ちょっと気になる京都の風景

京都人の私から見た身近な京都の風景や街の古い建築物、ちょっと気になる構造物などを少しマニアックな視点で紹介しています

「九条竹田街道」。 なぜ「大石橋」?

2010-02-21 21:00:00 | 京都市南区
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ここは竹田街道を九条から少し下ったところ。この竹田街道には昔 京都市電の伏見線が走っていました。そう思って見て頂くと このカーブ、何となく線路のカーブに見えてきませんでしょうか?
さて、「九条竹田街道」(竹田街道九条でもいいのですが、ここでは十条竹田街道に倣って"九条竹田街道"と書きます)。この交差点はずっと昔から「大石橋」と呼ばれてきました。
市電が走っていた時、九条線と伏見線が交差する その停留所名も「大石橋」でしたし、今の京都市バスの停留所名も「大石橋」です。
現在、この交差点の100mほど西に地下鉄「九条駅」があり、市バスは「次は大石橋、地下鉄九条駅です」と放送されます。
なぜここを「大石橋」というのか ず〜っと不思議なままなんですが、今回調べてみてもその由来は全くわかりませんでした。



竹田街道は車でよく通るのですが、この日はフラリと「大石橋」でバスを降り、細い路地を東に入ってみました。
その静かな路地にはいかにもレトロな銭湯が佇んでいました。


表通りの竹田街道にあってもよい位の立派な構えです。
まず、門をくぐって入るようになっていますが、中の唐破風屋根がまた渋いですね。


竹田街道から一つ東の細い裏通りを南に向いて…
あまり京都らしい雰囲気ではなく、何となくレトロな大阪って感じの街並みでした。
画面中央奥付近には何か気になる塔が…
その正体はキリスト教会の礼拝堂の尖塔でした。


さらに南へ歩くと、古い大きな農家が点在し このような土蔵も散見できました。
車でサッと通過するのと歩いてみるのでは、全く違った雰囲気を感じる事ができました。
ジャンル:
京都府
キーワード
キリスト教会
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8 コメント

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大石橋 (鳩特急)
2010-02-21 21:24:14
町歩きされているときの視点がいつもすごくて見入っております。
大石橋という名前について今まで考えたこともありませんでした。
近くのバス停であり、時々使っていたバス停だけに、
余計に目に留まっていなかったのかもしれません。
周りに川が今となってはありませんし、、、。
京都には消えた川が多く… (asashio82)
2010-02-21 22:14:51
UPしてから30分と経たない内にコメントを頂いたので吃驚しました。
いつもご覧頂いてるのですね〜。有り難うございます^^

「大石橋」、よく考えたら不思議ですよね。
この場所で鴨川や高瀬川の橋というのはかなり不自然ですし、ひょっとしたら市電が開通した頃にはここに何か川が流れていたのかも知れませんね。
京都には、街の発展とともに消えた(消された)小さな川が結構あると聞いた事がありますので。
御近所。 (わんだふる)
2010-02-22 19:35:41
竹田街道はよく通ります、見慣れた街並みですがブログにすると風情がありますなー!
初めまして! (asashio82)
2010-02-22 20:51:10
わんだふる さん
初めまして! ようこそお越し下さいました。 

普段、目にする街並みは視野の中の全てのものですが、部分的に切り取ったりするとまた趣きの違った感じになりますね。
そういった風景の切り口も狙っていますので、「ブログにすると風情がある」なんて云って頂けるとすごく嬉しいです

今後ともよろしくお願い致します!
Unknown (華子)
2010-03-22 23:54:43
初めまして。興味を持って拝見させていただきました。私も先日大石橋近くのお寺に行くことがあって疑問に思っていたところです。
http://onjweb.com/netbakumaz/kyoumap/kyoumap.htmlの古地図をみたら小さな川が竹田街道沿いに流れてます。それと大石内蔵助にゆかりのある泉涌寺があるし 山の向こうには大石神社があるのが関係しているのかな なんてひとりで思ってるんです。歴史に疎いので時代背景はわかりませんが…あくまでも素人の考えです。

また寄せていただきますね〜。

初めまして。 ようこそ! (asashio82)
2010-03-23 07:00:55
華子さん、初めまして!ようこそお越し下さいまして有り難うございます。^^

「大石橋」、なにか気になりますよね。(笑)
行った事はないのですが、橋のない 高知のはりまや橋と同じような感じでしょうか。
あの場所は近年、橋のモニュメントが整備されたとも聞きますが。。。

また、幕末古地図の情報有り難うございます!早速拝見させて頂きました。
当時は 確かに竹田街道の東に小さな川がありますね。
これは全く初めて知りました。これに架かる橋があって、「大石橋」と呼んでいたのかも知れませんね。
でも、華子さんのおっしゃるように、今度は「大石」というのが何なのか気になります(笑)
身近な京都もまだまだ面白い事が尽きないですね。
これからも「小さな」発見をして行きたいと思いますので、よろしくお願い致します^^

Unknown (sakon)
2010-05-15 18:21:41
始めまして。京都の失われた川をネットでいろいろ調べていましたら、このブログにヒットしました。
わたしの知り合いで、「大石橋」で生まれ育った80歳くらいのおじさんに聞いたところによると、武田街道に沿って(むかしはもっと狭かったでしょう)そこそこ中くらいの川が流れていて、九条通に「大石橋」という橋がかかっていたということです。
その川の名前は忘れてしまいましたが、今日調べたところでは、昔「今出川」という川があって、それが今の東洞院あたりを流れていたらしいということです。今出川通の名前はここからきています。(昔は北小路といったらしいけれど、今は北小路は六条の南にあります)この今出川が南下して流れていたのではと思っています。(すみませんが学術的な証拠はありません)
初めまして! (asashio82)
2010-05-15 22:22:27
sakonさま

初めまして!ようこそお越し下さいまして有り難うございます

「大石橋」。やはり 昔ここには橋が架かっていたのですね…
竹田街道に沿って川が流れていたという事実も、現在の、家が建て込んだ風景からは俄かには信じられない感じですね。

しかし、京都には失われた川が意外にも多くあるものですね。これらを想像の中で現代に発掘するのはとても楽しい作業です^^

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