高さです。

黒い外壁なので、空が暗いと良く見えませんね。

中では電気屋さんが器具付けを行いました。

給気電動シャッターを付けたり

照明器具を付けたり

インターホンをつけたり・・・。

ワットメーターも付きました。

最近の照明器具はLEDばかりですね。

以前に使っていた蛍光灯や電球に比べて、なんだかややこしいイメージがあります。

ワット表示の方が、目安としてわかりやすかったとおもうんですよね。オジサンとしては・・・。

少しだけ、勉強してみました。

 

一般的に照明器具を選択する際には次の表のようにランプ光束(光源から出る全光束)を用いて検討するそうです。


単位光束一覧表(それぞれの器具で部屋の規模に応じた必要光束を示した表)

拡散配光器具・・・シーリングライトを想定したもの。

3つの照明の中では最も光が拡散するタイプ。

広照配光器具・・・電球型LEDランプを用いたダウンライトを想定したもの。

1/2ビーム角が85°程度となっていて、光の拡がり方が3つの照明の中では中間のタイプ。

中照配光器具・・・LED一体型ダウンライトを想定したもの。

1/2ビーム角が44°程度となっていて、光の拡がり方が3つの照明の中では最も拡がらないタイプ。

単位光束は器具光束ではなく、ランプ光束を示す。

天井高さは2.4と想定。

室内反射率は天井反射率(%)・壁反射率(%)・床反射率(%)を示し、一般的に天井や床の反射率はあまり変わらないため、ここでは壁反射率のみ変化させている。

保守率は0.7に設定

 

でもランプ一体型のLED照明器具においては、少し気をつける必要があるようです。

これはLEDにおける光束がランプ光束ではなく、器具光束(照明器具から出る全光束)しか分からない場合があるからです。

一般的に器具光束はランプ光束のうち照明器具で吸収された分を差し引いた光束となりますから、ランプ光束よりも小さくなります。

上表はランプ光束ですから、器具光束しか分からないLED器具の値を適用すれば過剰光束になってしまいます。

ちなみに

器具光束=ランプ光束×器具効率

という感系にありますが、器具効率が判っている場合はランプ光束を逆算することが可能です。

器具光束・器具効率のどちらも分からない場合は、器具光束の1.1倍をランプ光束とみなしていいでしょう。


関連用語

ランプ光束・・・光源からの全ての方向に放出する光の量。(単位:lm/ルーメン)

器具光束・・・照明器具から全ての方向に放出する光の量。(単位:lm/ルーメン)

器具効率・・・器具光束/ランプ光束。(%) 照明器具の性能を測る指標となるが、現状はデーターが整備されておらず不明であることが多い。

配光・・・ランプや照明器具から光がどの方向にどの程度の強さ(光度)で出ているかの分布。 照明器具メーカーの配光データーを参照すべし。

1/2ビーム角・・・その角度における光の強さ(光度)が器具直下方向の光の強さの1/2になる角度。

自立循環型住宅への設計ガイドラインより抜粋しました。

やっぱりチンプンカンプンです。

 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

吹抜けの快適性

2017年07月25日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

吹抜けについて書きたいと思います。

憧れている人も多いですよね。

広々としたリビングと大きな吹抜け。

窓から採り入れた涼風を高所から排出して、室温を下げるパッシブデザインの肝『採風(通風)』にも有効と云われています。

自然の風を誘うには、風や空気の特性を上手に利用する事が必要です。

温度の違いによって空気の流れをつくる『温度差換気』は暖かい空気が上に行く特性を利用する方法です。

 

でも、外皮の断熱・気密性能を高めてあげないと『快適』とは程遠い環境を作り出すことになってしまいますよ!

季節外れの画像ではありますが、エアコン暖房の場合の断熱性能による上下温度差をみてみましょう。

上図は左から

H4年基準(4078W)

H25年基準(2366W)

HEAT20 G2(1190W)

相当の断熱性能となっています。

それぞれのエアコンの吹き出し温度は、57.8℃・37.9℃・28.2℃となっています。

また上下温度差も、断熱性能があがるほど小さくなることがわかります。

表面温度を見ても、窓からの冷放射の影響に差があることがわかります。

エアコンからの吹き出し空気は吹抜け空間を介して2階に逃げてしまいます。

上下温度差は顕著となり、必要熱の投入量も増大します。

断熱性能を高めることで、2階を含めた空気温度・表面温度とも全体的に均一な状況にすることが可能です。

どの断熱グレードがより快適で省エネなのか?

一目瞭然ですよね。

東大 前研究室

がっかりさせない家づくり

-環境住宅の考え方-

より一部を抜粋させていただきました。

 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

気温30℃を下回っているようですね。

2017年07月24日 15時42分01秒 | たわいもない話

今日も、それほど暑くありません。

30℃を超えなければ、それなりに過ごせるものですね。

それでも、クロス工事中の新築現場に寄った後にリフォーム現場に行くと暑さを感じてしまいます。

1件目はこちら。

現在、内装部分を撤去しています。

勿論冷房は行っていません。窓を開けて通風を行っているだけです。

2階和室の天井仕上と断熱材を剥がし、野地板の裏を撮った写真です。

写真下半分の青もしくは緑色の部分が外壁下地の杉板です。

赤い部分がカラー鉄板屋根の下地板。

その上もカラー鉄板屋根の下地板なんですが、下の写真のようにベランダの下になっています。

陽が当たらない部分が青くなっていた訳です。

陽当たりの良い無断熱部分の温度が外気温+8℃程度となっていました。

断熱施工をするまでの間は、無断熱状態です。

階段を上がるたびに室温が上がるのを体感できます。

壁からの放射も、かなり体感できます。

良い経験かも・・・。

そして2件目がこちら。

今日は休業日のため、朝から閉めっきり。

もちろん冷房は行っていません。

3階部分の勾配天井を撮った写真です。

インテリアリフォームの為、断熱強化は行っていません。

この部屋も、クロスを貼りかえる程度です。

剥がした壁や床の様子から察すると、厚さ50mmのグラスウール10Kを屋根タルキ間に充填していると思われます。

下側の青い部分は壁です。

上の青い部分は、梁型です。

梁型の手前は、写真中央と同じように赤もしくは黄色になっていました。

外気温との差は5℃程度でしょうか。

1件目が8℃ですから、その差3℃が断熱材の効果というところでしょうか?

思ったよりも、効かないんですね。

50mmのグラスウールって・・・。

こちらの現場も、1階は割と涼しいんです。

でも、階段を上がるにつれだんだん暑くなる。

FPの家に携わるようになってから、こういう感覚から遠ざかっていました。

改めて、住環境の違いに驚きます。

残念ながら2件目の場合は、エアコンに頑張ってもらうしかありません。

でも1件目の現場は、これから断熱施工を行います。

現行省エネ基準はクリアできる内容です。

施工後の写真と見比べてみたいと思います。

 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

フレームの太さ

2017年07月24日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

窓の断熱性能は面積の大部分を占めるガラス性能に大きく依存します。

L社のように、サッシ(フレーム)の見付け巾を細くしてガラスの面積を大きくすることで窓としての断熱性能向上を図っている製品もあります。

フレームを含む窓面積に対するガラス部分の面積の比率を『ガラス面積率』とすれば、これは断熱性能に加え日射取得量にも影響します。

日射取得率がガラス面積率に比例するとすれば、ガラスの日射取得率が同じでもそれが大きいほど、住宅の暖房・冷房の合計負荷は少なくなるはず。

実際のガラス面積率は、サッシの種類や躯体への納め方によって異なります。

また開口面積が小さい程ガラス面積率も小さくなり、小窓では窓の面積の2/3程度がフレームになる場合もあります。

断熱性能・採風のしやすさ・意匠性などに加え、ガラス面積率も窓の着目すべき性能のひとつでしょう。

上グラフでは、フレームの見付け巾がない場合を100とし、それぞれ以下のように仮定しています。(掃出し窓のような大型窓/その他)

細い・・・88/88

標準的・・・80.1/80.1

太い・・・72/67

ガラス面積が大きくなるほど暖房負荷が小さくなり、冷房負荷が大きくなります。

暖房負荷の最大差は1.9GJ、冷房負荷の最大差は1.3GJ。

年間光熱費(25円/KWh)で比較すると、暖房費4867円、冷房費3330円となります。

日射遮蔽を行わなければ、フレームの細い窓の方が省エネなんですね。

あくまでも断熱性能が同じであれば・・・。

フレームの細い窓を採用する際には、より日射遮蔽部材の検討が必要になるようです。

算出条件は以下の通りです。

外皮仕様

窓:熱貫流率4.65w/㎡・K(付属部材なし)

躯体:H25省エネ基準相当(6地区)

暖冷房

居室間歇運転(省エネ基準一次エネルギー消費量算出用スケジュールとし、冷房においては一部実態アンケートに基づく)

住宅モデルはAPPENDIX1を参照しています。

建築技術 刊

HEAT20 設計ガイドブック+PLUS

より抜粋しました。

 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

久し振りに雨が降りました。

2017年07月23日 17時23分41秒 | メンテナンス

練馬・板橋に久し振りの雨が降りました。

と言っても、時折パラパラと小雨がぱらつく程度なんですけど・・・。

気温は30℃あるかないか。

相対湿度も60%程度になっています。

感覚的には、もっとジメジメしている感じなんですよね。

不快指数は79.8。あと0.2ポイントで全員が不快と感じるレベルです。

絶対湿度は16g/㎏DA。

まだまだ、湿度に関するセンサーを研ぎ澄まさなければなりません。(先は長そう・・・。)

 

今日は朝からOB宅にお邪魔してきました。

定期巡回サービスです。

特に不具合があった訳でもなく、とりとめのない立ち話をして終わりました。

話題は湿度に関する事がほとんどです。

「この間、頂いていた『住まいのハンドブック』を読んでいたんです。」

と奥様。

住まいのハンドブックとは、ご入居後『無結露50年保証書』と一緒に渡しているお手入れやメンテナンスの方法を書いたマニュアルです。

一般的なマニユアルと異なり、温熱に関する基本的なこともたくさん書いてあります。

もっともっと読んでもらいたいんですけど・・・。

「私、勘違いしていました。」

「FPの家は過乾燥気味だから、一年中洗濯物は部屋干しが良いと思っていたんです。」

「でも、湿度の高い時期の部屋干しは避けてください。とありました。」

「そう言えば、お引渡しの際にもそんな話されてましたよね?」

はい。もちろんお話させていただきました。

説明を受けた旨のサインも戴いていますよ。

心の中のつぶやきです。

「そうですね。この時期の部屋干しは避けた方が良いと思います。」

「湯船の栓を抜いたたら、入口ドアを少しだけ開けておくようにしています。」

「だって、全開にしたら湿気が部屋に入ってきそう。」

「身体から出る湯気は別ですが、ドアを全開でも問題ありませんよ。」

「逆にドアを閉め切っていても、空気の出入りは行われています。」

初めて知り合って以来、ずいぶんとこうした話題を重ねてきたつもりでした。

でも、未だにこうしたすれ違いがあるんですね。

「給気フィルターのお掃除はきちんとしていますか?」

給気口を開けてると真っ黒。

「半年に一度は交換しています。」

「月に一度くらいは掃除機で吸ってみてください。」

「そして半年に一度は新しい物と交換し、古いフィルターは中性洗剤を溶かしたお湯に漬け置きしてみましょう。」

「汚れ具合にもよりますが、2~3回は使えると思いますよ。」

「前回のフィルターはどうしたの?」

と奥様。

どうやら、ご主人が洗っているようです。

「まさか、捨てたんじゃないわよね?」

「新しいフィルターを持ってきたください。購入します。」

ご主人から新規注文を戴きました。

「弊社事務所に在庫がありますから、いつでも言ってくださいね。」

「明日にでもお届けにあがります。」

こんな会話も、毎度のことになってきました。

どこのお宅にいっても、こんな会話ばかりです。

前回の訪問の際には建付けが悪くて調整をしましたが、今回は問題なし。

早々に引き揚げてきました。


そうそう、その後に顔を出したお宅ではドアレバーの交換をしました。

築8年のお宅です。

レバーハンドルを留めるビスがバカになってしまい、締め付け不良で外れてしまうんです。

メーカーに部品の注文をしたら、既に廃盤との事。

後継部品を調べてもらい、それを届けてもらいました。

無事、交換完了です。

でも色が微妙に違う気がする・・・。

お客様は「良いですよ。」と言ってくれましたが・・・。

メーカー品の商品開発サイクルがどんどん早くなっているように感じています。

部品供給が続いていればいいんですが、意外と早くなくなってしまいます。

困った話ですよね。

部品の製造元を聞いて、部品メーカーに聞いた方がいいのかもしれません。

 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

家庭のエネルギー事情

2017年07月23日 08時00分00秒 | たわいもない話

 家庭のエネルギーを見てみましょう。

エネルギーを何にどの程度消費しているかを把握することが大切です。

家庭で使うエネルギーを用途別に見ると

動力・照明他

給湯

暖房

厨房

冷房

の順で使用量が多くなっています。

省エネが大事なのはわかるけど、なかなか上手にできない

という方が大勢いるようです。

暮らしの中で出来るちょっとした工夫をご紹介します。

まずはキッチンの話です。

①落し蓋を活用する。

②炎を鍋底からはみ出さないように調整する。

③お湯は必要な時に必要な分だけ沸かし、保温しない。

④鍋底の水滴を拭き取ってから火にかける。

上記の4つを行う事で、年間3676円の光熱費が削減できます。

削減できる二酸化炭素量は101.3㎏/年相当。

ごはんをコンロで焚けば、1250円/年(45.2㎏/年)の削減。

高効率ガスコンロを選べば、2411円/年(49.2㎏/年)の削減。

電気オーブンの代わりにグリルを使えば、675円/年(23.0㎏/年)の削減。

食器洗い乾燥機を使えば、8553円/年(174.5㎏/年)の削減。

全てを合わせれば、16565円/年(393.2㎏/年)の削減が可能です。

まだまだ増える世界のエネルギー消費量。

限りある資源を有効に活用し、地球温暖化を防ぐための第一歩を踏み出してみませんか。

 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガスコンロを設置しました。

2017年07月22日 18時15分35秒 | キッチン・IHクッキングヒーター

 

毎日暑くて、嫌になっちゃいますね。

『FPの家 T邸』

キツチンセットの設置に伴うガスコンロの据付が完了しました。

毎度おなじみのスマートレンジフード

そして、ガスコンロ。

以前はIHクッキングヒーターの設置が比較的多かったんですが、最近はガスコンロという方も増えていますね。

ご存知ですか?

ガスコンロは燃焼時に大量の水分を放散します。

冬は乾燥気味の室内を潤すことになるから大歓迎ですが、夏は只でさえ多くて困る水蒸気を益々増やす結果を招きます。

例えばプロパンガスを燃やせば3倍の炭酸ガスと4倍の水蒸気を発生します。

1リットルのプロパンガスであれば1.63リットルもの水分を発生し、同量の石油を燃やせば1.13リットルの水分、都市ガスとなると石油やプロパンガスの1.5倍ぐらいの水分を発生させるとか。

エアコンの消費電力も大幅にアップすることでしょう。

レンジフードの運転が絶対条件ですね。

少しでも室内に放散される水蒸気の量を減らさないと、とんでもない事になりそうです。

ある実験によると、気温35度で湿度が75%の場合と気温35度で湿度が30%場合とで、身体の表面の温度を測ったところ、湿度75%のほうが3度高く、暑く感じるのに対し、湿度30%のほうはさほど暑さを感じない、という結果が出ました。

湿度が高いと、かいた汗が蒸発しにくくなり、汗の蒸発により気温を下げる効果が少なくなるので、暑く感じます。

空気中に増えた水蒸気を減らさなければいけません。

もっとも簡単で効果的な除湿の方法はエアコンや除湿機の除湿機能を使うことです。

除湿機で湿度60%くらいに設定して運転すると、8時間後には約1リットルほどの水が排水用のボトルにたまっています。

一般的な除湿機の消費電力を4.9円/hとして計算すると、およそ40円かかることになります。

レンジフードを1時間回した時の電気代は1円程度ですから比較になりません。

まだまだ、クロス工事が続きます。

現場内はそれほど暑くないけど、水分補給だけは忘れないでくださいね。

 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

日影の状況に応じた窓の設計

2017年07月22日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

『HEAT20』

ご存知でしょうか?

2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会

弊社も応援している、民間の団体です。

HEAT20 設計ガイドブック+PLUS

という本が建築技術より刊行されています。

色々とためになる本です。

よろしければ、是非読んでみてください。

 

今回は、その中から窓の設計についてご紹介します。

 

下図左側は軒先からの窓までの垂直距離と方位別の日射量を示したもの。

隣棟などの日影が無い場合です。

省エネ基準はこちらで評価しています。

そして右側は、隣棟までの距離による影響を配慮したものとなります。

随分と違いますよね?

実際の日射量がこちらの方に近いのは明白です。

この辺りのことを、本文ではこう書いています。

都市部や一般的な住宅地における省エネで快適な住まいづくりでは、隣接建物や植栽などの周辺環境を考慮して窓を設計することが重要です。

特に窓から住空間に入る日射量は日影の状況により100倍以上の違いがあるため、その影響は多大です。

陽当たりが悪い住宅では、窓を設置する位置や方位により日射量がことなる事を踏まえ、居室の配置方法を考える必要があります。

省エネルギー基準では隣棟や植栽などの周辺環境の影響は配慮せずに『野原に建つ一軒家』で評価しますが、実際の住宅づくりではこのことをしっかり熟慮し計画する事が望まれます。

下図に示すように隣棟距離が十分に確保されている場合には距離が近い場合と比べて日射取得が多くなるため、冷房負荷は大きくなるものの暖房負荷は小さくなり暖房・冷房の合計負荷は小さくなります。

また、この傾向は日射取得型のガラスを使用する場合に顕著になります。

一方、隣棟距離が1mの場合には隣棟の影により日射取得量が小さくなるため、ガラスが日射取得型と日射遮蔽型の場合で暖房・冷房負荷が同程度となります。

隣棟距離が5mの場合には暖房・冷房の合計負荷は1mの場合とほとんど変わらないものの、日射取得型のガラスを使用し庇などの日射遮蔽による防暑対策を講じることで合計負荷を削減できる可能性があります。

このように日影の状況を考慮してガラスや付属部材を選択することが、暖冷房負荷の低減と良質な温熱環境の形成につながります。

一般的には南側のガラスは日射取得型、東西のガラスは日射遮蔽型、北側のガラスは日射遮蔽型が良いとされています。

でも、断熱性能を比較すると日射遮蔽型の方が日射取得型よりも優れています。

野原の中に建つ一軒家であれば、問題ありません。

でも、弊社のエリアには当てはまりません。

やみくもにガラスの選択するのではなく、周辺環境を確認した上で適切なガラスを選ぶことが重要となります。

また庇などの日射遮蔽部材との組み合わせを有効に活用することも、忘れてはなりません。

ガラスの選択ひとつ取っても、簡単にはいきませんね・・・。

 

http://www.assetfor.co.jp 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

リフォームしています。

2017年07月21日 17時43分21秒 | 断熱改修・リフォーム

今日も暑かったですね。気温30℃超えが続いています。

昨年リフォームを行った、弊社のご近所。

実は、現在リフォーム中です。

手前の家は淡い茶系の外壁。

奥の家の外壁には、リフォームの際に白系の多機能ウレタン塗料を塗りました。

同じ陽当たりなのに、温度の違いが凄いですよね。

外壁の色が、如何に大事かわかる写真です。

前回のリフォームでは1階部分を行いましたが、今回は2階をが中心に3階の一部も行います。

まずは内装を取り、外皮の断熱工事の準備中。

天井を剥ぎ取ると、上棟飾りが出てきました。

天井断熱の為、グラスウールを取ってしまえば見えるのは小屋梁と野地板だけです。

なんだか凄いことになっていますね。

3階に上がると、室温がかなり高くなっているのがわかります。

普段はFPの家しか建てていませんが、リフォームは別です。

今回は現場発泡ウレタンを採用します。

その様子は後日報告するつもり。

お楽しみに・・・。

 

http://www.assetfor.co.jp 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

住宅の不具合相談で・・・

2017年07月21日 08時00分00秒 | 注文住宅 その他

新築後やリフォーム後など、住宅の不具合相談で最も多いのが床に関すること。

その中には、床鳴り・異常音・遮音不良などの音に関することが15%以上も含まれています。

例えば

「子供が2階で飛び跳ねている音が酷く気になる。」・・・埼玉・40代・男性

「1階の寝室で2階の足音が聞こえて、就寝時にうるさい。」・・・東京・50代・男性

上の階の音(階上音)は下の部屋では想像以上に不快な音(騒音)に感じます。

木造はRC造に比べて音が伝わりやすく、居心地の良い空間を実現するためには騒音対策が必要です。

住宅で問題となる騒音は主に3つあります。

①空気伝播音・・・空気中を伝わり、壁・床・天井を透過して達する音。話声・音楽・テレビの音など。

②個体伝播音・・・子供が飛び跳ねたり、走りまわったりすることにより下階で聞こえる音。重量衝撃音。

③個体伝播音・・・食器やおもちゃなど比較的硬くて軽い物が床に落下した時や、椅子・机などを引きずった時に下階に聞こえる音。軽量衝撃音。

隣室や外部からの騒音対策に比べ、上階からの騒音対策は見落とされがち。

でも、快適生活には不可欠だと思います。

①空気伝播音は、重い材料で音の透過を抑制するのが効果的。

ただし、抜け道をつくってしまうと効果が思ったほど得られません。

壁下地に遮音シートを挟んだ石膏ボードを重ね貼りしたり、防音ドアの採用がこれに当たります。

②重量衝撃音は床自体の重さや剛性をUPさせ、床の振動を抑制するのが効果的です。

梁の間隔を狭くしたり、比重の重い下地材を重ね敷きするのがこれに当たります。

③軽量衝撃音は軟らかい材料で衝撃を吸収することが効果的。

畳・カーペットやコルクフロアーなどを仕上げ材に採用すると良いでしょう。

フローリングであれば、弾力のある緩衝材や接着剤を間に挟むのも効果的です。

吸音材の採用と天井面での対策と併せて行えば、益々快適となります。

階上音に悩むことのない生活。

是非実現しましょう。

 

http://www.assetfor.co.jp 

 posted by Asset Red

 所:東京都練馬区北町2-13-11   

 電話:03-3550-1311  

 東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

東武練馬/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)