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オイゲン・キケロの原点

2017-08-06 | JAZZ
ルーマニアのピアニスト、オイゲン・キケロの原点ともいえるアルバム「ロココ・ジャズ」、
今年で没後20年となり、最近数枚のCDが発売されましたが、キケロと言えばまずはこの1枚です。
「ROKOKO JAZZ」 SABA SB 15027 ST
  
1. Solfeggio c-moll
2. Sonate C-dur
3. L′ adolescente
4. Bach′s Softly Sunrise
5. Fantasie in d-moll
6. Erbarme dich, mein Gott
N CICERO(p) PETER WITTE(b) CHARLY ANTOLINI(ds)
録音 1965年3月14日

オイゲン・キケロは過去にクラシックとジャズとしてここにに登場していますが、彼を知ることになった最初はこのレコードでした。

クラシック畑で育ったキケロが、18歳の頃に興味を持ったジャズによりクラシック音楽をジャズ風に処理することで、MPSのH.G.ブルーナーシュワーに認められて発表したアルバムは、バッハの「ソルフェジオ・ハ短調」、スカルラッティの「ソナタ・ハ長調」、モーツアルトの「幻想曲二短調」やクープランの小品集です。
それにバッハの曲をキケロがアレンジした「Softly Sunrise」など聴きどころが沢山あります。
共演しているベース、ドラムスも控え目で、特にドラマーのチャーリー・アントリーニのブラシは切れがあり、それによりバッハが確実にスイングすることを証明しています。


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