らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

船窪新道から烏帽子、裏銀座縦走へ(前半)

2010年08月16日 | 縦走
今年の夏山大縦走の主旨は「未踏ルートを歩く」と決めていた
そこで当初、大東新道を考えていたのだが今年は道路崩落の為折立からの入山はタクシーで
迂回路を使わないといけないとのこと。う~ん、どうしよう・・
ならば!裏銀座縦走コースはまだ歩いたことがないよね。じゃあ折角だから七倉から入る?
なんか人も少なくて静かそうだしね。よし、決まり!

そして、最終的には槍ヶ岳から南岳経由で上高地下山という5泊6日の立派な(?)
山行計画をたてて出発したのでした


一日目。8/8自宅~信濃大町~七倉山荘~船窪新道~船窪小屋(幕営)

七倉山荘を正午に出発。小屋までは6時間のコースタイムなので気合を入れ歩き始めるが
容赦のない急登が延々と続く。鼻突八丁のハシゴ連続で嫌気が差すも進むしかない・・
天狗の庭を過ぎると視界も開け、夕方5時前に小屋に到着。結構いいぺースや~ん
でも、もう今日はこれ以上歩きたくない~・・えっ!?テント場ここから15分先にある?
ガッカリしつつ、遠いテント場へ向かう。
その後、非常に危険なガレ場の指定水場へ5ℓの水汲みを終えた頃はもうグッタリ・・
ビールを飲み、特製肉ラーメン鍋を食べて20時就寝。


二日目。8/9船窪~不動岳~南沢岳~烏帽子小屋
翌朝は遅めの6時半出発
テント場では一番ビリ出発だったけれど今日は船窪から烏帽子まで8時間弱のコースタイム
まぁ大丈夫でしょ、と始めは余裕たっぷり。
今朝は遠く槍ヶ岳まで見える。このまま晴れて欲しいところ・・


船窪乗越から先の稜線は、不動岳までかなりガレている
これだけ崩落していたら10年後はこの路はなくなるかもしれないね、と話しながら先に進む
船窪岳第2ピーク手前で一箇所かなり足元の悪い岩場を通過する。
その後は樹林帯をひたすら進むのだが、ワタシにとってここが一番つらかった!
激しいアップダウンと暑さで汗だく。もちろん昼食なんて食べられない。
そんなこんなで不動岳には11時到着。ここで大休止していると、今度は曇ってきた


不動岳で今年初のコマクサと出会う


南沢岳と過ぎると烏帽子田圃と呼ばれる庭園のような場所にでた
ここまで来てやっと高山植物を楽しみながら歩けるぐらいの登山道になった


烏帽子小屋には14時前に到着。
とりあえず一息入れよう、と梅チューハイを飲み落ち着いたところでテント設営
タープを張るといつもと雰囲気が変わって楽しい。タープ持ってきて良かったね~
持参したウイスキーをチビチビやっていたら、いつの間にか空っぽになっていた
ご飯を炊き、うなぎの蒲焼と味噌汁を食べる。いよいよ明日からの裏銀座縦走に向けて
早めに就寝。晴れますように、と思いながら・・

後半は三日目からです





































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1 コメント

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豪快な縦走 (かいつ まつひこ)
2010-08-17 10:35:41
「船窪小屋付近から見た槍ヶ岳」のような写真を見ると、夏山縦走の魅力が伝わってきます。また、そこをじっくり歩いているご夫妻の姿が目に浮かぶようです。
 後半のレポートを楽しみにしております。

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