にっきちょう

奈良好き岡山県民のblogです

春日山原始林

2016年12月30日 | 奈良散策

12/11 春日山原始林を歩いて来ました。
【日程】近鉄奈良駅→春日大社→春日山遊歩道→鶯ノ滝→興福寺別院鶯滝歓喜天→
大原橋・世界遺産記念石碑→芳山交番所→春日山石窟仏→首切地蔵→朝日観音→夕日観音→寝仏→高畑→
ならまち→近鉄奈良駅近くで解散

春日大社の創建以前から神体山として信仰され、後に東大寺や興福寺僧の修行場にもなった春日山。
おなじみの春日大社境内よりも奥の世界を一日歩いてきました。


10:00近鉄奈良駅集合。
行基前の広場に出てみると、あまりの人の多さに驚き
ちょうど奈良マラソンの日だったのでした!


登大路を行きます。一緒に混じって走りたい気分(笑)。


春日大社参道もマラソンコースに。


新装なった春日大社国宝殿
ショップやカフェも併設されているのだとか
ようやくマラソンコースと離れ、普段通りのウォーキングの雰囲気になりました。


春日大社へ皆さんでお参り。
春日の神様と元々の地主神・榎本神社の神様との土地の明け渡しをめぐるエピソードを先生がお話してくださり
大変興味深かったです。


水谷神社。背後は水谷川ですが、この辺り一帯は古来から磐座信仰があったそうです。
こちらの社殿の下に漆喰を塗った白い磐座があるのを初めて見ました。
ご本殿特別公開の際、第一殿・第ニ殿の間に白い磐座があるのを目にし
何だか特別な意味があるんだろうなと印象に残っていたのですが、水谷神社にも同様の磐座が存在していたなんて


水谷川。とっても小さい子鹿ちゃん


春日山遊歩道へ入っていきます。


春日山は神様の山であったため狩猟伐採が禁止され、原始林として残ったのだそうです。


天然記念物春日山原始林の碑。


静かに佇む仏頭石。


月日亭休憩所。


谷底に月日磐が見えました。すぐ上に「月日亭」という料理旅館があります。


ツクバネガシ。ナラ枯れ対策のためかビニールで覆われています。
天然記念物であり世界遺産でもある春日山原始林ですが、さまざまな危険にさらされているようです。


12月ですが、まだ秋の雰囲気も残ります


中水谷休憩舎。


花山 地蔵の背。
春日山の東側は「花山」と呼ばれます。
この山から寺社の榊、柴薪などの採取が許され
興福寺の「薪御能」もこの花山から採取した薪を使った明かりのもとで猿楽を演じたのがその名の由来だそうです。


春日奥山最大の山桜の木


左 鶯ノ瀧、右 高山神社を示す道標。
「春日山錬成会」に参加経験のある方がおられて、高山神社のことをお話くださいました。


鶯ノ滝に到着。
落差10mほどのこじんまりとした滝ですが美しい光景です。
こちらも昔は行場だったのでしょうか。


滝の前でゆっくり昼食休憩
朝コンビニで買ったホットのお茶がすっかり冷たくなっていました(^◇^;)
冬のウォーキングは暑いお茶を魔法瓶に入れてこないといけませんね〜


興福寺別院鶯滝歓喜天。
鶯ノ滝から少し登った所にあります。


大きな煙突状のものが出現!歓喜天と書かれています。
歓喜天さんは円筒形の厨子におられる事が多いようで、それを表現しているのかも・・?という話になりました。
そういえば子嶋寺千寿院の歓喜天(嶋投聖天)さんも筒状の小さなお厨子におられた
(綺麗な袋に包まれていましたが)のを思い出しました。


境内は下界と隔絶されたような不気味なまでの静けさ。
紅葉の盛りの時期には格別な美しさだろうと思いました。
鳥居がありますね。そういえば生駒宝山寺にも。
歓喜天さんに鳥居というのは何か意味があるのでしょうか。
今ある鐘楼は新しいものですが、梵鐘は奈良時代のものでなんと国宝。
現在興福寺に所属されているそうです。


石燈籠には「歓喜天」の文字があり、歓喜天さんの好物・大根の絵も彫られていました。
以前は建物があったようですが、災害により撤去されてしまったのだとか。
この興福寺別院歓喜天は今まで存在すら知らず、こうして訪れることが出来て大変貴重な機会となりました。


芳山交番所。
「芳山(ほやま)」は花山よりもさらに東に位置する山。
登ったことのある方に「芳山の二尊石仏」のお話をお聞きし、何だかとっても行ってみたくなりました。


春日山石窟仏。地蔵尊が中心の右側洞窟。


春日山石窟仏。大日如来、薬師如来が中心の左側洞窟。
左右合わせて大変大きな洞窟。18体の石仏が確認されていますが造立時期に違いが見られるようです。
石仏を彫ること自体も修行だったのでは、と先生。


石畳の道。


首切地蔵の前で休憩。ここからは個人的におなじみコース。
これまでは円成寺から柳生街道を歩いてくるコースばかりでしたが
春日山を周遊してこちらに至ったのは今回が初めてでした。


滝坂道。能登川に沿って奈良方面へ下っていきます。


朝日観音。


滝坂地蔵尊。


三体地蔵。


夕日観音。


寝仏。


この日のウォーキングもいよいよ終盤


妙見宮への分岐。

アスファルト道に出て高畑、頭塔の前、福智院の前、ならまちを通り
三条通りでJR組と近鉄組に分かれて解散となりました。
この日は10名で歩きましたが半数以上が女性でいつにも増してよくおしゃべりしました(笑)。
最後のならまちではいろんなお店を教えていただきました。

近鉄奈良駅で歩数を見ると30000歩を超えていました
(朝、八木でウロウロしていた分も入っていますが。)
奈良マラソンのランナーにとっても我々のようなウォーカー?にとってもありがたい
さわやかな冬の晴天の1日でした
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