
巨人先発の東野=岐阜長良川球場
(セ・リーグ、巨人4−3広島、10回戦、4勝4敗2分、30日、岐阜)巨人が先発・東野の好投、さらに七回の集中打で4点を奪い広島との接戦を制した。巨人はこれで貯金を今季最多の「20」とし、独走態勢に入った。
強い決意を胸にマウンドに上がった。前夜の雨は、目を覚ますと止んでいた。試合開始直後から再び強い雨が降り始めたが、東野が3勝目をかけて力投した。
「そろそろ勝てるような気がします。内海さんの投球を見て、とても刺激を受けました。内海さんは10連勝宣言を撤回していたけど、僕はしません。夏は好きだし、まだ遅くない。これから10連勝します」
6月28日のヤクルト戦(東京ドーム)で、内海が10三振を奪って4安打無四球完投。失点は八回に相川に浴びたソロ本塁打だけだった。そんな左腕の姿が目に焼き付いて離れない。「僕もやりますよ」。気合が入った。
広島戦は昨年9月23日の22回戦で延長十二回に救援し、翌24日の23回戦に先発して6安打2失点で完投勝利を挙げた。今季は3試合に登板して未勝利(1敗)ながら、苦手なチームではない。ここから一気に上昇気流に乗ろうと、意気込みは誰よりも強かった。
交流戦の後半から中継ぎに回り、この日は16日ぶりの先発。3安打無失点。三回から五回まで毎回四球の走者を出したが、粘りの投球で無失点に切り抜けると、打線が七回に先制点をプレゼントしてくれた。
二死一、二塁から松本の中前適時打で均衡を破り、ラミレスと谷の連続適時打でこの回一挙4点。ベンチ前で投球練習をしていた右腕はグラブをたたいて喜んだ。直後の八回一死一塁から新外国人のフィリップスに来日1号2ランを喫して降板したが、先発の仕事を十分に果たした。
試合は結局、1点のリードを山口が締め、巨人が広島に辛勝。先発の東野は4月17日以来の今季3勝目を挙げた。巨人は貯金を「20」の大台に乗せ、独走態勢に入った。(サンスポ)










