Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

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PFP考察~まえがき~

2016年12月24日 | BOXING
1950年代リング誌の記者であったナット・フライシャーが考案したとされる ” Pound for pound ”
そのランキングは各ファンの主観によって作られ、それぞれ異なり自分のランキングが正しく
他人のランキングは誤る。
議論したならば支離滅裂となり、結論は無い。
それは何故か、どうすれば正論に近い結論を出せるのかを考察する。


●~何故結論が出ないのか~
バンタム級のPFPを例に出す。
フライシャーは1900年代に活躍したテリー・マクガバンを 「 パンチは破壊的でB級と思えない程 」
と評価した。
J小泉氏はアイドルのJ・メデルをKOしたE・ジョフレを挙げるだろう。
オールドファンは ” KOアーティスト ” C・サラテを挙げるに違いない。
印象派ファンにはR・オリバレスの名を出す人も居るだろう。
WOWOWで育ったファンは攻防にパーフェクトなスキルを持ったO・カニザレスを挙げる筈。

各ファンがリアルタイムで見た印象は強烈で絶対的故に自他共に変える事は出来ない。
中高生時の同級生でいい女ランキングをした場合、好きだった女の子がトップに来るものと同じ考え。
( ちと違うか )
結局、各ファンの主観が基準となり、客観的な基準が定義されてない為、結論が出ない。


●~正論に近い結論を出すには~
答は基準を作る事。

基準が無い中で作るとどうなるか。
タイムマシンでマクガバンを現代にタイムスリップさせ現代ルールでカニザレスと試合させてみる。
どちらが強いか? どちらが勝つか?
考える迄も無い。
逆にカニザレスが1900年代のリングでベアナックルに近い拳でマウスピースもワセリンもノーファウル
カップも無く、凹凸のキャンパスで20Rを戦えるだろうか。
そんな事は判らない。
議論の中には評価基準を
・キャリアで
・その時代に如何に強さを発揮したか
・時代毎の相対的な力量比較で
・昔のボクサーの才能が現代にあったならば
と幾つかあるが基準としては曖昧。
結局、ランキングする前に明確な基準を作る必要がある。


●~基準とは~
下記3つに区分けする。

①偉大
昔のボクサーを現代にタイムスリップさせ、試合させたならば勝てる訳がない。
技術、体格、戦術、どれも格段に現代ボクサーが進化しているから。
だからと言って昔のボクサーを軽視出来ない。
どの分野を見ても先人の方が偉大である。
例えばビル・ゲイツ、青色LEDを開発した中村修二氏など多大な経済効果を与えた人物も
エジソン、野口英世の様な先人の偉大さには到底及ばない。
別例ではW杯サッカーで偉大な選手ランキングにペレ、マラドーナ、クライフ等、昔の名が挙がる。
故に偉大である事は最強、最高を凌ぐ評価なのだ。

②最強
単純に試合し、どちらが勝つか。
前述したルール的な問題も残るが現代ボクサーはよりフレキシブルなので
15R制でも当日計量でも2オンス小さくなっても対応できる。
逆に昔のボクサーがラスベガスMGMのリングに立ったならば6~8回戦レベル。
流石に1990年以降と1900年代の比較は難し過ぎるがyoutube映像を見ても明らか。

③最高
ボクサーとしての評価点
スキル、肩書、キャリア ( 対戦相手を含む ) 、試合内容、人気、そして引き際、等データで残る
もので決める。
如何に偉大でも如何に強くても勝ったり負けたり、KO負けが多く、晩年に負けが込むボクサーは
何処かケチが付く。
ボクサーは最高峰の試合で最高のパフォーマンスで勝利し、それを継続し、華麗なキャリアのまま
引退する。
どのボクサーもそれを理想とし、ファンも希望する。
それを実現させたボクサーは最高の称号を与えられる。


●PS1
それでも尚上記3つを採点し総合点でPFPを決めるとの考え方も出来るが
その場合、結局文頭に前戻りとなってしまう。


●PS2
~偉大編~
~最強編~
~最高編~
後に国内編と続く。
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