にっきちょう

岡山県民による奈良旅日記

上淀廃寺

2017年05月05日 | 伯耆国

5/4 今年初の大山今回は元谷までの散策
登頂してきた人達によると6合目より上はまだ雪があるとのことでした。
次回、雪が完全にとけた頃に登頂を目指したいです。
その後大山の北西麓、米子市淀江町の「上淀廃寺(かみよどはいじ)」(白鳳期)へ。
近くには妻木晩田遺跡や向山古墳群もあり山陰の古代風景を大いに楽しめるエリアです。
上淀廃寺の特徴は何と言っても『法隆寺と並ぶ国内最古級の壁画』が出土したこと、
そして「一金堂三塔形式」の特異な伽藍配置にあります。
中心伽藍から背後の丘陵上の附属建物跡に至るまで史跡公園としてよく整備されており、
日本海まで見渡せる眺望も素晴らしかったです。
GWの混雑とは無縁のこの空間で大変心地よい時を過ごしました。
「上淀白鳳の丘展示館」では上淀廃寺金堂内の復元展示が圧巻。丈六三尊像と壁画に出会うことが出来ます。
出土した壁画片や塑像片も多く展示してあり、奈良の仏像との関連や比較を交えた解説が多くて興味深かったです。
先日の香薬師像の右手に続き、最近は白鳳時代に呼ばれているようですね


丘陵の裾野に広がる上淀廃寺。


復元図。


金堂跡の瓦積基壇。


「壁画・塑像は本来なら土に帰ってしまうものですが、火熱を受けたことで焼き固まって残ったものです」
火災に遭ったからこそ奇跡的に残ったのですね。


南塔(手前)と中塔跡。


南塔と中塔の基壇の間は思いのほか狭いです。


北塔の心礎。この塔は完成まで至ったのか疑問視されているようです。


中心伽藍全景。金堂の東側に三塔跡が南北に並びます。


中心伽藍より一段高い所にある附属建物(鐘楼あるいは経蔵?)。


附属建物と先行建物群の跡。


食堂あるいは政所?


上淀白鳳の丘展示館。


展示館の観覧券より。復元された原寸大の丈六三尊像と堂内荘厳。
中央の如来像は唐招提寺金堂の盧遮那仏像、脇侍の菩薩像は東大寺法華堂の不空羂索観音像を参考に復元したそうです。
そして三尊の周囲の壁面に復元壁画が描かれていました。


「遺跡を学ぶ」シリーズに今年3月に仲間入り


最後にお菓子の壽城で「すなば珈琲」を飲んで帰りました
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 二上山登山 | トップ | 外山から忍阪へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。