夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

その後

2017年03月08日 02時43分13秒 | その他
少しづつ、そしてまた少しづつ心が平穏に戻りつつあります。
 その日は昼間から予感がしていました。15年7ヶ月を生きて来たラブラドールですから昼に呼吸困難(鼻の穴が塞がって)を起こしたときも、口呼吸をさせながら「もう頑張らなくていいよ。パパは大丈夫だから。」と心で伝えた。荒い呼吸の中でも少しビックリしたような瞳で僕を見たので無理して笑顔を返した。こんな状態で生きているのは辛いだろう想像がついたから。これから頑張って生きても苦しみはあってもそう沢山の幸せはないだろうと思えたから。ただ、もし願い事が叶うなら苦しまないで逝って欲しい。それだけが僕の希望だった。
 そして彼はその通りに命を終えた。旅立ちの瞬間は誰も気が付かないほど静かに。フンもヒーも言わず、さっきまで寝てたその体は1mmも動いていなかった。ただ少量のオシッコとウンチをペットシーツにしてあっただけ。想像するに、まるで蝋燭の炎が消えるように、スーーーッと命の灯が消えたようだ。ある意味僕が望んでいた事。でもその瞬間に僕が気が付かなかったことには少々悔いが残る。僕の想像では少なくとも1時間くらいは苦しんで、僕は少しでも楽にしてあげようと必死の介護をして、そしてその時を迎えるものと思っていた。ところがまったくこちらに気付かれぬように逝くなんて。最後まで僕の言う事を聞いてくれた。

 お前は凄い犬だったよ。いままで生きてきて感じていた僕の疑問に答えてくれたし。一つの命を預かる事の大変さも教えてくれた。本当にありがとう。お前と逢えて幸せだった。お前は一生僕の心で生き続ける。僕の自慢として。

 命を終えたラブはその日の夜に業者に頼んで火葬してもらいました。ラブが大好きだったお散歩コースで。きっと今頃は楽になった体であの辺りを走り回っているのではないかと思います。
 骨壷に入って白い布で包まれて帰って来たラブ。あれから毎日撫でてあげています。生きている時と同じように。そして目を閉じるとそこには元気な頃のラブがウットリして、安心しきった眼で僕を見ています。・・・忘れないよ。


 皆様にも大変な心配をおかけして本当に申し訳なく思っております。その上沢山の方からラブにお花や弔電が届き、恐縮しています。多分僕が死んでもこんな沢山のお花は届かないでしょう。少しだけラブに嫉妬してしまいます。そんな事を考えながらも今の僕はそれらの一つ一つに勇気付けられて生きています。皆様のお心遣いに感謝しています。ありがとうございます。失礼ではありますがここでお礼を述べさせていただきます。

 まだ寝ていると1時間ごとくらいにラブは大丈夫かな?と目が覚めてしまいます。でも隣には誰もいません。そして「そうだ。いないんだ。」と。するとこないだまでの事が脳裏を過ぎり涙が止まらなくなってしまいます。だから寝るのが恐いです。寝なければ居ない事は分っているのでこんなことはありません。ラブは苦しくなく逝ったのですから喜ばなくてはいけないのに。あとはこちらが寂しいだけなのです。この寂しさは自分ではどうにもなりません。時間がこの寂しさを薄めてくれるのを待つだけです。そろそろ釣りでも始めましょうか。
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