練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

ガラスの断熱性能

2017年04月30日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

GW休暇も2日目。

相も変わらずガラスの性能について書いています。

4回目の今回は、中空層の厚さによる効果というお話です。

上の図はLow-E複層ガラスの中空層の厚さによる熱貫流率を示したもの。

いまさらですが・・・。

壁や窓などの各部位で両側の気温が異なる時、暖かい側から冷たい側に向けて熱が壁や窓などを通過します。

ガラスの内外の温度差が1度あったときに、1時間あたりガラス1m2 を通過する熱量をワットで表したものが『熱貫流率』です。

数値が小さいほど断熱性に優れていることを表します。
単位は、「W/m2・K」、ワット・パー・ヘイホウメートル・ケルビンと読みます。

中空層の厚さが16mm程度までは、厚くなるほど熱貫流率は小さくなり、断熱性能は向上します。

でもそれ以上厚くなっても、断熱性能はほぼ変わりません。

これは中空層間の距離が大きくなることで中空層内の空気が動き始めるから。

この空気の動きによる熱移動現象を対流伝熱と言いますが、熱移動量が一定量となるため、断熱性はそれ以上向上しません。

伝熱現象として熱伝導よりも熱対流が支配的になり、距離に比例する断熱効果が期待できないことを示しています。

今回も

HEAT20設計ガイドブック+PLUS

に書かれた内容を中心に

その一部を複写・転載させていただきました。

次回は樹脂スペーサーによる効果というお話です。

引き続き、お付き合いください。

よろしくお願いします。

 

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ガラスの断熱性能

2017年04月29日 08時00分00秒 | メンテナンス

今日からGW休暇に入りました。

連休中も細々とではありますが、ブログは書きたいと思っています。

さあ、本題です。

ガラスの性能について書いています。

3回目の今回は、断熱ガスとLow-E複層ガラス併用の効果というお話です。

断熱性能の高いガスを中空層に封入する方法も、ガラスの断熱性能の向上に有効です。

最も多く用いられているガスはアルゴンです。

アルゴンは、常温、常圧で無色、無臭の気体

窒素・酸素に次ぎ大気中に3番目に多く存在する気体ですが、その比率はわずかに約0.93%程度しかありません。

そのため、レアー(稀)なガスの意味である希ガスの一種に数えられます。

語源であるギリシャ語の「怠惰な」や「なまけもの」の意味にあるように、他の物質と反応しない不活性な物性を持っています。

複層ガラスの場合、板ガラスと板ガラスの間に対流の生じない範囲の幅の密閉空気層(中空層)を作ります。

そこに板ガラスの数十倍の熱抵抗のある空気を封入し、その断熱性を利用して断熱性能を高めている訳です。

でも、板ガラスと板ガラスの間に密閉された空気が板ガラス表面の温度差により対流し始めると、逆に断熱性能が低下します。

一般に厚さ6~12mm程度の中空層が使われていますが、この範囲では中空層が厚いほど断熱性能は良くなります。

でも中空層の厚さを12mm以上にしても、対流が起きてしまい断熱性能は上がりません。

さらに複層ガラスの断熱性能を上げたいのであれば、中空層内の空気を熱抵抗の大きいアルゴンガスに変えるのが有効です。

上の図は複層ガラスの中空層が空気の場合とアルゴンガスの場合の熱還流率を示しています。

透明複層ガラスの中空層にアルゴンガスを使用しても、効果はあまり期待できません。

これは中空層内の気体が対流熱伝達や熱伝達を低減できても、ガラスの中空層側表面で生じる放射伝達を低減できないからです。

Low-E複層ガラスであれば、Low-E膜による放射熱伝達の低減効果がある為、ガスを封入することで断熱性能が大きく向上します。

ちなみに、アルゴンガスと空気などの熱伝導率を比較してみましょう。

空気・・・0.024W/m・K

アルゴンガス・・・0.016W/m・K

クリプトンガス・・・0.009W/m・K

クリプトンガスは、アルゴンガスよりも断熱性能が高いんです。

上の図はLow-E複層ガラスの中空層の厚さとガスの種類による熱還流率を示しています。

クリプトンガスを封入する事で、より高い断熱性能を得ることが可能となります。

ただし、高価なため採用はまだまだ少ないようですね。

また、中空層の厚さが12mmを超えると対流による断熱性能の低下が見られるという話も聞いています。

昨今増えている16mmの中空層においては、価格差ほどの性能差はないなんて事も云われているようです。

今回も

HEAT20設計ガイドブック+PLUS

に書かれた内容を中心に

その一部を複写・転載させていただきました。

次回は中空層の厚さによる効果というお話です。

引き続き、お付き合いください。

よろしくお願いします。

 

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100%自然素材のソープです。

2017年04月28日 19時09分20秒 | メンテナンス

無垢の床材や建具をお勧めしている弊社では、建物が完成した際に行うクリーニングにも『それなりの拘り』があります。

例えば、合成洗剤を使わないこと。

もちろん、化学雑巾や樹脂ワックスも使いません。

写真はファクセ フロアソープ。

弊社が床の洗浄やワックス代わりに使用している液体石鹸です。

これって、有機溶剤・重金属等の添加物を一切使用しない100%自然素材のソープなんです。

自然オイル仕上げのフローリングや建具、階段、カウンターなどの木製品には最適です。

油分に富んだ性質により、洗浄すると同時に保護油膜を形成し表面を保護するワックス効果もあります。

ソープ洗浄を繰り返せば、床が長持ちしメンテナンスも容易になります。

原材料は大豆及びココナッツオイル、消石灰バインダー、水、チョークとなっています。

お引渡しグッズの中にも入っていて、ご入居後も引き続き使用していただきます。

日常のお手入れは掃除機をかけるだけで十分。

汚れが気になり始めましたらファクセ フロアソープをご使用いただきます。

お手入れ方法は簡単です。

  1. まず掃除機で表面のゴミ、ホコリ等を十分取り除いて下さい。
  2. ご使用の前にソープの容器をよく振って下さい。
  3. バケツにぬるま湯を入れ、ソープを10〜30%の濃度に薄めます。
  4. モップまたは雑巾に含ませて、少しずつ木目に沿って拭いて下さい。
  5. 固く絞ったモップや乾いた布で拭き取り、乾かしましょう。

また染みなどの汚れが付いてしまった場合は、少量の濃いソープと水で取り除くことができます。

ソープを直接床に垂らし、必ず少量の水を加えて洗浄ブラシかスコッチ・ブライトの研磨面で軽くこすって下さい。

その後、乾いた布で拭き取り乾かしましょう。

一度に大量のソープ液を塗らないようご注意下さい。場合によっては木が膨張し、割れたり反ったりする恐れがあります。

いちいち水とソープを混ぜるのが面倒だと言う方には、こんな方法をご紹介しています。

使わなくなったペットボトルを用意してください。

もちろん、中はしっかりと洗浄し良く乾かします。

ここに、水と適量のソープを入れ攪拌します。

ソープを使いたい時は、これを攪拌して使えば大丈夫。

食事の際に、ソースのついた揚げ物を床にこぼしたりしたら

このボトルをさっと取出します。

攪拌して適量を雑巾に取り、汚れた部位を拭き取ります。

これで完了です。

あとは蓋をしっかりと締めてしまうだけ。

簡単でしょ?

あまり頻繁に使わない方が良いようですね。

きれい好きな方の家にお邪魔すると、床材がパサパサしている事があります。

明らかに拭き過ぎです。

そんな時は、自然オイルによるお手入れをお勧めします。

機会があったら、ご紹介しましょう。

自然素材を使った家には

それに見合ったメンテナンス方法があります。

化学雑巾や合成洗剤の方がラクチンかもしれません。

でも、せつかくの風合いを大事にしたければ

自然素材によるメンテナンスをお勧めします。

身体にも良いと思いますよ・・・。

 

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ガラスの断熱性能

2017年04月28日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

 

ガラスの性能について書いています。

2回目の今回は、特殊金属膜の低放射効果というお話です。

複層ガラスとは、2枚のガラスの中間に乾燥空気を封じ込め、断熱性能を高めたものです。

近年は複層ガラスの中でも高性能なLow-E複層ガラス(片側のガラスの中空層側に特殊金属膜をコーティングしたもの)が普及しています。

「Low-E(ロー・イー)って何?」
なんて人もいますよね。
Low Emissivity(ロー・エミシビティー)の略で、『低放射』という意味なんです。
「Low-E金属膜には、何が使われているの?」
低放射性能を発揮する金属(旭硝子の場合は『銀』を使用しているそうですよ。)と、それを保護する酸化金属を重ねた多層膜になっているようです。
熱の移動は、放射対流伝導の3つの形態で起こります。
複層ガラス内でも、これらの3形態が複合して起こっているのですが、Low-E金属膜は、このうちの放射による伝熱を少なくする性質を持っています。
この性質によって中空層の放射熱伝達を小さくし、室内から屋外方向に向かう熱量を室内側に大きく再放熱し、開口部の通過伝達を削減することで断熱性を向上しているのがLow-E複層ガラスです。
上図はガラス種類ごとの熱移動のイメージを示したもの。(算出条件:JIS R3107)
ここでは室内外の放熱・中空層内の熱移動は放射以外の対流・熱伝達も含めているようですね。
上記ガラス構成の熱貫流率は以下の通り。
透明複層ガラス(透明3mm+A12+透明3mm)・・・2.9W/㎡・K
Low-E複層ガラス(Low-E3mm+A12+透明3mm)・・・1.9W/㎡・K
Low-E3層ガラス(Low-E3mm+A12+透明3mm+A12+Low-E3mm)・・・1.1W/㎡・K
中空層の熱抵抗の大きさが断熱性能の向上に貢献していることがわかります。

 

複層ガラスの中空層における熱移動は、放射伝熱による熱移動が6割強を占めています。

残りの4割弱は対流移動です。

Low-E金属膜を中空層に向けて使うと、この放射伝熱による熱移動量を少なくすることができるため断熱性が向上します。

「だったら、空気層の両側にLow-E金属膜を設けたら、さらに断熱性能が大幅アップするんじゃない??」

Low-E金属膜を中空層の片側に設けるだけで、放射伝熱の8割程度を抑えることが可能です。

もう片側のLow-E金属膜で残る2割を低減させても、対流による熱移動が残るため

透明ペヤ → 片側Low-Eペヤのような、劇的な断熱性向上は望めません。

Low-E金属膜は、中空層の片側だけで十分なようです。

また室温25℃程度の室内からは、波長の長い室内熱(遠赤外線、波長:10μm)が放射されています。

Low-E金属膜は、この遠赤外線を反射することで室内の熱が室外に逃げるのを抑える働きをしています。

放射伝熱を抑えて、遠赤外線を反射する。

目には見えないLow-E 金属膜の効果によって、寒い冬でも暖かく快適な室内が得られるのです。

今回も

HEAT20設計ガイドブック+PLUS

に書かれた内容を中心に

旭ガラスのコラム

の一部を複写・転載させていただきました。

次回は断熱ガスとLow-E複層ガラス併用の効果というお話です。

引き続き、お付き合いください。

よろしくお願いします。

 

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建付調整してみました。

2017年04月27日 17時40分52秒 | メンテナンス

弊社OBの家に顔を出してきました。

目的は玄関ドアの建付調整。

西日がガンガン当たる玄関に取付けられた木質玄関ドア、可愛らしい雰囲気でしょ?

ガデリウス社製の『スゥエーデンドア』です。

先日の定期巡回サービスの際に

「玄関ドアの建付が少し狂ったように感じる。」

と言われたんです。

その時は、生憎の雨でした。

「天気が良い日に伺います。」

天気も良いし、仕事の合間をみてという訳です。

用意するものは、マニュアル&6角レンチのみ。

念のため、脚立も用意します。

あとはマニュアルの通りに作業をするだけです。

扉外側吊元にある蝶番のカバーを外します。

1枚の扉には上下2つの丁番がありますが、今回は下の丁番だけを調整しました。

これが丁番です。

6角レンチを上下それぞれのカバーにあるネジに挿しこみ外します。

カバーを外すと、マニュアルの絵のようになっています。

今回は竪枠と戸先の隙間が不均一になっていたので、

Bネジ・BダイヤルおよびCネジ・Cダイヤルの調整が必要になります。

写真のようにBネジ・Cネジを緩め

Bダイヤル・Cダイヤルの穴にレンチを挿しこみ、回します。

かなりシビアな調整が可能なようですね。

調整が終わったら、Bネジ・Cネジをしっかりと締め、上下のカバーを被せ、上下のネジをしっかりと締めれば完了です。

調整に要した時間は10分位でしょうか。

慣れれば、もっと早くなると思います。

お施主さまにもマニュアルを手にしながら、作業を一緒に見て戴きました。

もう、ご自分で調整できるのではないでしょうか。

ついでに、ドアクローザーの開閉速度の調整もしました。

アルミサッシメーカーの製品と違い、木質玄関ドアは今回のようにご自分で調整することが可能です。

毎日使う玄関ドアだからこそ、ご自分でメンテナンス出来る事こそ重要なのかもしれません。

帰りがけに質問されました。

「お引渡しの際に頂いたメンテナンスオイルを使って、玄関ドアのお手入れをすればいいのかな?」

「そうです。」

「オイルを塗る前に、よく汚れを拭き取ってください。」

「場合によっては、サンドペーパー掛けが必要な場合もありますよ。」

どうやら、ご自分でやってみるようですね。

こうした所も木質玄関ドアの楽しみのひとつだと思います。

出来の悪い子ほどかわいいと言います。

木質玄関ドアは決して出来の悪い子ではありませんが、アルミサッシに比べて手間暇がかかるのは確かです。

だからこそ、愛着もわくと思います。

長生きして、親孝行もしてくれるでしょう。

手間のかかるドアほどかわいい。

将来、そんな思いをしていただけたら・・・。

とてもうれしく思います。

大丈夫ですよ。

何かあれば

すぐに伺います。

そして、お手伝いさせていただきます。

皆様方のお宅は、弊社から車で15分以内にあるんですから・・・。

 

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ガラスの断熱性能

2017年04月27日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

 

窓の断熱性能は

ガラスの断熱性能とフレームの断熱性能により決定します。

「窓に近づくと寒気がする。」

「窓の結露がひどい。」

なんてことは、窓の断熱性能を高める事で解決します。

窓の断熱性能を如何にして高めるか。

これって重要です。

うれしい事に、最近は窓に関する情報も多く見かけるようになりました。

そこで何回かに分けて、ガラスの断熱性能について書きたいと思います。

HEAT20設計ガイドブック+PLUS

に書かれた内容が中心となります。

まず第一回はガラスの断熱性を高める要素というお話です。

ガラスの断熱性能を向上させるには、ガラスを多層化することが有効です。

1枚より2枚、2枚よりも3枚。

ガラスの枚数を増やすほど、断熱性能が上がります。

 最近では、5枚ガラスの窓も発売されているんです。驚きです。

ガラスの熱伝導率(熱の伝わりやすさを示す値です。値が小さいほど熱を通しにくいことを示します。)をご存知でしょうか?

その値は1.0W/m・K。

ちなみに天然木材の値は0.16W/m・Kですから、ガラスは天然木材の6.25倍も熱を通す素材ということになります。

シングルガラスの窓が寒いのは当たり前ですね・・・。

だからガラスを多層化する。

2層ガラスはペアガラスとか複層ガラスなんて言われています。

3層ガラスはトリプルガラス、ここまでが一般的なガラスでしょうか。

多層化を前提としたうえで、より断熱性を向上させるためには

Low-E膜の種類

中空層の厚さ

中空層の気体の種類

周辺部のスペーサーの種類

を検討する必要があります。

次回は特殊金属膜の低放射効果というお話です。

引き続き、お付き合いください。

よろしくお願いします。

 

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JJJK

2017年04月26日 06時57分50秒 | 講演会・展覧会・勉強会

今日はアセットフォーの定休日。

頭がぼーっとしています。

雲行きは若干怪しいけど、暖かくなりそうですね。

我が家の近所の藤の花、きれいに咲いています。

今回は、昨日の午後に参加した『自立循環型住宅研究会(略してJJJK)』の事を書きたいと思います。

JJJK(自立研とも言うらしい)では、『自立循環型住宅への設計ガイドライン』をベースに『省エネ×健康な住まい』づくりを実践するため、分析・研究・普及活動を行っているそうです。

2010年からさの活動の一環として始められたのが『関東ゼミ』。

今年度に入り、私も参加させていただいています。

今回の講師は

野池政宏氏

何冊か著書を持っています。

温熱環境の世界では、第一人者の1人です。

ようやく話を聞くことができました。

今回のテーマは

省エネ住宅の課題と未来

なかなか面白そうなテーマですよね。

軽妙な大阪弁(?)でセミナーがスタート。

冒頭早々、参加者に質問されました。

「なんで、省エネ住宅をつくってるの?」

「この中の3つに手を上げてください。」

①二酸化炭素排出を抑制し、少しでも地球温暖化を止めたい。

②エネルギーの安定供給が見込めない以上、省エネは当然。

③国策だから仕方ない。

④時代の波に載らない手はないでしょ。

⑤消費者の目がそっちを向き始めてるもん。

⑥光熱費を下げたい。

⑦うまくやれば儲かるかも、売れるかも。

⑧なんとなく・・・。

⑨健康・快適にいいでしょ。

最後の⑨は会場から出た意見でした。

先生は、省エネ≠健康・快適ではないけどね・・・。

と言いながら、ホワイトボードに書いていました。

確かにそうなんですよね。

外皮強化をして、パッシブ設計を採りいれて、室温を健康温度に保たなければ『健康・省エネ』にはつながりません。

おっと、脱線してしまいました。話を戻しましょう。

以上の9つの中で3つを選ぶとしたら、あなたはどれを選びますか?

私は③④⑤⑦⑧を無条件で外しました。

残るは4つです。

あと1つ削らなければなりません。

⑨は質問の本質から外れているとは思うけど、やっぱり残したい・・・。

結局②を捨て、①⑥⑨の3つに手を挙げました。

会場の意見は

⑨が1位

①⑥が同率2位

となりました。

納得・・・。

こうした質問をされ、改めて考えてみると、意外に初めの頃の自分を忘れているんだなぁーと思います。

初心に帰り、改めて自分の立ち位置を確認する。

自分が何をしたいのか。

自分に何ができるのか。

そして何が足りないのか。

良い機会になったと思います。

参加者の人数は思ったほど多くありませんでした。

前回に比べると半分くらいかも・・・。

良いお話を聞けたのに・・・。

テクニックの話ではなく、建築に携わる人間として必要な能力と、その為に必要なツールの見極め方などもレクチャーしていただけました。

弊社が取り組んでいる

燃費表示

得られる室温環境の具体的提示

様々な便益(EB及びNEB)の提示

などをどのように表現すればいいのか。

一番聞きたかった事を聞く事は出来なかったけれど、ヒントは戴けたと思います。

国が掲げるパリ協定達成への道のりの話

『住まいのZEH化』が成功しても、目標達成には程遠い事

既存住宅の省エネ化を同時に行わなければ、世界に顔向けできない結果になる事

などなど、具体的な数字を挙げていただけました。

新築のZEH化も必要だけど、省エネ×健康改修もそれ以上に大切です。

弊社でも少しづつ取り組んでいきたいと思っていますが、色々と技術的な問題もあるんですよね・・・。

そんな話も、席を変え、お酒を飲みながらワイワイ楽しくする事ができました。

同行の志と親交を深めつつ、情報交換を図り、自己の立ち位置・進むべき道を確認・修正する。

前回もそうでしたが、良い機会だと思います。

ほどほどに飲んで食べて、メンバーと別れてきました。

みんなは2次会に流れたようですね。

私は地元に帰り、一人で反省会です。

毎度毎度のことですが・・・。

大丈夫、2日酔いはしていません。

楽しいお酒は翌日に残らないんです。

今日1日、リフレッシュして体と脳を休めたいと思います。

皆様も、良い休日をお過ごしください。

JJJK事務局の方々

野池先生

ありがとうございました。

メンバーの方々、一緒に頑張りましょう。

 

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玄関土間、冷たくありませんか?

2017年04月25日 12時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

高断熱住宅の床が冷たい筈ありません。

床板の下に断熱材を敷き詰める『床断熱』であっても

基礎の内外に断熱材を貼りつける『基礎断熱』であっても・・・。

省エネ基準相当の断熱性能であれば、寒い冬も快適に暮らせるのではないでしょうか。

床板はポカポカと暖かく、快適でしょう。

では、玄関土間はどうですか?

弊社では玄関土間の下に高性能ウレタン断熱材を貼りつけています。

わかりやすく、銀色の断熱材を使っています。

繋ぎ目にはアルミ気密テープを張り、気密処理もバッチリ行ないます。

その上に砕石を転圧し

コンクリートを打設します。

仕上げは大抵、磁器タイルですね。

仕上がってしまえば、断熱施工の有無はわかりません。

「地面の温度は一年を通じて暖かいんだから、問題ないんじゃない?」

なんて言う方もいるのではないでしょうか。

残念でした。

地面の温度が安定しているのは、ある程度の深度がある場合の話です。

地表付近の温度は、ほぼ気温と変わりありません。

やっぱり、断熱施工は必要だと思いますよ。

きちんと断熱施工を行っても、木の床に比べれば冷たく感じます。

『熱浸透率』という接触温冷感の指標をご存知でしょうか?

「物が他の物と接触しているときに熱を奪い取る力」を意味します。

たとえば寒い日に金属を触ったときに冷たく感じるのは、熱浸透率の大きな金属に熱を奪われるから。

一方、木製品やプラスチック製品を触っても金属ほど冷たく感じないのは、木やプラスチックの熱浸透率が金属よりも小さいからです。

熱浸透率の高いものほど、手で触れた時に冷たく感じます。

コンクリートは木材の5倍、鋼材は木材の50倍くらいヒヤッとすることになるそうです。

土間の上を冬の寒い時期に裸足で歩くのは、止めた方がいいかもしれませんね。

ここで興味深い資料をご紹介します。

床材による足の甲の温度変化を測定した結果です。


ピンクが18度、水色が22度の時の皮膚温度を示しています。

水色のグラフを見ると、木材もコンクリートも殆ど変わらないことがわかります。

でも、水色のグラフは結構違います。

室温が高ければ、木材もコンクリートも皮膚温度の低下はあまり変わらないということです。

暖房の効いた部屋であれば、足元の冷えはあまり感じないという訳です。

パッシブ設計の本を読むと、『土間床が蓄熱する。』と書かれています。

室温が高い時にはコンクリートがその熱を蓄え、低くなったら蓄えた熱を放出する。

室温の変化が緩やかになって、快適性が向上すると言うんです。

でも暖かい空気は上昇するので、窓からの強烈なダイレクトゲインが得られない限り、土間床がポカポカするほど蓄熱することはありません。

断熱材で保護されたコンクリートは室内の熱を蓄え、外に熱を逃がさず、内側に放出していくので、氷のように冷たくなることもありません。

居室の床を土間床にする人も増えているようですが、採用の際にはこの辺りの事も踏まえた方が良いと思います。

ちなみに我が家のトイレの床は磁器タイル仕上げ。

厚さ105mmの高性能断熱材の上に40mmの合板を敷き、その上にタイルを貼っています。

厚いコンクリートに比べれば微々たるものですが、多少の蓄熱はするようです。

床の表面温度が足裏温度よりも低ければ、熱の移動が起こります。

当然冷たく感じるんですが、すぐに慣れてしまいます。

だから、冬季に裸足で歩いても問題ありません。

陽射しなんて当たりません。

当然無暖房です。

空気の熱をそれなりに蓄えているのでしょうか。

玄関土間とトイレは同じタイルを貼っています。

そして玄関土間の下には、200mmの高性能断熱材を敷いています。

こちらもトイレ同様、裸足で歩ける程度の床温度を確保出来ています。

床断熱でも基礎断熱でも

断熱・気密施工をしっかりとしていれば、快適性は確保出来るということでしょうか。

やっぱり

快適性を追求するならば

土間床の断熱・気密もしっかりした方が良いですよ。

と言う話でした。

 

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超高耐久なんです・・・。

2017年04月25日 08時00分00秒 | 新商品紹介

今回は、オート化学工業㈱の『オートンイクシード15+』というシーリング材をご紹介します。

1年くらい前に展示会で知った製品です。

何故か書く機会を失ってしまい・・・。

いまさらと言う気もしますが、敢えて書きたいと思います。

シーリング材って何だかわかりますか?

答えは簡単。

外壁材の隙間『目地』に充填する『防水材』です。

建物の水密性・気密性を保つ重要な役割を担っている資材とも言えるでしょう。

求められる必要な条件を挙げれば・・・

①長期的に防水性能を維持する事。

②住宅の美観を損なう不具合を発生させない事。

 

当然シーリング材にも寿命はあります。

劣化すれば、残念ながら必要性能も損なわれてしまいます。

 シーリング材の劣化因子と性能の関係は、以下の通りです。

時間・ムーブメント・外的要因が複合してシーリング材は劣化します。

新開発の『LSポリマー』により、経年で流出する『可塑剤』を配合せずに優れた柔軟性を実現しています。

経年による硬化を防ぎ、軟らかさを超長時間維持できるのが特長です。

シーリング材に求められる性能に、『耐ムーブメント力』と『接着力』があります。

これにトコトン拘り、これまでにない圧倒的な耐久性を実現。

ムーブメントによる剝離・しわ・亀裂を防ぎ、防水性を超長時間維持できるのも特長です。

LSポリマーの配合により、ポリウレタンシーリング材の常識を超えた耐候性を実現しました。

紫外線等の外的要因による表面劣化を防ぎ、美観も超長時間維持することが可能です。

一般的なシーリング材と比較すると上記のようになります。

サイディングの耐候性が高まってきた昨今ですが、シーリング材のそれはイマイチでした。

せっかく長持ちする外壁材を選んでも、シーリング材が先に劣化してしまいメンテナンスが必要になる・・・。

そんなアンバランスな状況が続いていたんです。

高耐候性シーリングを上回る『超高耐候性シーリング』を採用すれば、外壁のメンテナンスも大きく変わり筈。

一般的なシーリング材は5~8年でメンテナンスが必要になります。

高耐候性シーリング材であれば15年。

超高耐候性シーリング材であれば20年。

高耐候性サイディングと組み合わせれば、メンテナンススケジュールも大きく変わります。

メンテナンスコストも大きく軽減することが可能です。

初期投資は高くなりますが、長期のメンテナンスを考えれば充分元が採れる筈。

是非、ご検討ください。

こんなに良い製品なのに、まだサイディング各社のカタログには載っていないようですね。

当時の担当者に聞いたところ

「オート化学工業しか製品化していないので書くことが出来ない。」

との事。

相変わらずの横並び思想・・・。呆れるばかりです。

まだ他メーカーでは発売されていないのでしょうか?

競合他社が増えて、コストが下がることを望みます。

 

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中塗り施工、終わりました。

2017年04月24日 14時31分16秒 | 外壁・屋根・外構工事

『FPの家 T邸』

外壁工事、中塗りまで完了しました。

前回ブログでは下塗りの様子をご報告させていただきました。

1週間の養生期間を経て、今回は中塗りです。

 

下塗りが乾燥した状態。

この上に中塗りをします。

所定の塗り厚(15mm)を確保した後、その上に『ジルコネットS』というメッシュを貼り込みます。

 

ジルコネットSとは、こんなメッシュです。

HPにはこう書いてありますね。

耐アルカリ・耐酸性に高性能を発揮し安定した耐久性を誇ります。
引っ張り強度に優れ破壊に強い絡み織りの2軸メッシュ構造。
柔軟性に富み高い施工性を確保します。
ジルコニア含有率16.5%の高性能グラスフアイバーネットです。

ジルコって、ジルコニアの事なんですね。

ではジルコニアについて見てみましょう。

ジルコニア(二酸化ジルコニウム、化学式:ZrO2)は 、ジルコニウムの酸化物です。

常態では白色の固体。

融点が2700℃と高いため、耐熱性材料として利用されています。

ジルコニアと言えば思い出すのは、『キュービックジルコニア』。

何か関係があるのでしょうか?

調べてみると、こうありました。

ジルコニアにイットリウム・カルシウム・マグネシウム・ハフニウムなどを4~15%程度添加した安定化ジルコニアは、立方晶安定化ジルコニアあるいは単に立方晶ジルコニア (cubic zirconia, CZ) と呼ばれます。 

立方晶ジルコニアは、モース硬度が8~8.5とサファイヤやルビーに次いで硬く、またダイヤモンドと同程度の高い屈折率を持つため宝飾品に用いられています。

『模造ダイヤモンド』と呼ばれていたコレがキュービックジルコニアです。

1カラットあたり1ドル以下と安価で、比較的大型の結晶も得られます。

また金属元素の添加で赤・橙・青・緑・ピンク・琥珀など様々な色をしたモノが得られるのも特長です。

なるほど・・・。

 
伏せ込んだメッシュの上にさらにモルタルを塗り込みます。
 
塗り込みが終わりました。

さらに、1週間の養生期間を採ります。

いよいよ、この上にスイス漆喰を塗る工程です。

なんだかワクワクしますね。 

 

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