らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

赤城山・大展望の百名山

2016年10月08日 | 縦走

9月後半、以前からずっと気になっていた群馬県・赤城山に向かう。
天気予報ではあいにくの雨模様であるが、山の天気は行ってみないと分からない。
雨降り予報の多い週末だが、行くと決めたら行く!そう思い出発。
都内から在来線を乗り継ぎ、前橋駅からバスに乗車、ようやく目的地にたどり着いた。
しかし、辺りは霧で真っ白。大沼はおろか、周辺の景色も何も見えない…。
明日、天候の回復を祈るばかりだ。


とりあえず、今宵のテント場となる県営赤城キャンプ場を目指す。
途中、赤城神社に立ち寄り、明日の山行が無事であることを祈願する。


こんな悪天候にも関わらず、意外とテントが沢山張っている。
このキャンプ場は無料で利用出来るうえに炊事場・トイレ完備と快適である。
それがこのキャンプ場の魅力で、こんなに人気があるのだろうか?
答えは、明日…。
我々は、少し高台の場所を選びテントを設営する。


翌朝5時。目を覚ますと、雨はすっかり収まっている。
外に出た途端! ワァーすごい見える! と、一気に登山意欲がわいてくる。
やはり来てみないと分からないものだ、山のお天気。
さぁこれ以上テントの中にいるのはモッタイナイ、と言わんばかりにリーダーを起こす。


周りが明るくなるにつれて、どんどん景色が鮮明になってくる。
なるほどなるほど。このキャンプ場が人気である理由が分かったぞ。
目の前には大沼あり、後ろは山あり、こんなに居心地の良いキャンプ場なら泊まりたくなる!
さて、我々は天候が良いうちに早く出発しなくては、と準備に取り掛かる。


テントを撤収して、キャンプ場から黒檜山登山口へ移動する。
車道を15分程歩いたところに標識がある。


登山道に入るや否や、一息つく間もない急登が続く。
大沼を見下ろしながらグングン登っていくと、遠くに富士山を望むことが出来る。
富士山が見えると、いつものことながら嬉しくて「ワァ-見えた-!」と大きな声がでてしまう。
そしてまだか、まだかと登り続けて1時間20分・・・


赤城山最高峰・黒檜山(くろびさん)1,828mに登頂。
上信越・日光山々が見渡せるのだが、このあたりの山は少々疎い…
もう少し下調べをしておくべきだったなぁと思う。
この先徒歩2分の展望台で景色を堪能してから山頂で昼食休憩。


黄色めの美しいアゲハ蝶が、ずっとヒラヒラ周囲を飛び続けている。
他の蝶が来ると威嚇するが、人には懐っこい蝶なんて、いるものだ。


駒ヶ岳は小沼方面の展望がよい。
記念写真を撮りそのまま下山する。
気持ち良い尾根の道を下り、樹林帯に入ってからもう少し頑張れば駒ヶ岳登山口に到着する。


帰りのバス時刻までまだ余裕があるので、覚満淵を周遊する。
1週45分程度で、尾瀬のような場所だ。
散策するにはちょうど良い場所だろう。
その後、前橋駅行き直通バスに乗車して帰路につく。

予想外にも好天に恵まれた今回の赤城山登山。
思い切って来てみて良かった。
もちろん、1,828mという標高がある山であるから天候が悪ければ中止もある。
山の天気は、現地に来てみないと本当に分からないものだとつくづく感じさせられた。





 

 

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関東の名山・筑波山

2016年09月29日 | 山登り

9月に入り、週末毎に台風が襲来する日本列島。
なかなか山に行けず、我慢の限界!?
天気に翻弄されず、行きたいときに行くべし!
そう思い、前々から気になっていた茨城県の筑波山へ行先を定める。
標高はわずか877mにも関わらず、百名山であるこの山の魅力とは何だろう!?
期待いっぱいで、出発する。


筑波山へのアクセスは、とても良い。
秋葉原からつくばエクスプレスに乗車、わずか45分でつくば駅だ。
ここから登山口まで直通バスがあり、スムーズに移動完了。
今回我々がスタートするのは、つつじヶ丘。
天候が良ければ、筑波山神社から歩き始めたいところだが、生憎の小雨模様。
まずは、筑波山最高峰の女体山を目指す。


すれ違う登山者もほとんどなく、静かな山登り。
見たことのない可愛い野鳥が、道案内をしてくれる。
霧で展望こそないものの、至近距離での様々な自然を楽しめる。


このコース一番のお楽しみポイントは奇岩巡り。
弁慶茶屋跡を過ぎると弁慶七戻りから始まり次々と現れて、驚きと楽しさであっという間だ。


こちらは胎内くぐり。
こんなに大きな岩が、微妙なバランスでほかの岩と支えあって
この形をとどめている。あぁ、なんとも不思議だなと感心する。
これらすべてが、自然に創られたものだと思うとその力の強さに驚く。


気が付けば、あっという間に筑波山の最高峰・女体山に到着。
小雨が降る中での登頂で、残念ながら展望は望めなかった。
それでも山頂に登ることができてうれしい。
記念撮影をして、御幸ケ原に向かう途中で昼食休憩。
ちょうど食べ終えた頃から雨は本降りになる。
急いで撤収して、先を行く。


雨が降りしきる中、せっかくなので男体山にも登ってみた。
きっと晴れていたら、関東平野が一望出来たのであろう。
また、次の機会に期待したいと思いつつ、下山する。
時間も遅くなってまい、雨もかなり降っていたためケーブルカーを利用する。
わずか8分で、宮脇駅に到着。
筑波山神社の境内を通り抜けて、バス停に向かい帰路につく。

今回初めて登った茨城県・筑波山。
877mという標高でコンパクトながらも奥深い山であるなぁと実感。
1度登っただけでは、この山の魅力すべては把握しきれなさそうだ。
ぜひ次回、晴れた筑波山にもう一度登ってみよう!



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夏山・北アルプス縦走~三俣から蝶ケ岳へ~

2016年08月23日 | 縦走

らいちょうチームの約3ケ月振りの山登りは、夏山縦走。
そしてナント!北アルプスの蝶ケ岳が今回の目的地である。
今まで奥多摩での縦走しか経験していない上に、いきなり北アルプスを選択した私たち。
ザックの重みに耐えて歩き通すことが出来るのか、娘はこの遠征を楽しんでくれるのか等々の不安。
しかし、いつも一歩ずつ上を目指してやってきたのだから今回も挑戦してみよう!
そうと決まると、ワタシは楽しみになってくる。いや、かなりウキウキ気分になる。
それもそのはず、ワタシにとって娘が生まれてから3年ぶりの北アルプスになるからだ。


登山口は、三俣からスタート。穂高駅からタクシーで30分ほどで到着する。
お盆休みとあって、三俣の駐車場は満車である。
ゲートがあり、そこをくぐり抜けて20分歩けば三俣登山口である。
登山計画書を提出してから、いよいよ待ちに待った北アルプスへ足を踏み入れる。


吊り橋を渡り、どんどん進む。
真夏の暑さを忘れてしまいそうになるくらいの涼しい気候が快適そのもの!


涼感たっぷり、見ているだけでも癒される。
力水が最後の水場なので、ここで4リットルの水を確保する。
ザックに水の重みが加わりさらにズシリと肩に食い込むようだ。
涼しくてもリーダーとワタシは汗だくになり歩き続ける。


まめうち平付近で少し道が緩やかになり、また進んでいくと急な登りが続く。
階段が結構あり、これがなかなか辛い。
途中で、適度に休憩を取りこれから見える景色に期待を膨らませつつ頑張る。
そして、森林限界を越えるあたりでようやく「ワーッ‼」と思わず声を出す光景が見える。
あぁ、これぞ北アルプスだな、やっぱり素晴らしい!と喜び合う私たち。


あともう少し、もう少しとザックは重くとも足取りは幾分軽くなったような気分で
登り続ける。
この日の天気は快晴で、申し分ない登山日和である。


ぱっと目の前に槍穂高が大きく現れた。右手には蝶ケ岳ヒュッテが見える。
ついにここまでやってきた、あぁやっと北アルプスに復帰出来たんだなぁと感動。
山頂で記念撮影をして、昼食休憩をとる。


昼食に作った鶏そぼろ炒飯。貴重な生卵1個だけ使う。
娘の好物なので、よく食べてくれた。


たっぷり休憩時間を取り、槍穂高の景色を充分に見てから私たちは徳沢方面に下る。
長いコースではあるが、横尾へ下りるよりは道はなだらかであるのでこちらを選択する。


妖精の池を横手に見やりながら、どんどん下る。
長塀山手前でいったん登り、展望がないので立ちどまらずに歩き続ける。


疲れてくると下りは要注意だ。
何でもないところで足が引っかかって転倒するかもしれない。
久々の山行であったため、下りはかなり気を引き締める。
背負子にいる娘には、ヘルメットを着用させた。もちろん、転倒したときのためだ。


徳澤園の赤い屋根が上から見えた時は、かなり嬉しかった。
そして、ようやく徳沢に到着する。何度でも訪れたくなる場所である。
テント場はやや混んではいたが、時間を見ると15時であり小梨平まで行くと少し遅くなる。
この日はここでテント泊することにした。
背負子に乗ってばかりで運動不足の娘は、徳沢で走り回れるのが楽しそう。
リーダーは梓川の冷たい水で顔を洗って、気持ちいい!とこれまた嬉しそう。
ワタシは、久々の徳沢でゆったりした時間を過ごして幸せいっぱい気分。
それぞれが徳沢時間を満喫する。


翌朝、かねてから考えていたパンケーキを朝食に作ってみる。
粉は自宅で配分済だ。牛乳の代用でスキムミルクを水で溶かし使用。
卵は貴重な残り1個を使う。
これが、思っていた以上に美味しく出来る。
縦走で限られた食材を持参する中で、スキムミルクは大活躍であると判明!
今後も使いたいと思う。次回はお好み焼きに挑戦する予定だ。


朝食を終えて、上高地に向かう。
途中で雨雲が出てきたので足早に進む。
河童橋に着く頃にポツポツ降り出し、しばらくして本降りの雨になる。
ここで今回の山行で初めてのカッパを出して着た。
縦走中に雨に一度も出会わなくて本当に良かったな、と思いつつバスターミナルへ。

今回の縦走で、北アルプス復帰を果たしたことで、これぞ山登りだ!という気持ちがよみがえる。
娘に負担をかけずに、家族で楽しめると登山をこれからも続けていきたい。

 

 

 

 

 

 

 













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大岳山から御前山へ

2016年06月02日 | 縦走

5月に入り2度目の山行は、大岳山から鋸岳を経て御前山、最後は奥多摩への縦走である。
大岳山、御前山はともに奥多摩三山であり今回登頂すれば、以前登った三頭山と合わせて三山制覇!
ピークハントしているつもりはないが、でも全部登れたとなるとやはり嬉しい。
よく晴れた週末、1泊2日の計画で大岳山登山口に向かう。


武蔵五日市駅から上養沢行のバスに乗り大岳鍾乳洞で下車。
そこから大岳キャンプ場まで歩くこと45分ほどだ。
あまりの暑さに夏山前の耐暑訓練になるな、と思いつつ歩く。
当初の計画では、このキャンプ場に1泊して翌日大岳山のみを登る予定であった。
しかしキャンプ場は予約で既にいっぱいと分かり、さぁどうする!?とリーダーと相談。
このまま引き返す気にもなれず、ではこの日のうちに登ろうと決める。
キャンプ場をスルーして、登山口へ向かう。


登り始めて10分で大滝にでる。
暑いときに眺める滝のなんと気持ち良いこと。
冷気もヒンヤリ全身に感じて、心地よい。


山中で至る所に咲いているヒメレンゲ。
大岳山は花の100名山であるとは、最近知ったばかり。


前回の雲取山縦走の時とあまり変わらないくらい重いザックを担ぐワタシ。
何故かというと…!?
当初、下のキャンプ場で泊まる予定だった為食材を大きなタッパに入れて持参。
もちろん、ぺミカンなんて作っていない。
野菜や肉、ごはんやパンをそのままどっさり!
娘の牛乳や野菜ジュースまである。
まさかそれを担ぐことになろうとは思ってもみなかったが、まぁこれも歩荷トレと思って頑張る。
山頂まであと20分ほどのところまで来たものの、時刻はすでに16時。
この日はどこか適地でビバークして、明朝ピークを目指すことにする。






夕食は、鶏肉と野菜炒め、豚テキ、焼うどん。
山の上で食べるには贅沢すぎるメニューである。
頑張って担いでここまで登ったご褒美だな、と心底思うワタシ。
だが、あまり重い重いばかりいってられない。
夏山縦走は、さらに重荷に耐えられる体力が必要なのだ!


翌朝5時起床、テント内が広いおかげで伸び伸びと出来て朝までグッスリ眠れる。
気温は15度と標高が高いわりに朝から高めである。
準備を済ませて、7時出発。
最近、すぐには背負子に乗りたがらず歩く、歩くという娘のために一緒に山登り。
30分ほど自分の力で頑張って歩いている姿に成長を感じる。


8時過ぎに大岳山山頂に到着。快晴で、富士山を望むことも出来る素晴らしい好展望。
休憩しながら地図を広げてコース確認。
当初はここから往路を戻る予定であったが、まだまだ時間はたっぷりある。
折角なので、鋸山から御前山まで頑張って行ってみよう!ということになり再び出発。


1時間ほどで鋸山に着く。この山は展望のない山頂。
娘のおやつ休憩をとってから、さらに進む。
この縦走路、登山者が少なくてとても静かである。


途中で靴紐を結び直すワタシ。
道中は、広葉樹が立ち並び陽射しが程よくとどき明るい。
新緑の初々しさが見られるのも、この時期ならではで楽しく歩ける。


大ダワ、鞘口山を越えて11時過ぎに昼食休憩。
その後も娘が歩きたい、歩きたいというため付き合う。
今後は、万が一に備えて娘はヘルメットを着用させて歩かせよう。


快適な登山道を行く。
正午過ぎから、だんだんと気温が高くなり山の上でも暑く感じる。
まだまだ暑さになれていない身体には、堪える。


13時前、御前山に到着。山頂は広く、ベンチが置かれている。
とくに展望はないが、人気のある山らしく登山者は多い。
標高1,405mは、今回の縦走した山の中で一番高い。
暑さで少々バテていたワタシは頭上に水を垂らしてようやくホッとする。
その後は、御前山避難小屋から栃寄、最後は青梅街道に出て境橋から奥多摩行きのバスに乗る。
この経路、今は工事中のために途中からずっと車道歩きである。
そうとは知らなかった我々は、延々とコンクリートの下り道でつま先が痛くなった。


下山途中で咲いている小さな花、なんていう名前だろう…
カタクリでも有名な御前山、今度登ることがあれば早春に訪れたい。

久しぶりにロングコースを歩くことが出来て大満足のワタシ。
ますます夏山に向けての意欲が高まり、いい感じである。
今回の山行で、娘が登山者とすれ違う際に「こんにちは」と挨拶出来る様になったことも嬉しい。
いい山登りが出来たなと思う。



 


 


 

 


 






 


 

 

 

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東京都最高峰・雲取山縦走

2016年05月26日 | 縦走

5月の連休は、東京都最高峰であり100名山でもある雲取山縦走に挑戦。
今回は鴨沢から出発、山頂を経て三条の湯へ、最後はお祭りに下山するというルートだ。
この山行計画、今までのようなベースキャンプで登る山登りではない。
そう、重い荷を担いで山頂を目指し歩き続ける本当の縦走である。
娘を連れてこのような本格的な縦走はこれが初めてで、これまでのスタイルからランクアップだ。
この縦走で、リーダーは背負子に娘を載せ、限られた荷室に装備を詰めての荷物。
ワタシはテントと3人分のシュラフ、食料等を背負い、荷を二人で分担する。
娘のオムツが中でもかさ張る荷物であるが、これはやむを得ない。
考えているだけでも大変そうな気がするが、これを成功させることがワタシの自信につながる。
そう、やらねばならないのだ!と自分の心身にムチを打ち、気合いを入れて計画を実行する。


初日は移動のみのため、自宅を出たのは10時過ぎと遅めの出発だ。
電車とバスをの乗り継いで、この日の目的地である水根沢キャンプ場に14時到着。
ここのキャンプ場は初めてで、山あいにあり静かで落ち着くところだ。
近くには沢登りで入渓する所もあるらしく、夏に来ても涼しくて気持ちよさそうだ。
この日の夕食は、久々に作ったぺミカンをもとにうどん鍋を食べる。
翌朝に備えて早めの就寝。


朝5時起床。簡単な朝食で素早く済ませて、キャンプ場を撤収。
水根バス停から7時13分発のバスに乗り、登山口となる鴨沢へ移動だ。
バスは早朝から満員。こんなに混んでいるとは…。
ほとんどの乗客が鴨沢で下車。雲取山は大人気の山であるようだ。
登山者の格好を見ているとトレラン、日帰り軽装、重装備と様々である。


鴨沢を8時過ぎに出発。
雲ひとつない快晴、気温もちょうど良く絶好の登山日和である。
このまま晴天が続くことを願いつつ、登り始める。


登りはじめのうちは身体が馴染むまで、何となく調子が乗らない。
フーフー言いながらも登っていると、シカに遭遇。娘は大喜び。
動物園に行くより、こうやって野生の動物をまじかに実際に見るほうが娘も嬉しいだろう。


七ツ石小屋方面とまき道で雲取山方面に向かう分岐点で昼食休憩。
重いザックを肩から下ろすと、ホッと一息。自家製のケークサレを食べる。
今回の山行で重い荷物のメインは食料だ。
フリーズドライ製品が食べられない娘のために、ほとんどの食材をぺミカンにして持参。
これが3日分だから、ずっしり重い…が、仕方ない。


まき道をしばらく進むと少しザレたところに出て、木道を渡る。
道は若干狭くなるが、問題なく通過する。


まき道を経て石尾根に出ると富士山がドーンと見えて、ヤッターとうれしくなる。
ここからは、快適な尾根歩きだ。
重いザックを担いでクタクタになっていても、ここまで来ると頑張って来た甲斐があったと感じる。
登山道も広くなり、伸び伸び歩けるから楽しい。


木陰でしばしの休憩をとるワタシ。
楽しい尾根歩きとは言え、さすがにザックの重さにバテ気味…
まだまだ、体力不足である。


14時前、奥多摩小屋キャンプ場に到着。
尾根上で見晴らしが良く明るいテント場は、展望も抜群で一目見て気に入る。
時間もいいころ合いとみて、今日はここで幕営することにする。


メインのテン場から少し離れ、少し下った木々が立ち並ぶところで設営。
実は今回、ワタシはテントのフライを忘れてしまうという大失態をしでかした。
リーダーがツェルトを代用にして、倒木と細引きを使ってなんとか上手く張ってくれた。
装備表を作成して、出発前にきちんとチェックをしなければいけないと反省。


夕食までの時間、散歩したり石ころでケルンを積んだりして楽しく遊ぶ娘。
玩具なんてなくても、こうやってここにあるもので楽しく遊べるものだと感心。


夕陽を眺めながら、明日も好天であることを願う。
奥多摩小屋のテント場は、尾根上なので本当に気持ち良く展望がひらけていて快適である。


3日目の朝、6時半に起床。今朝は少し曇り空。
テント脇に鯉のぼりを付けるのは、5月連休の山行には欠かせない我が家の恒例行事。
この鯉のぼり、結構長年使っている。


9時に出発と遅めの時間だったため、たくさん張っていた他のテントはほぼ撤収されている。
尾根道を山頂に向かってコツコツと登っていく。


10時過ぎ、雲取山山頂に到着。
曇り空ではあったが、遠く富士山の姿を見ることが出来る。
寝ている娘を起こさず背負子に乗せたまま記念写真を撮る。
頂上の避難小屋で少し休憩を取ってから、三条の湯へと向かう。


山ツツジが満開だ。
三条の湯方面の登山道に入ると、途端に誰とも出会わなくなる。
ほとんどの登山者が往路を戻っていったのだろうか。
しかし山に入って3日目にして、ようやく静かな山歩きを楽しめる。


遠くに聞こえていた沢の音が進むうちに大きくなってきて、しばらく行くと川が見えてきた。
もうそろそろかなと思った頃、大きくて立派な山小屋が見えた。
13時20分。三条の湯に到着する。


小屋から眼下に見るテント場は、5分程下ったところにある。
小川のほとりで、水の流れる音が心地よい落ち着く場所だ。
三条の湯は、何といっても温泉があるのが魅力的だ。
せっかくここまで来たのだから、少し時間は早いがここでもう一泊する。
早速、温泉を覗いてみると誰もいないのでゆっくりとお湯を楽しむ。
毎日頑張って歩いてきたおかげで、本当に気持ちよくお風呂を満喫。
縦走最後の夕食は、小屋で購入したワインでカンパーイ!
重い食料を担いできた甲斐があり、最後まで美味しく食事を楽しむことが出来て嬉しい。
娘もよく食べてくれたので安心した。

 


最終日の4日目、テント場をあとに下山する。
お祭りまでの林道を、黙々と歩くこと2時間20分でバス停に到着。
娘を連れての三泊四日の山行は無事に終了する。

まだまだ体力向上や、荷造りのことなど課題は多い。
だが、今回の縦走をやり遂げたことでワタシの中に大きな自信とヤル気ができた。
このモチベーションを持続させて、次の夏山縦走を目指そうと思う。

 

 

 

 



 

 

 

 






 

 


 

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