2017年講義

国士舘大学21世紀アジア学部
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インターネット社会論

インターネット社会論2017年春期■第13回 インターネット時代の著作権とパブリック・ドメイン 

2017-07-11 00:05:11 | インターネット社会論
インターネット社会論2017年春期■第13回
インターネット時代の著作権とパブリック・ドメイン                    
                                                 

1 著作権の体系(日本/別紙)
・表現は著作権、技術は特許権、商標は商標権
・人格権と財産権
・著作隣接権と著作権ビジネス
2 パブリック・ドメインとは
・共有財産としての著作物。権利消滅。非独占的権利。
・クラシック音楽、シェイクスピア等の世界の古典はパブリック・ドメイン
3 日常の中の著作権違反(日本) 
・日常の中の著作権(Q&A) 
4 著作権法(米/1790)の起源
・合衆国憲法第1条第8節
 「作家や他の芸術家に対し、自分の作品に「限られた期間」の排他的権限を与える」
 最初の著作権法では、14年間だった。
5 著作権の国際条約としてのベルヌ条約(1886)からWIPO著作権条約(1996)へ
6 ミッキーマウスのパブリック・ドメイン問題
・1928年 最初のミッキーマウス 「蒸気船ウィリー」
 既存の著作権法では、すでに権利消滅する予定(公表後70年)後だった
7 著作権延長法(米/1998)
・著作権の更なる20年延長。「ミッキーマウス保護法」とも呼ばれる。
 映画は公表後95年、個人著作物は著者の死後70年へ
8 デジタル&インターネット業界 VS コンテンツ&マスメディア業界
・「コピー・ビジネス」と「オリジナル・ビジネス」という対立軸
・「完全で手軽な複製と配布」を可能にしたデジタル&ネット・テクノロジー
9 i-pod、i-tunes、そしてi-phone、i-padの衝撃
・あらゆるコンテンツをデジタルに、ポータブルに、モバイルに。
パッケージの時代からオンライン(ネット配信)の時代へ
10  フェアユース(公正な利用)とは
・「私的録音録画保証金問題」の浮上
・「私的な使用」にまで、防止・管理が入り始めた社会
・アーティストの立場、ビジネスの立場、ユーザーの立場


11 「電子書籍」問題
・書籍の電子化、ネット化と新聞業界・出版業界
12 「電子図書館」問題
・図書館の電子化、ネット化
13 日本の状況、世界の状況
・毎年のように起こる著作権法の見直し
・TPP(貿易自由化)による知的所有権の世界標準化
・映像著作権/公表後50年から70年へ
・音楽、文学著作権の今後は?
14 問題の本質は何か
・知や文化・芸術は誰のものか
・文化とビジネスの関係
・創造、表現行為の歴史性、グロバール性と経済・ビジネス・国家戦略とのバランス




<参考文献>
『著作権とは何か  文化と創造のゆくえ』 福井 健策(集英社新書)
『著作権の世紀 変わる「情報の独占制度」』 福井 健策(集英社新書)
『誰が「知」を独占するのか デジタルアーカイブ戦争』 福井 健策(集英社新書)
『ちょっと待って、そのコピペ! 著作権侵害の罪と罰』 林 幸助 (実業之日本社)
『電子図書館 新装版』 長尾真(岩波書店) 

<参考HP>
文化庁著作権課 
社団法人著作権情報センター 
JASRAC(日本音楽著作権協会) 

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