モノ言うサナギ

漫画連載目指す さなぎ のブログ。

幸せになる勇気 感想 ★★★★★

2017年03月13日 11時30分00秒 | 読書感想



大ベストセラー、嫌われる勇気の後編の書です。

赤い表紙がとても鮮やかな本で、タイトルもまさに自己啓発といった感じで前書より買いやすいと思います。


感想 ★★★★★

ネタバレ

3年後、先生を尋ねた青年は、アドラー心理学を打ち捨てるべく哲人のもとに参るところから始まります。

と言うのも青年はあれから教員となったのですがアドラーの教えを教育の場で実践しようとしたものの、生徒とうまく行かず学級崩壊したからです。

そしてアドラーの褒めない(褒めるから優越感とともに劣等感も生まれるため)教えは間違っていたと、哲人へ抗議、論破しようとまくし立てるわけです。


私も読みながら、アドラーの教えに違和感があったのは事実でした。

人間はどんな綺麗事を言っても、結局は競争社会に生きるから、どうしてもアドラーが(哲人が)共産主義や理想主義を提唱しているようにしか聞こえなかったんです。(青年が天才の殲滅などと過激なことを言ってますが、自分も哲人はポル○゚ト的なのかなぁ…と思ってました)

もちろん実際は青年も読者もアドラーを誤解をしているわけで…

それでよく、話し込んでみると、実は生徒(人)と上手くいかないのは、青年自身が自立していないからという答えになりました。


これにはちょっとビックリしました。青年は親元をとっくに離れており、経済的にも自立してるからです。

(この努力家で饒舌な青年が自立していないというならば私は何しても自立できないと思ったり)

ただここでいうアドラーの自立とは、人を思いやり、愛する事が本当の自立と言うことでした。

青年はまだ、人を真の意味で愛したりはしていなかったのです。

「愛されるよりも愛したいマジで」がほんとだったと言うことですね。J-POP侮れませんね。


そう言うわけで青年はまた、哲人の導きによってアドラーの原点に立ち返り、1本のさおの上を綱渡りするような、「今ここ」を、一生懸命ダンスし生きることを覚悟して、議論しつくしたあと、永遠のさよならをするわけです。


個人的(腐女子的)には青年が泣き崩れてくれればなお萌えましたね。笑

…この本の面白さは読んだ方が早いです。

読めばドーパミンがドパドパ出る、言うなれば危険本ですね。
何故国境を越えて大ヒットしたかよくわかりました。

一巻二巻、おすすめです。
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