汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

天空の茶室

2014-06-24 | お茶
その茶室を、人は「天空の茶室」と呼ぶ。
※朝日新聞記事より


もう1か月前になるが…(汗)、日本、いや世界で最も高い場所にある「茶室」で開かれたお茶会に参加した。
その茶室は、横浜はランドマークタワーのホテル内にある。

地上65階。
空気が澄んだ日には、富士山まで見渡せるらしい。



私が習うお社の先生のお母様である方が開かれたお茶会。
横浜と、私の家からはやや遠方であることもあり、もし「天空の茶室」でなければ、参加しなかったかもしれない。
しかし、「65階で飲むお茶ってどんな味?どんな景色?」という好奇心が勝った。

お茶の味については、65階だからといって、気圧が低くて沸騰しにくいとか、高山病になってお茶が味わえないとか、
…そういうことはなかった(当たり前だが)。

景色は写真の通り。
視界を遮るものなし。
「天下はわらわのものじゃ!」と言いたくなる眺望。
お茶室からだと、横浜の海がもっとよく見えたのだが、撮影は遠慮したので写真なし。
景色は良いのだが、窓が大きい分、日差しがけっこう入ってきて、茶室内が暑くなるのが玉に傷といえばいえなくもない。

そんななか、私は水色の江戸小紋に袋帯の典型的お茶会スタイル。
いちおうまだ、5月ということで袷を着たのだが、お客様として参加されていた人は、ほとんど単衣のようだった。
私もお茶室内のこの気温を事前にしっていたら、単衣にしたと思うが…。



お茶室の床の間には、サンゴのお着物が飾られていた。
そのほか、お道具にも「海」を意識したものが多く、横浜らしさを感じた。



<左下、海老の形の香合!>

後から気が付いたのだが、私の着物も「鮫小紋」。
海にちなんだと言えなくもなかったわ…。ちょっと嬉しい。




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2 コメント

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Unknown (のの吉)
2014-06-29 21:27:18
お誘いいただいたのはこちらだったのですね。
この日も結局文楽を諦めて仕事してました。。。

秋も終わり頃には首まで埋まった案件から脱出できるはずなので、また懲りずにお誘いください。
のの吉さん、ぜひまた! (はつき)
2014-07-03 09:17:25
そうなんです。大寄せとはいえ、お知り合いの先生同士のせいか、親密な雰囲気で良い感じでした~!

ちょっと珍しいお茶室だったので、のの吉さん以降にもいろいろお声掛けしたんですが、なかなかみなさまご都合が合わず…
私はほとんどの場合、場所で自分の出欠は決めています。そんなんでよろしければ、ぜひご一緒しましょう!

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