工具は可能性を広げる

新しいペンキの缶が開けられずにいました。

「うーん、無理！開けられる人ー！」

大人が諦めたのを見て、俄然やる気になったのは7歳の男の子。

トンカチでバンバン、バールでギコギコ、最後にクギを溝に打ち込んで、なんとパカッと開いた！！


なんで冒険遊び場でノコギリ・トンカチなどの工具を使うのか？
ケガのリスクはあれど、それ以上に、子どもの小さな力を増幅させ想像を形にする力は可能性を広げると思います。

まさに、今回がそれでした。
子どもの大勝利！

風を捕まえる！

「ひもない！？　あの袋をさ、ハサミでさ、こうやってさ、ひもで結んでさ、ぼあってやったらいいじゃん！」

何を言っているかは分からなかったけど、やりたいことは分かりました！絶対楽しいよね！

バサァ！！

「ちょっと、おいー」

突っ込んで行きたい気持ちもわかる。絶対気持ちいいよね！

こういう、衝動的にやりたい遊びって、なんて名前なんだろう？
子どもの遊びは無限で、かつ毎回がオリジナルで、名前がつけられない。

震災から5年目の週末

東日本大震災から5年の節目を迎え、大人も子どももどこか落ち着かない週末が終わりました。


改めて震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
そして、震災以降「気仙沼あそびーばー」を支えてくださった皆様に感謝申し上げます。


黙祷のサイレンを怖がる子、じっと海の方を見つめる子、何かを振り払うように大笑いして遊び続ける子。


気仙沼あそびーばーは、これからも子どもに寄り添って活動して行きたいと思います。

あそびーばーつうしん3月号が完成しました！

あそびーばーつうしん3月号が完成しました！

また、配布はしていましたが、こちらにアップできていなかった2月号も掲載します。併せてご覧ください。

今月は3月19日（土）に焼きたてマドレーヌ号があそびーばーに来ます！
秋田県出身、東北大好きな佐藤さんは、神奈川県でお菓子屋さんを営んでいます。お菓子を作ることで東北の子どもに笑顔になってもらおうと、福島県と宮城県をキッチンカーでまわり、焼きたてのマドレーヌを届ける活動をしています。

午後しか来られない方も大丈夫！2回に分けてお届けします。

参加費：無料
前半10:00～12:00
後半13:00～15:00

ぜひお気軽にご参加ください！

ほしぞら食堂 第4回

12月16日、ほしぞら食堂第4回を開催しました！

準備中小雨が降って心配されていた天気も、日が暮れると晴れて星がキレイに見えました。
今回は初めてFacebookで呼びかけ、市内の遠方から参加してくれた方も多かったです。
初めての大人が多くて子どもたちが緊張したらどうしよう、という不安もありましたが、高校生の女の子は「大人と話せる場所が少ないから楽しい」と言って笑い、大人をつっついて遊びに誘う子どもも居れば、おしゃべりする子どもも居ました。

学校と家の往復が日常の子どもにとって、学校でも家でもない場所で、先生でも家族でもない大人だから話せることがあるはず。
そんな思いが確かに形になった日だと思います。

今回カレーを作ってくれた神田大樹さん、通称かんちゃんは、子どもの環境が豊かになるにはどうすればいいのかを考えて続けている方。子どもたちの今の環境は視野が狭められて、せっかくたくさん落ちているはずの学びのタネを拾えないでいる。そんな問題意識を持つ方がほしぞら食堂に関わってくれたことに感謝しています。