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アート・ペッパーの3度目の来日公演から

2016-10-29 | JAZZ
アート・ペッパーは、これまでに4度の来日を果たしましたが、1979年は3年連続の来日となり、この時の演奏が当時のビクター音楽産業(JVC)より発売されています。
この時は体調も良く最も充実した時期でもあり、それはこの東京公演を記録した2枚のレコードにも表れています。

「LANDSCAPE」 JVC VIJ-6310
    
1. TRUE BLUES
2. SOMETIME
3. LANDSAPE
4. AVALON
5. OVER THE RAINBOW
6. STRAIGHT LIFE

「BESAME MUCHO」 JVC VIJ-6372
  
1. RED CAR
2. THE SHADOW OF YOUR SMILE
3. THE TRIP
4. MAMBO DE LA PINTA
5. BESAME MUCHO
ART PEPPER(as, cl) GEORGE CABLES(p) TONY DUMAS(b) BILLY HIGGINS(ds)
録音 1979年7月16, 23日 芝 郵便貯金ホール

レコードのレーベルには「HIGH QUALITY RECORDINGS」と記載されているように、大きいホールでのライブ録音でありながら音質はもちろんのこと、バランスも良く、アート・ペッパーのアルトが艶を帯びて聴こえるし、「サムタイム」で吹いているクラリネットは木管楽器であることが納得できる音撮りとなっています。
また、ケイブルスのピアノも澄んでいて美しいし、ペッパー自身による演奏曲目やメンバー紹介も生々しく収録されています。(ペッパーって、美声なんですね)
本公演の記録からみると、両日ともそれぞれ12曲が演奏され、この中からペッパーが自ら選んだ7曲のオリジナルと、4つの有名曲で構成されています。
全体にリラックスした感じの演奏の中で、ミデアム・テンポのものは往年のスピード感を持った正にアート・ペッパーそのものであり、1枚目の最後に配置した初期の作品である「ストレイト・ライフ」は、過去に幾度も演奏しているものと比較しても、甲乙つけがたい内容です。
また、2枚目の最後を飾る「べサメ・ムーチョ」は、両日ともアンコール曲として演奏されたそうですが、日本の温かい聴衆の前で情緒たっぷりにアルト・サックスを吹くアート・ペッパーが、そこにいます。

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