夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

竹下亘国対委員長も頑張って!

2017年08月02日 02時47分13秒 | 社会
 自民党は2015年9月18日に強行採決で安保法を成立させた際、翌19日に 安倍首相はその成立を受けて「今後も粘り強く説明する」と言ったのですが、まったく説明していません。粘りも説明もありません。そもそも、後から説明するなんていうのは本末転倒。説明が先で、それで国民が納得した後に採決は行われるべきものです。物にはスジって言うものがあります。スジは通さないワ、言った事も実行されないワ、では総理大臣として、否、人間としての資質が欠けていることは明らかです。
 先日行われた閉会中審査にあっても森友学園問題や加計学園問題に関する政府側答弁は「記憶ではありません」などと無い無い尽くし。無きゃ『ありません』と答弁するのが普通ですが、その前に『記憶では』を付けるのは、もしばれた時の言い訳がしやすいという自己防衛的な冠詞と見るのが普通でしょう。つまり「記憶ではありません」と答弁したら、「本当はあるんだけど、言えないなぁ。。。だから無かった事にして、でももしバレた時には対処しやすいようにしておこう」と考えた答弁ということです。安倍さんもほとんど曖昧な答弁に始終し、突っ込まれると記憶違いとか自分の中で整理出来ていなかったなどと自分の都合に合わせてどんどん回答を変える始末。
 こんな人が今度は憲法第9条にも手を付けようとしています。憲法第9条は憲法前文と伴に「三大原則の1つ」である平和主義を規定して戦争の放棄を謳ったものです。完璧な条文はあり得ないとしても、戦後に憲法が制定されて、これで日本は今までずっと平和にやって来られています。そんな素晴らしい条文をどうしようというのか?戦争法と言われている安保法で非戦闘地域であれば他国の軍隊による武力行使を日本が支援できるようにしたわけですが(これもほとんどの憲法学者は『違憲』だと言っています)、現実にPKOの日報から戦闘行為のある地域でも活動をしていた事が明らかになった。これに対して稲田さんは『戦闘』とは国家間の武力衝突(国際紛争)であり、今回のような国内紛争に関しては『戦闘』とは呼ばず、ただの『武力衝突』だとして違憲ではないと、実際の内容はさておいて言葉尻を取り上げて主張した。これには呆れました。戦闘でも衝突でも現地で活動している自衛隊員たちの危険度に大差はありません。防衛大臣をやっている人が、隊員たちが任務を遂行するために命を惜しまず汗水垂らしてやっているのが判らないのでしょうか?大切な部下達がどうなってもいいのでしょうか?きっとそういう人たちの命なんてどうでもいいと思っているのでしょう。総理大臣がそうなのですから(安倍さんは自ら招いた事で湯川、後藤氏が拉致されても何もぜず、結局惨殺されても未だ何もしていない人殺しです)。こんな人が大臣をやっていることは百害あって一利無し・・・と言いたいところですが、一利だけあります。それは彼女が安倍政権の支持率低下をもたらしてくれるということです。しかし、残念なことに突然辞めてしまいました。本来ならもっともっと頑張って支持率を下げてもらいたかったところですが、辞められちゃったら仕方がないです。金田さんも期待大だったのですが、今回の内閣改造で消えて行くでしょう。彼は顔も頭も性格も悪いですから。
 しかし、がっかりする事はありませんでした。竹下亘国対委員長は31日、民進党の山井和則国対委員長と国会内で会談し、稲田朋美前防衛相の参考人招致を拒否してくれたのです。しかもその理由は、「大臣を辞任し、一番重い責任の取り方をした。辞任した大臣を国会に呼び出すことはやってはいけない」とのこと。
いいぞ!いいぞ!もっとやれ~ッ!
 稲田さんが居なくなった後、誰が自民党の支持率を下げてくれるか?少々の不安がありましたが、竹下さんのような今回の支持率低下の原因が解っていない人がいれば今後も安泰ですネ!
 一番重い責任の取り方っていうのは、今回の件で持たれた疑念をしっかりと且つ丁寧に説明して払拭することでしょ。辞めたらいいなんて、酔っ払いが交通事故を起こして逃げちゃうのと同じです。逃げ得は許されないのです。ですからこういうことに国民はしっかりと食いつくのです。逃げるということは一番簡単な責任回避であって責任を取ることではありません。しかも「辞任した大臣を国会に呼び出すことはやってはいけないと」なんて。以前田中真紀子さんがやりましたよ。呼び出すことはやってはいけないことではなく、同志(自民党員)であるなら、呼び出さなくてはいけないのです。そしてしっかりと説明させて国民を説得して無罪放免にして上げなければ今後の稲田さんは生きているだけで辛いはずです。もっとも稲田さんが健常な精神状態を持っていればの話ですが。
 いずれにしても、竹下さんのような非健常者には今後も頑張ってもらわなくてはなりません。国民にとって大切な人となりました。この人さえ残ってくれれば自民党の支持率はどんどん下げてくれるはずです。是非頑張ってもらいたいものです。

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