2016年講義

国士舘大学21世紀アジア学部
21世紀の情報文化
インターネット社会論

インターネット社会論2016年秋期■第4回 インターネットが変えていく社会 1 

2016-10-18 00:39:37 | インターネット社会論
インターネット社会論2016年秋期■第4回 インターネットが変えていく社会 1 

                                                             

A インターネットの商用化・大衆化(WEB1.0/1990年代後半)

1) インターネットの商用化を認可(アメリカ)
一部の技術者、研究者間のネットワークから全地球的ネットワークへ
2) WWW(World Wide Web)の誕生とブラウザ(Browser)開発競争
モザイク(ネット閲覧ソフト)の開発と無料配布
→ネットスケープナビゲーター(NN)からインターネットエクスプローラー(IE)へ
3) Windows95の世界的普及とPCの大衆化
                ↓
企業へ、学校へ、家庭へ普及するPCとインターネット

B ICT(=Information and Communication Technology情報通信技術)が社会を変える

<ネット空間の生成>
1) 「開拓地」の誕生/多様なHP(WEBサイト)の乱立
・行政、企業、個人のHPがなんの制約もなく勝手に立ち上がった創成期
・「案内人」のいないネットサーフィン(道なき道を泳ぐ時代)
2) 「電子の広場」/インターネット上に誕生した多様な新「コミュニケーション」システム
・ISP(接続業者)の関連サービス→メール、掲示板、チャット、HP作成
・「技術者でない個人」がネットでのメール、HP作成を可能に。
・ネット上のコミュニケーションによる新たな「コミュニティ」の発生
                ↓
「リアル」な社会と「ネット」上の社会との併存

<最初に現れた企業組織、仕事の変化>
3) ネットワークにより変貌する企業組織
・ピラミッド型組織からネットワーク型組織へ
・企業内情報の「集中」から「分散」「共有」へ
・「タテ」に流れる情報から「ヨコ」に流れる情報に
・ホワイトカラー&中間管理職(事務職・営業職・管理職)の役割転換
                ↓
PCとネットワークが変える仕事のスキル

4) 「新しい仕事の仕方」の誕生
・PCと通信による仕事場の分散・ネットワーク化
・会社と社員の多様な関係が生まれる
・社内業務のアウトソーシング(外部委託)、派遣社員の増大
・テレワーク(Telework)、在宅勤務、SOHO(Small Office Home Office)の誕生
                 ↓
ICTが牽引する企業のグローバル化(欧米の業務のアジアへのアウトソーシング)

<ビジネススタイル、消費スタイルの変化>
5) 電子商取引(EC)=インターネット上に誕生した新「市場」(Market)
 BtoB(企業間取引)、BtoC(企業から消費者)、CtoC(消費者同士)
                 ↓
多様なネットビジネスのスタイルの誕生

■コミュニケーションサービス(メール&チャットサービス、コミュニティ)
■金融(マネーの電子化、株の電子化、金融情報の共有・ネットワーク化、個人投資へ)
■予約関連(旅行、交通、イベント、店)
■店舗・商品(DB・検索化、ユーザー評価)
■卸売、小売、オークション(物販ビジネス)
■人材・マッチング紹介(就職、転職、恋愛、人間関係)
■不動産(物件情報のDB・検索化)
■医療(カルテのDB・ネットワーク化)
■広告 (ネット無料ビジネスモデルの源泉/既存マスメディアの相対化)
                 ↓
縦横に人と情報、人とモノ、人と人をDB化と検索化により
「マッチング」させるネット空間の誕生
ネット空間による個人の情報圏、生活圏の拡大

<ネット空間の「入り口」をめぐる競争=ISPから検索サイトへ>
6) ポータル(Portal=玄関)サイトへのユーザー集中
・「Winner take all~勝者の独占(寡占)」が進むネットポータルビジネス
・アクセス数(集客)とネット広告の関係
7) 検索エンジンによるネット情報空間の再編成
                 ↓
最大のポータルビジネスとしての検索サイト(Yahoo!、Google)の誕生

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